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◆プロパン産業新聞 2024年3月26日号
他工事事故防止へ本腰/通達等改正に来年度着手
 産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会は3月19日、第18回液化石油ガス小委員会を開き、「液化石油ガス安全高度化計画2030」の取組状況や、2023年度の立入検査の実施状況及、2024年度立入検査の重点について報告した。また、高止まりする他工事事故防止対策について、委託事業報告書の検討結果に基づき、来年度に通達等の改正に着手する方針を明らかにした。なお、会合では全国LPガス協会、高圧ガス保安協会、日本LPガス供給機器工業会、ガス警報器工業会、日本ガス石油機器工業会など関係団体が目標達成に向けた取組状況を報告した。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月26日付で)
EJ約25%増の大幅伸長/全電化からの転換6218戸
 全国LPガス協会(山田耕司会長)は令和4年度の「需要開発推進運動の調査報告書」をまとめた。エコジョーズは商品不足による供給の遅れが回復したことなどから、前年度の13万8736台から17万1470台と3万2000台を超える約25%増の大幅な伸長となった。
 GHPは前年度比約21%増の1725台(前年度1422台)、エネファームは同約11%減の1789台(同2014台)、ハイブリッド給湯器は同約11%増の6623台(同5991台)、Siセンサーコンロは同約5%減の28万638台(同29万6768台)、ガス浴室暖房乾燥機は同約25%増の1万3920台(同1万1113台)。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月26日付で)
他工事によるガス管損傷/関係省庁等に協力依頼
 経済産業省産業保安グループガス安全室は3月7日、「建設工事等におけるガス管損傷事故の防止」について協力依頼を関係省庁および関係団体に対し行った。
 ガス事業者以外が行う建設工事等において、毎年ガス管を損傷する等の事故が発生しており、こうした事故は、全事故件数の約3割を占める状況が続いており、ガス事故の大きな要因の一つとなっている。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月26日付で)
有効期限・履行期限など災害特措法適用し延長措置
 経済産業省産業保安グループガス安全室は3月19日、「令和6年能登半島地震の対応状況等」について報告し、同日付の告示制定により、有効期限・履行期限等を講じるとした。
 LPガス輸入基地の「七尾基地」は、設備支障により出荷停止となり、この間、金沢基地、新潟基地、中京等の元売り基地間で連携して代替供給を継続。応急復旧工事を進め、1月15日から在庫分による限定的な出荷を開始し、3月1日からは船舶による在庫への受入れが可能となったことから、通常量の出荷を再開した。「七尾国家石油ガス備蓄基地」は、地震発生直後から設備の点検、補修を実施し、2月27日に応急復旧が完了した。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月26日付で)
全製造事業所で事故件数減少/高圧ガス事故 前年比40件減
 経済産業省高圧ガス保安室は、2023年の高圧ガス事故の発生状況をまとめ3月21日に開かれた高圧ガス小委員会で報告した。令和5年の高圧ガス事故は、23年の事故件数は、693件で対前年比40件減少した(高圧ガスまたは容器の喪失・盗難の件数は除く)。
 人身事故件数は40件(対前年10件増加)、うち、死者は3人(対前年1人増加)、負傷者(重傷者と軽傷者の計)は58人(対前年25人増加)となっている。また、重大事故は、A級0件(対前年0件)、B1級事故は4件発生。対前年比2件増加した。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月26日付で)
栃木県の小学校に出張授業/シナネンホールディングス
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5・6年生の生徒約100人を対象に出張授業
 シナネンホールディングス(東京・港区、山﨑正毅社長)およびシナネン(同、清水直樹社長)は3月5日、栃木県宇都宮市の城山中央小学校で、5・6年生の生徒約100人を対象に「エネルギーと太陽光発電」をテーマにした出張授業を行った。同社は、2023年2月に自社で開発した太陽光発電所「宇都宮シナネンソーラーパーク」の稼働を開始したが、隣接している城山中央小学校や地域住民の支援を受けながら稼働に至った経緯があった。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月26日付で)
商慣行改革をテーマに研修会/レモンクラブ
 レモンガスの販売店会のレモンクラブ(杉山元代表)は3月15日、東京・港区のAP品川で研修会を開催。首都圏を中心に40社を超える販売店から約70人が参加した。
 研修会では、「LPガスをめぐる商慣行改革について」をテーマにした講演が行われ、三部料金制度や無償貸し出しなど業界の注目を集める省令改正の今後の動向について参加者は理解を深めた。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月26日付で)
機器販売セールキックオフ/上野ガス
 上野ガス(三重県伊賀市、中井茂平社長)グループでは3月12日、本社で恒例の「2024年度ガス機器販売コンテストキックオフミーティング」を開催、役員をはじめ、セールリーダー、本社全社員、支店営業所、グループ会社の営業担当者など60人が参加した。
 冒頭、あいさつした中井社長は、昨年の反省として、「給湯器は健闘したものの、他のガス器具がなかなか売れず目標を達成できなかった」と振り返り、「ここ数年続く諸物価高騰で、お客さまに器具を買う経済的余裕がなくなり財布のヒモが固くなったり、部品がなくなるまで修理して使い続けるお客さまが増えていることも、成績が伸び悩んだ原因だと考えている」とした。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月26日付で)
約10年ぶりに中国地区全体のLPG車研修会
 中国地区LPガス協会連合会自動車部会は3月7日、松江市のサンラポーむらくもで同部会研修会を開催した。同連合会運営の変更後、同部会幹事、各県同部会の研修会はあるが、地区全体を参加対象とした研修会開催は約10年ぶりとなる。
 地球温暖化防止に向け、各業界が2050年CN(カーボンニュートラル)実現を目指すなか、市場では地方自治体を中心に走行時、温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)、NOX(窒素酸化物)を排出しないZEV(ゼロエミッション車)の導入に取り組んでいる。
 ZEVにはEV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)などが該当。「排出ガスがある」を理由に、燃料そのものはクリーンであってもLPガスを燃料とするLPG車は含まれていない。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月26日付で)
グリルの煙と臭いをカット/パロマFACEIS GRANDシリーズ
 パロマ(名古屋市、小林弘明会長兼社長)は、ビルトインコンロのFACEISシリーズをモデルチェンジし、FACEIS GRANDシリーズとして4月22日より発売する。同シリーズでは新機能としてグリル使用時の煙と臭いをカットする『スモークカットグリル』を搭載し、天板の清掃性を向上させる『ひろびろ×すっきりトップ』を採用。
 共働き世帯の増加や高齢化社会による「家事負担の軽減」「安全・安心」に対するニーズの増加に対し、「感動すっきり」「驚きクッキングテク」「さらに安心」の3つをコンセプトに開発をしたとしている。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月26日付で)
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