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◆プロパン産業新聞 2023年10月3日号
LPガス顧客基盤で独自NW/シナネンHDが実証実験
 シナネンホールディングス(東京・港区、山﨑正毅社長)は9月26日、BtoC事業のLPガス販売において培った顧客基盤を生かして、独自のITネットワーク基盤を構築し、LPガスボンベの利用量をはじめ、各事業エリア内の顧客および地域に関するデータの活用を目的とした実証実験を、10月より開始すると発表した。実証実験は2024年9月までを予定しており、その結果を踏まえて、今回の実証対象エリアおよび他事業エリアでも地域に根差したサービスの展開を検討するとしている。
 実証実験では、LPWAに加えて、新たに特定小電力無線ネットワーク技術を用い、シナネンホールディングスグループが独自に地域でのITネットワーク基盤を構築することで、顧客および地域の様々なデータを収集・活用し、地域に根差した新たな付加価値の提供を目指す。
(詳細はプロパン産業新聞2023年10月3日付で)
10月11日から取引を開始/東証「カーボン・クレジット市場」
 東京証券取引所(東京・中央区、岩永守幸社長)はカーボン・クレジット市場の市場開設日を10月11日に決定した。市場開設当初からのカーボン・クレジット市場参加者数は188者。同市場は日本国内において、本格的にカーボン・クレジットを集合的に取引できる場を提供するとともに、同クレジットの価格を公示する役割が期待される。
 同社は2022年、経済産業省の委託を受け、カーボン・クレジット市場の実証事業を実施。上場会社のほか、一般の事業会社や金融機関、地方自治体関連など183者が参加。政府が保有する再エネや省エネを起源したJ-クレジットの市場内売却などが実施され、期間中、合計14万8933トン-CO2の売買高を記録した。
(詳細はプロパン産業新聞2023年10月3日付で)
日頃磨いた提案スキル競う/アストモスエコ会・東北
 アストモスエネルギー東北支店(松井正樹支店長)の特約店などで組織するアストモスエコ会・東北は9月26日、仙台市の仙台市民会館を会場に「セキュリティサービストークコンテスト」を開いた。当日は東北各県から7人の選手が参加し、日頃の提案スキルを競った。栄えある最優秀賞には山二の鈴木俊氏、優秀賞には仙台プロパンの早坂将喜氏、アストモスリテイリングの榎戸一翠氏が輝いた。
 開会に際して松井支店長は、「最近AIやWEB等を活用した販売などもあるが、やはり対面は大事であるとの認識からコンテストがある。AIは人の気持ちを汲むこと、想像性のある会話、合理的でない判断は苦手だ。やはり、お客さまと直接対面することで潜在ニーズを引き出すことが重要になる」とコンテストの意義を説明し、「選手の皆さんが楽しく演技できるよう雰囲気づくりをお願いしたい」と来場者に呼びかけた。
(詳細はプロパン産業新聞2023年10月3日付で)
ミライフカーボンニュートラルLPガスの販売を開始
 シナネンホールディングス(東京・港区、山﨑正毅社長)の子会社で、LPガス・電気・灯油等のエネルギー販売事業を展開するミライフ西日本(大阪市、中川進弘社長)、ミライフ(東京・港区、塚越二喜男社長)、ミライフ東日本(仙台市、小松良則社長)、ミライフ北海道(札幌市、大塚哲也社長)は、CNを目指す取り組みの一環として、クレジットの購入によりCO2排出量を実質ゼロとすることが可能な「ミライフカーボンニュートラルLPガス」を全国のミライフ事業所で9月26日から販売を開始した。
 「ミライフカーボンニュートラルLPガス」は、LPガスの採掘から最終消費までのライフサイクルで排出されるCO2排出量を、クレジットの購入によりオフセット(相殺)することで、CO2排出量を実質ゼロとするLPガス。2023年度は3000トン、2027年度は3万トンのCO2排出量の削減を目標とし、ミライフ各社で取り組みを推進する。
(詳細はプロパン産業新聞2023年10月3日付で)
CNLPガスの普及を促進/サンワ会が57回総会
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サンワ会57回総会のようす
 サンワ(前橋市、遠藤宗司社長)の販売店会サンワ会(宮田洋会長)は9月21日、群馬県利根郡の水上温泉ホテル聚楽で第57回定期総会を開いた。
 今年度はテーマに「CNLPガスの普及促進」を掲げ、「CNLPガスの認知度の向上」「環境負荷低減型商品の提案販売」「LPWAの設置推進」の3つを軸に、CN実現を推進するCO2削減と配送の効率化などによる業務の効率化を図る方針だ。
 宮田会長は、コロナ禍やロシアのウクライナへの侵攻などについて触れたうえで、「原油価格を含め、さまざまな物価が上昇し国民生活を苦しめている。しかし、8月の消費意欲指数はこの5年で最も高い水準となっており明るい兆しが見えている。サンワ会では一丸となって、CNLPガスやエコ機器の拡販に取り組むことで、保安と安定供給に加え環境にも配慮した取り組みを推進したい」と考えを述べた。
(詳細はプロパン産業新聞2023年10月3日付で)
