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◆プロパン産業新聞 2024年9月10日号
取引適正化調査に0・6億円/経産省・令和7年度予算概算要求
 経済産業省は令和7年度予算概算要求をまとめた。LPガス関連予算の概算要求額は総額207・9億円で、令和6年度当初比25億円の減額となった。減額要因は、災害時に備えた燃料備蓄の推進事業の増加、国家備蓄基地の建設に係る借入金返済費用の減少によるもの。災害バルク推進事業補助は22・3億円(令和6年度当初16・1億円)と増額したほか、構造改善事業に5・9億円(同5・9億円)を要求。また、新規で液石法省令改正を踏まえた取引適正化調査として0・6億円を盛り込んだ。
(詳細はプロパン産業新聞2024年9月10日付で)
“LIBERTY PATHFINDER”命名式/アストモスエネルギー
 アストモスエネルギー(東京・千代田区、山中光社長)は9月4日、川崎重工業坂出工場において日本郵船(同、曽我貴也社長)と共にVLGC(大型LPガスタンカー)“LIBERTY PATHFINDER (リバティー パスファインダー)”の命名式を、取引先等の立ち合いの下で執り行った。
 同船は重油とLPガスを燃料として使用できる二元燃料エンジンを搭載しており、LPガスを燃料として使用する場合、従来船の重油焚きに比べ、排気ガス中の硫黄酸化物(SOX)が95%以上、二酸化炭素(CO2)が20%以上削減される。
 さらに軸発電機を搭載しており、主機からプロペラに繋がる軸の回転を利用して発電することで、更なるCO2削減が可能だ。
(詳細はプロパン産業新聞2024年9月10日付で)
自主取組宣言“年度内実現”を宣言/沖縄県協
 沖縄県高圧ガス保安協会LPガス部会(福原徹部会長)は9月3日、那覇市の沖縄産業支援センターで「液石法改正省令に伴うガイドライン説明会」並びに「自主取組宣言総決起大会」を開き、“自主取組宣言を年度内に実現”することを宣言した。
 福原部会長は、「2024年度は商慣行是正元年である。思い起こせばある一部の事業者から始まった悪しき商慣行は、今では建築、不動産、個人消費者からも『出来なければ対応してくれるガス事業者に切替える』等と言われている。しかし、我々業界は商慣行是正元年を千載一遇のチャンスと捉え、沖縄におけるLPガスを取扱う全事業者がこの機に足並みを揃え、悪しき商慣行を正し、売るものは売り、頂くべきものはしっかりと頂くという、他業種、業界が普通に行っている商売に戻し、会社の利益をしっかり確保し、我々の地位を取り戻していこうじゃないか」と呼びかけた。
(詳細はプロパン産業新聞2024年9月10日付で)
見えぬガス 見えぬ危険を 見る力/保安活動促進週間キャッチコピー
 特別民間法人高圧ガス保安協会(近藤賢二会長、KHK)は、令和6年度高圧ガス保安活動促進週間のキャッチコピーを、「見えぬガス 見えぬ危険を 見る力」に決定した。これに併せて、ポスターも作成し1日からKHKのECサイトにおいて販売を開始した。
 KHKでは毎年、高圧ガス保安活動促進週間(10月23日~10月29日)に向け、高圧ガスに対する保安意識の更なる向上を図るため、同週間のキャッチコピーを公募により広く募集している。
 今回の公募では、応募総数7584点の中からKHK内に設置した教育事業アドバイザリー委員会(委員長・澁谷忠弘横浜国立大学教授)における選考を経て、永井知行氏(九州サンソセンター大分工場)の作品を、キャッチコピー会長賞として選定したもの。同作品の応募者に対しては、10月25日開催の第61回高圧ガス保安全国大会において表彰する。
(詳細はプロパン産業新聞2024年9月10日付で)
製品安全4法施行へ議論/インターネット取引製品安全の課題
 産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会 製品安全小委員会(第15回)および消費経済審議会製品安全部会(第21回)は8月27日、合同会議を開き製品安全4法改正を踏まえた制度整備(海外事業者に対する措置など)について審議・報告した。
 製品安全4法改正を踏まえた制度整備では、海外事業者からの直接販売等を通じた製品の安全確保のための対応として、「PSマーク対象製品を海外から直接販売する際には、(現行の製造・輸入事業者と同様)海外事業者において、届出を可能とするとともに、技術基準への適合を求めることが適切」「重大製品事故の国への報告等を求めることが適切」、「海外からPSマーク対象製品の直接販売を行う事業者が、製品安全4法に基づく届け出を行う際、消費者の生命又は身体に対する危害の発生及び拡大を防止するために必要な措置を取らせるための者(国内管理人)の選任を求めることが適切」--などと整理している。
