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◆プロパン産業新聞 2024年3月19日号
新電力シェア約16%/電力自由化の進捗状況
 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会電力・ガス基本政策小委員会は3月13日、第71回会合を開き、電力小売全面自由化の進捗状況および電力システム改革の検証について議論した。電力自由化による全販売電力量に占める新電力のシェアは、昨年11月時点では約16%、うち家庭等を含む低圧分野のシェアは、約24・1%となっている。なお、検証にあたっては、「電力小売販売を行う上で、旧一電グループの販売会社が競争上優位になるような営業活動を行っていることが散見されるため、公正な販売競争が行われているか実態調査を定期的に行い、その結果を踏まえた制度設計・注意勧告等を行ってほしい」などの意見が出されている。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月19日付で)
“LPガスの未来”開拓/JGE
 ジャパンガスエナジー(東京・千代田区、大浜健社長)は3月13日、東京都港区のアジュール竹芝で「JGEエコTENキャンペーン2023」の表彰式を開き、各部門の上位者を表彰した。同キャンペーンは、低炭素化促進をテーマにCO2削減量に換算し競ったほか、事例コンテスト部門では低炭素化およびレジリエンス強化等などにも観点を拡げて展開した。キャンペーンには80社、1619人がエントリー。
 冒頭、大浜健社長は、キャンペーンの成果であるCO2削減量換算に見合う金額をJGEクレジットとして、国土緑化推進機構、国際緑化推進センターに寄付することを報告し、「2023年度の燃転件数は3905件、CO2削減量は101万3380キログラム、JGEクレジットに換算した172万2715円を団体に寄付する。これは、CO2削減のみならず緑化にも貢献する仕組みであり、今後、より一層大きな輪にしていこうと考えている」と展望。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月19日付で)
“GAS GARNET”命名式/アストモスエネルギー
 アストモスエネルギー(東京・千代田区、山中光社長)は3月1日、川崎重工業坂出工場において日本郵船(東京・千代田区、曽我貴也社長)と共にVLGC(大型LPガスタンカー)“GAS GARNET(ガス ガーネット)”の命名式を、国内外の取引先立ち合いの元で執り行った。
 同船は2003年に竣工した「GAS CAPRICORN」以来の日本郵船との共同保有船となる。LPGに加えアンモニアも積載でき、今後需要の増加が見込まれるアンモニア輸送にも対応が可能だ(同一航海にて、貨物タンク毎にLPGとアンモニアを分けて積載可能)。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月19日付で)
ガイドライン見直しへ/省エネランキング制度を審議
 エネルギー小売事業者の省エネガイドライン検討会は3月15日、2023年度第1回会合を開き、省エネコミュニケーション・ランキング制度の運用及びガイドラインの見直しについて審議した。
 2023年4月の改正省エネ法の施行に伴い、指針を改正したが変更を加えた非化石エネルギーへの転換に資する情報、電気の需要の最適化に資する情報について、評価項目の重複等が存在。これらについて、エネルギー小売事業者に対して評価基準を明確に示すこととした。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月19日付で)
時代先取りし変化・飛躍/ニチガス会・ニチガスリビング会
 日本瓦斯(東京・渋谷区、柏谷邦彦社長)は3月8日、東京・千代田区の日本工業倶楽部でニチガス会・ニチガスリビング会合同の「2024年ニチガス春季合同研修会」を開催した。
 研修会ではパワーエックスの伊藤正裕社長が「パワーエックスが考える国産蓄電池を活用した再エネの可能性」。一橋大学の名誉教授・一橋大学CFO教育研究センター長の伊藤邦雄氏が「人的資本経営で社員の成長と会社の成長を同期させよう」をテーマに講演を行った。
 伊藤社長は、国内外のエネルギー情勢について排出起源の多くを占める電力・運輸部門での脱炭素化への取り組みが必須であり、化石燃料への依存は電気料金へ直結していることから、「再生可能エネルギーへのシフトは、グローバルなトレンドとして日本でも加速する」と分析した。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月19日付で)
「楽カジ」テーマに機器拡販/ミライフ
 ミライフ(東京・港区、塚越二喜男社長)は3月5日、東京・千代田区のシャングリ・ラ東京で「HOTな贈り物2023キャンペーン抽選会」を開催した。31回目の開催となる今回はカタログのテーマを『「家事ラク」ではじめる! ふだんのくらしに「ほっと」時間』をテーマに、毎日に暮らしがより快適により豊かになる家事の便利方法や家事楽商品をカタログで、Q&A方式で紹介し機器の拡販を図った。
 キャンペーンには203の販売店が参加。期間中の売上は約2億2000万円、カタログ配布部数は19万9070部、抽選応募件数は1344件となった。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月19日付で)
会員間の絆深める/東液会が第53回定時総会
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優良従業員8人が
石原社長(左から4人目)と
渡邊会長(同5人目)を囲み記念撮影
 東邦液化ガス(名古屋市、石原克典社長)の販売店で構成する東液会(渡邊峰夫会長)は3月6日、名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で、「第53回定時総会」を開催し、第3号議案の役員改選では、渡邊会長以下全役員の再選を決めた。
 あいさつした渡邊会長は、国際情勢について、「一昨年からのロシアのウクライナ侵攻以降、昨秋のイスラエル・ハマス紛争、最近では台湾有事の懸念が高まるなど混沌とするなか、LPガス輸入価格はCPが季節的要因で徐々に下がってはいるものの、円安の継続もあり、先行き不透明で、引き続き高値で推移するだろう」という見通しを述べた。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月19日付で)
“他工事”過半数占める/令和5年LPガス事故発生状況
 中部近畿産業保安監督部近畿支部保安課は、このほど同支部管内の令和5年のLPガス事故を公表した。1年間に27件発生し、原因別では他工事が14件発生し、事故件数全体の半数以上を占めた。
 経済産業省産業保安グループガス安全室では7日、他工事事故の防止に向けて関係省庁及び関係団体に「建設工事等におけるガス管損傷事故の防止について」と題した書面等で協力依頼を行ったほか、ガス事業者への対応として「建設工事等事業者に対し、工事を施工する前には必ずガス管等についてガス事業者・LPガス販売事業者等に照会・確認するとともに、ガス管を見つけた場合は、必ずガス事業者・LPガス販売事業者等に連絡すること等について周知を行うこと」などを要請した。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月19日付で)
設備の知識習得や取組姿勢“意識共有”/髙山産業
 髙山産業(髙山眞司社長)は、本社(岡山市北区清輝橋1)の屋外に「自立発電型20馬力GHP1基+災害対策型ガス栓BOXユニット」を、屋内に「保安ベルト&ボンベホルダーセット」を展示した。
 顧客・来客に見てもらうこと、PRすることが目的だが、本社1階フロアにはLPガス部、インダストリーソリューション部、エナジーソリューション部、SS事業部の部署(岡山支店含む)が置かれ、他部署相互には仕切りがない。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月19日付で)
新業務用ハイブリッド給湯/パーパス
 パーパス(静岡県富士市、髙木裕三社長)は、2017年より発売している業務用ハイブリッドガス給湯システムに新たなラインアップを追加し、4月1日から発売する。今までの製品は1日3000リットル程度のお湯を使用される店舗等に好評であったが、同製品は使用ピーク時に大量のお湯を使用される施設・店舗にも対応できるように業務用マルチ給湯器とヒートポンプユニットを組み合わせた、新たな業務用マルチハイブリッドシステムとした。
(詳細はプロパン産業新聞2024年3月19日付で)
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