社会福祉法人と防災協定/東京都協北多摩南部支部
 東京都LPガス協会北多摩南部支部(高橋淳二支部長)は9月22日、調布市の社会福祉法人「東京かたばみ会」(小田切光男理事長)と調布市ちょうふの里において災害協定締結式を開いた。
 同施設は、公設民営の先進的施設で、現在、特別養護老人ホームには100人の入所者がおり、ショートステイや包括支援センターも併設されている。
 冒頭、尾崎義美会長は、「今後、ガソリンスタンドが電気自動車の普及によりなくなる危険性も出てくる。発電機の燃料をどのように確保するか、調達が難しくなってくるのではないか」としたうえで「今でも全国の半数近くの家庭や事業所でプロパンガスが利用されている。LPガスは、液体燃料のガソリンや軽油とは違い、水害にも強い。液体燃料は酸化するため、2年に1回は交換しなくてはならない。また、持ち運びも不便だ。さらに、火災の際には危険が伴う。一方、プロパンガスは安全である。全国的に液体燃料の発電機に代わって、LPガス仕様の発電機が普及してきている。私どももこれを普及すべく頑張っているところだ」と強調した。
(詳細はプロパン産業新聞2023年10月3日付で)
変化に対応し保安高度化を/中液協 令和5年度保安講習会
 中部液化石油ガス保安協議会(新美良夫会長)は9月20日、名古屋市中村区の名鉄グランドホテルで「令和5年度保安講習会」を開催した。
 冒頭、あいさつした新美会長は、米国EV大手テスラが導入、自動車の車体をダイカスト鋳造プレスで一体成型する新手法“ギガキャスト”を引き合いに、「トヨタも導入に向け取り組んでいる画期的な車づくりの手法で、時代に合わせた新技術や手法が登場し大きく変化していると感じている。液石法保安のあり方も変化し進化している」として、技術や手法の変革の重要性を説いた。
(詳細はプロパン産業新聞2023年10月3日付で)
ノーリツは障がい者社会参画を紹介/王子動物園で「SDGzoo」
 ノーリツ(神戸市、腹巻知社長)は9月23・24日、神戸市立王子動物園で行われたイベント「王子動物園で学ぶ SDGzoo(毎日新聞社主催、神戸市立王子動物園共催)」に協賛し、同社の特例子会社であるエスコアハーツの聴覚障がいのある従業員を中心に、子供たちに動物の名前の手話をレクチャーするなどコミュニケーションを図った。
 同イベントは、SDGsとZOOを絡め、動物を通じて子どもたちに環境問題や持続可能な社会などを、より身近に考えてもらうことが目的。
 ノーリツグループでは、障がい者の社会参画に向けた自立支援活動と国内資源循環を両立した「人に笑顔プロジェクト」を実行し、同イベントの趣旨に共感・賛同し、神戸の企業が取り組んでいるSDGs実現に向けた活動を、より多くの方に知っていただきたいという思いから出展した。
(詳細はプロパン産業新聞2023年10月3日付で)
「階段マーク」でSDGs実践/広島ガスプロパン
 広島ガスプロパン(広島県海田町、泉博之社長)は、重点取組4項目からなる「広島ガスプロパングループSDGs」を宣言し、22年1月15日付で対外的に公開。それ以降、各部署においてSDGs目標達成に向けた取組を実践している。
 管理部では「健康増進に向けて」をコンセプトに、従業員への「階段利用促進」を呼び掛け。同4項目の一つ「働きやすい社会のために」に、SDGs目標(3)「すべての人に健康と福祉を」に貢献できると位置付ける。
 本社が入居する海田センタービルは4階建て。ビルの両端の2カ所の階段に「階段マーク」を、スタート(1段目、1階)からゴール(65段目、4階)まで、10段ごとに計7枚貼付。マークには上り下りすることで1キロカロリー減につながることを示した。
 2カ所ある階段の1カ所はエレベーターが併設。来客用の制限はなく、従業員も利用できる。同社は2階、3階、4階に入居するが、従業員の多くは4階の部署に勤務するため、65段を駆け上るのは正直きつく、エレベーター利用の従業員が散見する。
(詳細はプロパン産業新聞2023年10月3日付で)
屋内・屋外でマルチに使用/岩谷産業がカセットガス暖房機
 岩谷産業(大阪・東京、間島寬社長)は、屋内・屋外で使用可能なマルチなカセットガス暖房機を開発した。Iwataniブランドでは「マル暖」、FORE WINDSブランドでは「MULTI HEATER(マルチヒーター)」のダブルブランド・ダブルネームで、9月22日から同社の公式オンラインショッピングサイト「イワタニアイコレクト」、全国のホームセンター、家電量販店、大型スーパー、専門店、同社コンセプトショップ「Iwatani Outdoor Shop BASE」などで発売開始した。
 屋内外兼用であるため、部屋の暖房としての使用はもちろん、アウトドアやキャンプなどの屋外シーンでも大活躍。暖かい空気が上に向かって放射する「対流式」なので、天板部分が加熱され、やかんを置けばお湯を沸かすことができる。冬場の乾燥時には暖を取りながら加湿も可能だ。
(詳細はプロパン産業新聞2023年10月3日付で)
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