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◆プロパン産業新聞 2023年12月12日号
LPガス消費者問題を審議/消費者委本会議
 内閣府消費者委員会(委員長・鹿野菜穂子慶應義塾大学大学院教授)は12月6日、第418回本会議を開き、消費者基本計画の検証、評価、監視(LPガスに関する消費者問題)について審議した。当日は資源エネルギー庁資源・燃料部燃料流通政策室の日置純子室長がこれまでの審議経緯、改正法令の方向性等を説明。国土交通省、公正取引委員会の取組みのほか、北海道生活協同組合連合会の川原敬伸氏がLPガス料金と契約の透明化・適正化に向けた課題などをプレゼンした。鹿野委員長は、公取に対して「この問題は取引の公正と健全な競争確保に関わるもの。引き続きLPガス販売における取引慣行について消費者の不利益につながることのないよう監視していただきたい」と要請し、「エネ庁の報告書に注目するとともに、本日の意見も含め、次期消費者基本計画に盛り込むべき課題として検討していく」とした。
(詳細はプロパン産業新聞2023年12月12日付で)
最終エネ消費2・9%減/R4年度エネ需給実績(速報)
 資源エネルギー庁は11月29日、令和4年度のエネルギー需給実績(速報)を取りまとめた。最終エネルギー消費は前年度比2・9%減で、うち石炭が同8・5%減、都市ガスが同2・6%減、石油が同2・5%減、電力は同1・8%減となった。
 企業・事業所他部門は物価上昇や海外景気悪化などで生産活動が鈍化したことにより減少、運輸部門はコロナ禍からの回復により2年連続で増加、家庭部門は微増となった。最終エネルギー消費を部門別に見ると、企業・事業所他が同6・1%減(うち製造業は同6・1%減)となった一方、運輸が同4・0%増、家庭は同0・5%増。電力消費は、企業・事業所他が同4・5%減(うち製造業は同4・2%減)、家庭が同5・0%増となっている。
(詳細はプロパン産業新聞2023年12月12日付で)
コスモHD筆頭株主に/岩谷産業
 岩谷産業(大阪・東京、間島寬社長)は12月1日開催の取締役会において、コスモエネルギーホールディングス(東京・港区、山田茂社長)の株式を、シティインデックスイレブンス、南青山不動産、野村絢氏より追加取得すること及び本株式取得を目的とした資金の借入を行うことを決議した。
 同社は、コスモとの間で、総合エネルギー事業では、LPガス、LNG等の販売・仕入等を行い、産業ガス・機械事業では、原材料の調達を行うなどの取引関係がある。
(詳細はプロパン産業新聞2023年12月12日付で)
リンナイに経済大臣賞/製品安全対策優良企業表彰
 経済産業省は12月6日、東京都中央区の中央区立日本橋公会堂で「第17回製品安全対策優良企業表彰」の表彰式を開き、経済大臣賞を受賞したリンナイ(名古屋市、内藤弘康社長)、優良賞のLXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)など8社を表彰した。
 同表彰は、経済産業省が製品安全に積極的に取り組んでいる事業者を公募・審査をして表彰する制度で、各事業者が扱う製品自体の安全性ではなく、各事業者が取り組んでいる製品安全活動が評価対象となっている。
(詳細はプロパン産業新聞2023年12月12日付で)
子どもたちに科学の楽しさを/大陽日酸キッズ理科教室
 大陽日酸(東京・品川区、永田研二社長)は、子ども向けの理科実験教室「大陽日酸キッズ理科教室」を11月18日に、本社近隣の品川区立後地小学校で開催した。
 この教室は、地域貢献活動の一環として、液体窒素を用いた実験を通して子どもたちに科学の楽しさを体験してもらい、好奇心や想像力を高める一助となることを目的に2007年より毎年開催しているもの。
(詳細はプロパン産業新聞2023年12月12日付で)
新業界秩序形成に努力/九州・沖縄地方懇談会
 エルピーガス振興センター(田中惠次理事長)は11月30日、「令和5年度九州・沖縄地方LPガス懇談会」を開催。九州・沖縄8県(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)の消費者、事業者のほか、行政機関、学識関係者ら46人が参加、「料金透明化・取引適正化」、「保安(LPガス事故の発生状況)」の2つのテーマで情報・意見交換を行った。
 22日に開かれた第7回液化石油ガス流通ワーキンググループ(WG)で示された、LPガスの不適切な取引を是正する制度見直しに向けた方向性について、資源エネルギー庁資源・燃料部燃料流通政策室の目黒満雄課長補佐が補足説明を行い、制度改正を待たずに通報フォームの早期開設や、三部料金制の徹底を図るため、7月までの議論では施行時期を3年後としていたが、新規契約について2年前倒ししたことなどを補足説明。
(詳細はプロパン産業新聞2023年12月12日付で)
テールゲートリフター講習会/千葉県協
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講習会のようす
 千葉県LPガス協会(小倉晴夫会長)は11月から12月にわたって5回、テールゲートリフター特別教育講習会を実施。座学は千葉市の千葉県ガス石油会館で、実技は同市の高度ポリテクセンターで開催した。講習会にはテールゲートリフター操作業務に6カ月以上従事した配送員などが参加した。
 講習会では(1)テールゲートリフターに関する構造知識(2)テールゲートリフターに関する作業知識(3)事故事例--などについて同協会の大入康永参与が解説を行った。
(詳細はプロパン産業新聞2023年12月12日付で)
プラシオラボ・Webツアーに約550人/新コスモス電機
 新コスモス電機(大阪市、髙橋良典社長)は11月28日、プラシオラボ・ウェブツアーを開催、業界関係者ら約550人が参加した。
 同ウェブツアーでは、住宅火災の現状とCO検知機能付き火災警報器・プラシオの機能について兵庫県三木市の同社プラシオラボから火災実験の中継を交えて、天ぷら油の火災において住宅用火災警報器の「煙式」と「熱式」の警報の違いや布団くん焼火災においてCOの早期発見の重要性を説明し、プラシオにより、お客さまの命や財産を火災から守っていただきたいとした。
(詳細はプロパン産業新聞2023年12月12日付で)
倉敷、児島、玉島支部が防災フェアでPR/岡山県協
 岡山県倉敷市が主催する今年度同市総合防災訓練「くらしき防災フェア」が11月23日、水島中央公園で実施され、県LPガス協会倉敷、児島、玉島の3支部合同で参加した。
 3支部は芝生エリアの一画に専用ブースを設置。震度5弱の揺れでガスメータがLPガスを遮断する安全性、可搬式LPガス発電機を稼働させ、停電してもLPガスで電気が作られる利便性を実際に見てもらった。
(詳細はプロパン産業新聞2023年12月12日付で)
軽量・コンパクト化を実現/G&ECOバイフューエル発電機
 G&ECO(東京・中央区、小島盛利社長)はLPガスとガソリンを燃料として使用できるバイフューエル発電機「エルソナ」シリーズの新機種『ELSONA GD5000SR』を発売する。2024年3月より出荷を開始する予定だ。
 新機種は定格出力LPガス4・5kVAガソリン5・0kVAと安心の高出力で全国の避難所や企業、大型の施設にも対応。重量は一般的な同クラスの発電機(80~120キログラム)と比べて半分ほどの52キログラムと軽量で、コンパクトな仕上がりとなっている。
 また、シリーズ初のハンドルが伸ばせる仕様で、キャリーケースのように持ち運べて移動もスムーズ。災害時、発電機を持ち運ぶ際も手間取らない。
(詳細はプロパン産業新聞2023年12月12日付で)
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