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◆プロパン産業新聞 2024年12月3日号
準工業地域での規制を緩和/中核充填所の貯量
 国土交通省はこのほど、危険物の貯蔵等に関する用途規則について、準工業地域における中核充填所の貯量の規制を緩和する方針。建築基準法において危険物を貯蔵・処理する建築物について、用途地域ごとに貯蔵・処理の量に応じて立地を規制しており、液化石油ガスについても準工業地域は35トンの制限を受けていることから、災害時にも自立的に稼働が可能となる中核充填所については、貯蔵量の緩和要望を提出していた。
 国土交通省では、2050年カーボンニュートラルの実現や2030年温室効果ガス46%削減目標の達成、さらには、今後、水素を含む新たなエネルギー源への転換が進み、関連施設を市街地に立地するニーズが高まることを見越して、危険物の貯蔵等に関する用途規制のあり方について検討会(危険物の貯蔵等に係る規制の合理化に関する検討会)を設置し検討してきた。
(詳細はプロパン産業新聞2024年12月3日付で)
非化石燃料10・6%増/令和5年度エネルギー需給実績
 経済産業省は11月22日、令和5年度のエネルギー需給実績を取りまとめた。それによると、最終エネルギー消費は前年度比3%減。うち都市ガスが4・1%減、石炭が4・0%減、石油が2・9%減、電力が2・5%減となった。
 企業・事業所他部門は製造業の生産活動停滞などにより減少、家庭部門もテレワーク実施率の低下の影響などで減少、運輸部門は微減となった。
 最終エネルギー消費を部門別で見ると、企業・事務所他が3・5%減(うち製造業は3・7%減)、家庭が4・4%減、運輸が0・6%減(うち旅客が0・6%減、貨物が0・4%減)。電力消費は、企業・事務所他が2・5%減(うち製造業は2・9%減)となった。
(詳細はプロパン産業新聞2024年12月3日付で)
16社の受賞を決定/製品安全対策優良企業
 経済産業省は11月25日、令和6年度製品安全対策優良企業の受賞企業を発表した。今年度は経済産業大臣賞の大企業製造・輸入事業者部門でLIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)が受賞したほか、審査員会賞(優良賞)にパロマ(名古屋市、小林弘明社長)を選出したほか16社の受賞を決定している。
 これは、民間企業の製品安全に対する積極的な取組みを促進し、社会全体として製品安全の価値を定着させるために実施しているもの。なお、令和7年度からは、「製品部門」を新設し、誤使用・不注意による事故リスクを低減した製品を表彰する予定。
(詳細はプロパン産業新聞2024年12月3日付で)
「水素調理器」普及へ/山形酸素
 山形酸素(山形市、島津康社長)は11月21日、H2&DX社会研究所(東京都千代田区、福田峰之代表)とのパートナーシップに基づく契約を正式に締結したと発表した。提携により、水素ガスを直接燃焼させる「水素調理器」を山形県内に普及させ、水素エネルギーを活用した持続可能な地域社会の構築に向けて具体的な取り組みを開始する方針。
 同社では、この画期的な技術を地域に根付かせることにより、次世代エネルギーの普及と環境負荷軽減を目指すとしている。
(詳細はプロパン産業新聞2024年12月3日付で)
東日本ロジスティクスセンターを公開/パロマ
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東日本エリア最大規模の
東日本ロジスティクスセンター
 パロマ(名古屋市、小林弘明社長)は、11月に新たに開設した茨城・龍ヶ崎市の東日本ロジスティクスセンターの内見会を同月21日に開催。内見会は4回開催し首都圏を中心に約300名のガス事業者が訪れ、物流体制のさらなる強化に向け施設拡充に取り組む同社の姿勢に対する注目の高さを示した。
 埼玉県の本庄物流センター、神奈川県のヤマタネ物流センター、千葉県の関東物流センターに続く関東エリアでは4カ所目。全国では9カ所目となる同センターでは、全品目の商品を管理しておりその総数は1万品目(温水機器全般・厨房機器全般・リモコンなどの付属品全般)に達し、風呂給湯器約10万台を保有する。敷地面積はドジャースタジアムのフィールドと同規模となる2万4791平方メートルを誇る。なお、関東物流センターは来年1月末に東日本ロジスティクスセンターに集約され稼働を停止する。
