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◆プロパン産業新聞 2023年4月11日号
約1294万トン、前年度比1・4%減/2023年度のLPガス需要
 総合資源エネルギー調査会資源燃料分科会石油・天然ガス小委員会は3月31日、石油市場動向調査ワーキンググループ(座長・橘川武郎国際大学副学長)を開き、「2023年度~2027年度石油製品需要見通し」をまとめた。電力用を除く2023年度のLPガス需要は、昨年度のコロナウイルス感染症拡大に伴う影響による反動からの落ち着きにより前年度比1・4%減の1294万トンと想定した。部門別では家庭業務用について前年度比0・3%減、自動車用(前年度比7・9%減)、工業用(同2・1%増)、都市ガス用(同18・2%減)、化学原料用(同5・4%増)と試算した。一方、2022年度の実績見込みは、1312・2万トン(前年比4・7%増)となった。
(詳細はプロパン産業新聞2023年4月11日付で)
複合品の解釈を追加/製品安全規制を見直し
 産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会製品安全小委員会は3月28日、第10回会合を開き、「ガス用品、液化石油ガス器具等における複合品の明確化(ガス事業法、液石法)」など製品安全規制の見直しについて審議した。
 これは、ガス事業法におけるガス用品、液石法におけるLPガス器具等における複合品の解釈が明記されていなかったため、必要な解釈を技術基準解釈通達に追加するもの。今後、パブリックコメント等を経て、2025年度中の改正を目指す。
 コンロとしての煮炊き調理機能と、ストーブとしての暖房機能を併せもつガスカードリッジを用いるようなガス燃焼器具については、液石法に基づく「カートリッジガスコンロ」および「屋外式カートリッジガスストーブ」の区分に含まれている。二つの技術基準のどちらにも適合している必要があるが、これまで技術基準解釈通達では明記されていなかった。
(詳細はプロパン産業新聞2023年4月11日付で)
“一挨一拶の大切さ”説明/ENEOSグローブ江澤和彦社長
 ENEOSグローブ(東京・千代田区、江澤和彦社長)は4月3日、本社にて入社式を執り行った。
 江澤社長は、新入社員へのメッセージとしてLPガス業界を取り巻く環境などにふれたうえで、4月に新たに定めた経営理念について説明。「社会的使命を表わす“ミッション”と、その遂行のために我々が実践すべき日頃の行動・態度を表わす“バリュー”を組み合わせた構成になっている。バリューについては、社名のグローブを英語表記にし、それぞれのアルファベットを頭文字として“グロース、リーダー、オープン、ベーシックス、エフォート”の5つの言葉をあてはめている」と紹介。また、「毎日、朝ごはんを食べよう」、「メモを取ること」、「挨拶をしっかりしよう」の3つの習慣づけの大切さについて話した。
(詳細はプロパン産業新聞2023年4月11日付で)
エネクスで「わくわくドキドキ」/伊藤忠エネクス吉田朋史社長
 伊藤忠エネクス(東京・千代田区、吉田朋史社長CEO)は4月3日、26人(男性14人、女性12人)の新入社員を迎え、霞が関本社において入社式を執り行った。
 吉田社長のあいさつは以下の歓迎のメッセージを贈った。
 みなさんにとっての幸せとは何でしょうか?答えはたくさんあるでしょう。本日は、幸せに対する私の定義は、いったん「わくわくドキドキする」こととします。私も実は今日から社長です。社長初日。君たちも新人初日、同じようなものです。どんな新人生活になるのか?どんな社長生活になるのか?やってみないとわからない。「わくわくドキドキ」、これが大事です。
(詳細はプロパン産業新聞2023年4月11日付で)
新入社員61人が入社/Gas Oneグループ入社式
 サイサン(さいたま市、川本武彦社長)を基軸とするGas Oneグループは4月1日、サイサン本社8階にて、「令和5年度Gas Oneグループ入社式」を開催。本年度は、新入社員61人(サイサン47人、東京ガスファーストエナジー7人、いちたかガスワン6人、栃木ガス1人)が入社した。
