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◆プロパン産業新聞 2022年9月13日号
LPガスの利用可能性指摘/都市ガス需給対策案
都市ガス供給側の検討求める

 総合資源エネルギー調査会電力・ガス基本政策小委員会のガス事業制度検討WG(座長・山内弘隆一橋大学名誉教授)は9月5日、「都市ガスの需給対策について(案)」をまとめた。これは、国際動向によって今後のLNGの供給にリスクがあるなか、ガス需要が高まる冬季に向け、ガスの安定供給に係る対策の方向性を取りまとめ、対策を講じるもの。報告書では、LNGの調達と事業者間のLNG融通、調達に対する国の支援や節ガス要請などについて記載。代替エネルギー等の活用では、「石油等に比べ、二酸化炭素の排出が相対的に少ないLPガスについては、国内に備蓄もあり、カントリーリスクがLNGと異なるという特徴も踏まえて、需要家側だけでなく、供給側である都市ガス事業者側においても利用可能性を検討することが重要」とした。
(詳細はプロパン産業新聞2022年9月13日付で)
LPガス充填所を開所/ガスワンラオス社
ラオス国民の生活向上に貢献

 Gas Oneグループの「Gas One Lao Co., Ltd.(ガスワンラオス社)」は9月2日、ラオス国の首都ビエンチャンのCrown Plaza Vientianeホテルで、LPガス充填所開所式を開催した。
 同社は2019年4月にサイサン(さいたま市、川本武彦社長)がラオス国で設立したLPガス事業会社。今回完成したLPガス充填所は、同国でのさらなる事業の拡大を目指すために建設した。
 充填所の所在地は、サイセタ特別経済開発工業団地(約1万平方メートルの敷地面積)で、50トンのLPガス貯槽1基、バルクローリ用充填施設とシリンダー充填棟を有している。
(詳細はプロパン産業新聞2022年9月13日付で)
中小向けインセンティブ詳細検討/日協
第49回LPガス保安講演会

 日本LPガス協会(江澤和彦会長)は9月2日、LPガス製造事業者および同消費施設設置事業者等を対象とした恒例の「第49回LPガス保安に関する講演会」をオンライン形式で開催した。今回は、「高圧ガス保安行政について-スマート保安を中心に」をテーマに経済産業省産業保安グループ高圧ガス保安室の松浦高司室長補佐と「保全活動の根底5S・3定を見つめなおす」と題してジット経営研究所の古谷誠代表取締役がそれぞれ講演した。
(詳細はプロパン産業新聞2022年9月13日付で)
佐藤真菜・内藤北斗両氏進出/JGE東日本支店
トークコンテストで提案スキル競う

 ジャパンガスエナジー東日本支店(山本学支店長)は9月7日、東京・千代田区のKKR東京で「2022年度JGEトークコンテスト関東地区大会」を開いた。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底するため、競技者、会場審査員など関係者以外の会場参加は行わず、オンライン中継を取り入れた。
 今年度はテーマを「お家を楽しく!快適・豊かなガスライフ!」と設定し、10社10人が出場。参加人数が多かったため、2会場で競技が行われた。審査の結果、最高賞のゴールド賞に佐藤真菜氏(エネジン)と内藤北斗氏(サイサン)の2人が選ばれた。両氏は来る11月18日、東京・港区のグランドプリンスホテル高輪で開催予定の全国大会に出場し、各地区の優勝者と日本一をかけ提案スキルを競う。
(詳細はプロパン産業新聞2022年9月13日付で)
VLGC新造船命名式/アストモスエネルギー
二元燃料船“LUPINUS PLANET”