(詳細はプロパン産業新聞2024年12月3日付で)
リスクアセスメント対応指針説明会/都協
 東京都LPガス協会(尾崎義美会長)は11月25日、国分寺市の都立多摩図書館において「LPガス取扱事業者のリスクアセスメント対応指針説明会」を実施し約50名が参加した。
 冒頭、あいさつに立った佐藤祐司専務理事は「今年9月にLPガス取扱事業者のリスクアセスメント対応指針が改正されたが、本日は島嶼部から参加される方がいるなど、皆さんの関心の高さを痛感している。内容をしっかり理解し、社内で情報共有するなどして本日の説明会を活用していただきたい」と激励した。
(詳細はプロパン産業新聞2024年12月3日付で)
災害時供給の役割再認識/愛知県協
 愛知県LPガス協会(後藤庄樹会長)の中核充填所等委員会(委員長=中島望東邦液化ガス保安管理部長)は11月19日、豊田市の三河商事物流センターで「令和6年度愛知県中核充填所防災訓練」を実施した。同所での開催で、県下15中核充填所での訓練が一巡し来年度から二巡目に入る。
 当日は同所をメーン会場に、サブ会場として、東邦液化ガス江南充てん所(江南市)とサーラE&L名古屋西尾営業所(西尾市)の両社が併せて訓練を行い、愛知県、石川県エルピーガス協会(山本久雄会長)、愛知県LPガス協会西三河支部が協力した。
 訓練は、大規模地震が発生し、東海地方を中心として地震による建物倒壊・津波等の被害が広範囲にわたって発生したことを想定し、愛知県と豊田市、愛知県LPガス協会本部・各支部において災害対策本部が設置されたという想定で行われた。
(詳細はプロパン産業新聞2024年12月3日付で)
小野支店“リニューアル”/伊丹産業
 伊丹産業(兵庫県伊丹市、北嶋太郎社長)は、このほど兵庫県小野市の小野支店をリニューアルし、11月20日に関係者を招待し開所式を執り行った。
 今回のリニューアルにより、敷地面積は約5354平方メートルで、これまでの約4100平方メートルから大幅に拡張し、充填設備も従来の電子式10連回転充填機に加えて電子式8連回転充填機と電子式固定式充填機2基を増設し、電子式500キロ充填機1機を新設した。
 さらに北播磨エリアの営業と配送の合理化を進めるため、西脇支店と西脇都市ガス事業所も合流させ、事務所は鉄骨造2階建て(建築面積約348平方メートル)に新築し従来よりも拡張し、駐車場も89台分を確保した。
(詳細はプロパン産業新聞2024年12月3日付で)
コンセプトは「シンカ・ガス展」/広島ガスグループ
 広島ガスグループ(広島市)は11月16、17日の両日、同市中区の広島グリーンアリーナで顧客向け展示会「このまち思いエネルギー。ガス展+(プラス)2024in広島」を開催した。広島ガス、広島ガスプロパン、広島ガス東部、広島ガス北部販売、広島ガス西中国らが主催。
 今年のコンセプトは「シンカ・ガス展」。従来からの「ガス(天然ガス、LPガス)のある暮らし」に、ガス展初の新しいクリーンエネルギー「広島ガスの電気」をプラスした「このまち思い」で、“シンカ”したグループへの関心を高める機会とすることが狙い。“シンカ”には深化、進化、真価など多くの意味が込められている。
(詳細はプロパン産業新聞2024年12月3日付で)
お客さまと共感して作り上げる/ジェルコリフォームコンテスト
 日本住宅リフォーム産業協会(ジェルコ、望月俊彦会長)は「ジェルコリフォームコンテスト2024」表彰式を、京王プラザホテル東京(東京・新宿区)において11月19日に開催した。
 今年度デザイン部門には425点、ユーザーフォト部門には95点が応募。それぞれ厳正な審査が行われ、デザイン部門では33点、ユーザーフォト部門では8点が選出された。今年度のユーザーフォト部門最優秀賞はアルファテック・望月俊彦氏が受賞。ジェルコリフォームコンテスト2024デザイン部門全国最優秀賞はゆめや松長麻也氏が受賞した。
(詳細はプロパン産業新聞2024年12月3日付で)
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