 川本社長は、「Gas Oneグループは2045年に創業100周年を迎えるにあたり、『わが国を含めアジア・太平洋地域において総合エネルギー・生活関連事業でリーディング企業になる』というビジョンを掲げている。22年後には皆さんが最前線で働いている時期だと思う。是非、皆さんと一緒に走っていきたい」と熱いメッセージを贈った。
(詳細はプロパン産業新聞2023年4月11日付で)
供給量大幅拡大の目標新設/水素基本戦略骨子案を提示
 「水素・燃料電池戦略協議会」(座長・柏木孝夫東京工業大学特命教授)は4月5日、水素基本戦略の骨子案を示し、水素製造に伴う二酸化炭素(CO2)排出量を抑えていく方針を記載した。次世代のエネルギーとして期待される「水素」の本格導入に向け政府は4日、官民合わせて15兆円の投資を目指す、新たな方針案を表明している。
 政府は、30年度までに温室効果ガスの排出量を13年度比で46%削減し、50年までに実質ゼロとする「カーボンニュートラル」の実現を掲げており、そのなかで水素は燃焼時に温室効果ガスを出さないため、次世代エネルギーの柱として期待されている。
(詳細はプロパン産業新聞2023年4月11日付で)
伊賀市が料金補助事業/三重県協が実施団体に
 三重県LPガス協会(中井茂平会長)が実施団体となり、地方創生臨時交付金を活用、伊賀市より補助を受けて、伊賀市内居住のLPガス消費者に対して行う料金負担軽減支援補助事業=本紙4月4日付5面既報=の公募説明会が4月4日、伊賀市のゆめテクノ伊賀で開かれ、市内でLPガスを供給している事業者ら53人が参加した。
 事業の概要は、市内のLPガス利用家庭・企業等を対象に、1ガスメータ1月あたり400円(税抜)の料金値引きを行った事業者に値引き原資を補助するもの。
(詳細はプロパン産業新聞2023年4月11日付で)
4校にLPガス設備導入/大東市中学校体育館空調機設置事業
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体育館の空調利用はプリペイド式を採用した
 大阪府大東市(東坂浩一市長)は令和4年度に地域に開かれた安全安心な学びの環境づくりを推進するため、中学校体育館空調機設置事業を実施し、四条、北条、住道、諸福の4校に災害バルク補助金を利用してGHPと定置式非常用発電機を導入した。
 市内には8校の市立中学校があり、今年度に残りの4校の体育館にも災害バルク補助金を申請のもと同様のLPガス設備の設置を予定している。
 LPガスの供給は大阪府LPガス協会(植山哲志会長)北東支部大東部会の販売店が集まって令和3年10月に設立した大東ガス(村川充社長)が行っている。
(詳細はプロパン産業新聞2023年4月11日付で)
営業の指揮命令系統一本化/広島ガスプロパン
 広島ガスプロパン(広島県海田町、泉博之社長)は4月1日付で、「ガス販売量の拡大、ガス外収益の拡大」「適正な料金施策による利益の維持・拡大」「グループ全体へのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進」を目的とした組織変更を行い、今年度のスタートを切った。
 「ガス販売量の拡大、ガス外収益の拡大」では、販売促進事業部(卸売営業)と需要開発事業部(直売営業)を統合。指揮命令系統を一本化し、情報の一元化、営業リソースの共有、営業の効率化を図ることで顧客数、ガス販売量を拡大するとともに、ガス外商材の販売を強化する。
(詳細はプロパン産業新聞2023年4月11日付で)
2つの業界初技術を搭載/ノーリツ国内新商品戦略&温水新商品
 ノーリツ(神戸市、腹巻知社長)は、業界で初めてオゾン水除菌ユニット“AQUAOZONE(アクアオゾン)”と人体熱モデル技術“HIITO(ヒート)”を搭載したガスふろ給湯器GT-C72シリーズと無線LAN対応高機能リモコンRC-K001Wシリーズの新商品発表会を4月5日に開催した。
 発表会では腹巻社長が、新商品の紹介とあわせて、日本の2030年社会課題解決を目的にした、新しい商品戦略テーマ『NORITZ For 2030』を発表。加えて、おふろを清潔な環境にする大切さを啓発する「日本のおふろをもっとキレイにプロジェクト」のスタートも発表された。同プロジェクトにはアース製薬、ジョンソン、東邦が賛同し参画している。
(詳細はプロパン産業新聞2023年4月11日付で)
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