(詳細はプロパン産業新聞2024年9月10日付で)
LPガス・風力・太陽光・通信 地域強靭化に貢献/アストモスエネルギー
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寒冷地仕様次世代マイクロ風力発電機Type A
 アストモスエネルギー(東京・千代田区、山中光社長)は、金沢市のLPガス受け入れ二次基地である金沢ターミナル構内に設置を進めていたチャレナジー(同・墨田区、清水敦史社長)が開発した寒冷地仕様次世代マイクロ風力発電機Type Aの設置完成式典を9月4日に開催。同機は国内初の設置導入となり、実証試験を今後1年間実施する予定だ。
 同機は寒冷地や豪雪地帯での使用に特化した耐久性の高い次世代マイクロ風力発電機。積雪や凍結に強くアイススロー(風車に付着した氷が回転により周囲に飛び散る事象)を起こしにくく、垂直軸型サボニウス方式の設計のため風向きに依存せず安定した発電が可能なことが大きな特長だ。この設計によって、鳥がぶつかるバードストライクの回避のほか、風向の変化が頻繁な寒冷地でも効率的な発電を実現。
(詳細はプロパン産業新聞2024年9月10日付で)
5年ぶり配送コンテスト開催/東液供給センター
 東邦液化ガス(名古屋市、古山義洋社長)グループの物流を担う東液供給センター(同、濱島和久社長)では8月28日、名古屋市港区の名港事業所で、「2024年度第12回配送コンテスト」を5年ぶりに開催した。
 配送業務に携わる全従業員が競うコンテストを通して、基本作業の重要性の再認識と容器交換作業技能レベル向上と容器交換時の的確な供給設備点検業務を徹底することが開催の目的だ。
(詳細はプロパン産業新聞2024年9月10日付で)
現場安全衛生管理と建設業法等解説/I・T・O主催「ガスの極意2024」
 I・T・O(大阪府東大阪市、内海二郎社長)はWebセミナー「ガスの極意(ススメ)2024」を中級編を8月29日に、同上級編を9月5日に開催した。今回は8月22日の初級編と合わせて3週に分けて18講演を行った。
 中級編の内容は(1)調整器と高圧ホースの仕組みと選定(I・T・O)(2)切替型漏洩検知装置「検ちゃん」について(同)(3)LPガス用FRP製容器「プラコンポ」の概要について(中国工業)(4)LPガス容器収納庫・隔壁パネルについて(ホクエイ)(5)ガス検知・CO測定器及び酸欠について(理研計器)(6)LPガス関連法律の基礎(I・T・O)で、上級編は(7)補助金・車両のリース活用(T&Dリース)(8)ガス発電機について(デンヨー)(9)GHP・コジェネについて(ヤンマーエネルギーシステム)(10)バルク供給システムについて(I・T・O)(11)ベーパーライザーについて(同)(12)ガス配管と工事について(同)。7メーカーの担当者が12講演を行った。
(詳細はプロパン産業新聞2024年9月10日付で)
地元消防組合へ寄贈/京都府協宮津与謝支部
 京都府LPガス協会宮津与謝支部(岡本泰明支部長)が、宮津与謝消防組合消防本部に救命講習用訓練人形3体とAED(自動体外式除細動器)1台を寄贈することになったことから、その寄贈品受納式が8月22日、同府宮津市の同消防本部防災センターで実施された。
 支部から岡本支部長らが、協会本部から畑廣彦会長、小川優専務理事、足立経彦理事(同支部選出)らが、組合から堀井信哉消防長らがそれぞれ出席した。
 今回、寄贈した同人形は心肺蘇生法の訓練用で成人用、ジュニア用、乳幼児用が各1体。
(詳細はプロパン産業新聞2024年9月10日付で)
限定『北欧デザイン』/パロマ「FACEIS GRAND」
 パロマ(名古屋市、小林弘明社長)は、ビルトインコンロのFACEIS GRAND(フェイシスグランド)に、『北欧デザインシリーズ』として、ガラストッププレートの新色『スカンジナビアブルー』『ノルディックウォルナット』の2色を採用したタイプを、9月30日までの事前予約限定品としてリリースする。
 コロナ禍により定着した『職住融合』の暮らしにおいて、住宅内により癒やしや安らぎが求められており、フェイシスグランドの『スモークレスグリル』『ひろびろ×すっきりトップ』『ラ・クックグランオートメニュー』などの機能はそのままに、キッチンに立つことをより楽しめるトッププレートデザインとしている。
(詳細はプロパン産業新聞2024年9月10日付で)
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