 アストモスエネルギー(東京・千代田区、小笠原剛社長)は9月2日、川崎重工業坂出工場において、船主である日本郵船(東京・千代田区、長澤仁志社長)とともにVLGC(大型LPガスタンカー)“LUPINUS PLANET(ルピナスプラネット)”の命名式を執り行った。
 同船は、LPガスも燃料として使用できる二元燃料エンジンを搭載したVLGCであり、LPガスを燃料として使用する場合、従来船の燃料油焚きに比べ、排気ガス中の硫黄酸化物(SOx)が85%以上、二酸化炭素(CO2)が15%以上削減できる。CRYSTAL ASTERIAに続いて、アストモスエネルギーの船団2隻目の二元燃料船となる。
(詳細はプロパン産業新聞2022年9月13日付で)
コスト増は100億円と試算/パナマ運河通航料値上げ
 パナマ運河庁(ACP)が7月、2023年から段階的に通航料の値上げを決めた。LPガスの輸入コストに上昇による影響が懸念されている。値上げは25年1月まで段階的に引き上げ、22年比189%の増加となり、国内全体のコストは単純計算で年間約100億円の負担増となる見込みだ。
 ACPは今年4月に「料金システム変更と規定改定」を輸入会社に伝えてきた。それを受け5月17日付で、日本LPガス協会は、韓国、中国の主要なLPG輸入元売は連盟でACPのパブリックヒアリングに意見書を提出。見直しを求めていた。
(詳細はプロパン産業新聞2022年9月13日付で)
火災予防対策にも寄与/静岡県協西部支部
photo
特大のパネルを持つ
名倉支部長(左)と猪又正次会長、
静岡県協会西部支部幹部
LPガス普及のクリアファイル贈呈

 静岡県LPガス協会西部支部(名倉政隆支部長)は9月5日、浜松市消防局でLPガス普及拡大と火災予防啓発を目的としたクリアファイルの贈呈式を開いた。
 贈呈式には、名倉支部長をはじめ、亀山作次、大石道明、木俣隆史、和田倫雄の四副支部長と、本部から諏訪博県副会長らが参加した。
 クリアファイルは、県西部の消防機関との協力し、LPガス普及啓発と火災予防の双方の内容を表裏に印刷し7000枚作製したもので、西部地区7カ所(浜松市消防局、御前崎市・菊川市・掛川市・磐田市・湖西市消防本部・袋井市森町広域行政組合袋井消防本部)の消防長で構成する静岡県西部地区消防長会へ寄贈した。
(詳細はプロパン産業新聞2022年9月13日付で)
発電機等を出展/展示コーナーに徳島県協
防災の日に徳島県総合防災訓練

 徳島県(飯泉嘉門知事)は9月1日、三好市の県立西部防災館前河川敷を主会場にて令和4年度総合防災訓練を行い、防災に関する各種展示コーナーを設けるなかで徳島県エルピーガス協会(中川正道会長)はLPガス非常用発電機等を出展した。
 1日は防災の日で170機関から約1200人が参加した。同訓練では、県西部を震源としたマグニチュード9の地震が発生し、県内で震度7を観測。三好市で家屋倒壊や道路の寸断が起き、集落が孤立したとの想定で、平成30年7月豪雨の被災地支援を通じて得られた受援体制の強化や生活に欠かせない水の確保といった課題を踏まえ、地域防災力の充実・強化をテーマに実施された。
(詳細はプロパン産業新聞2022年9月13日付で)
“積極的に”オンライン/山口県協
LPガス機器需要開発セミナー

 山口県LPガス協会(床西悟会長)は8月下旬の計5回、会員対象の「LPガス機器需要開発セミナー」を開催した。少子高齢化による世帯数の減少など、中長期的にLPガス消費量の減少が予想されるなか、LPガスの需要確保につながるLPガス機器の販売強化に取り組むことが狙い。
 加えて、デジタル化における業務効率化の推進など、LPガス業界による積極的な関わりが求められていることへの一助とすることも目的とする。
 開催方式は、Web会議サービス「Zoom」によるオンライン参加を原則に、新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、協会事務局(山口市)への参集も各回先着20人で認めたが、セミナー4(8月26日)を除き、参加者はオンラインのみであった。
(詳細はプロパン産業新聞2022年9月13日付で)
CNテーマにセミナー/秋田県協
低炭素に繋がるLPガスのニーズは

 秋田県LPガス協会(高橋弘隆会長)は8月26日、秋田市の秋田キャッスルホテルで「令和4年度カーボンニュートラル(CN)セミナー」を開き、アストモスエネルギーの矢木勉副社長および松井正樹東北支店長が、「LPガス業界のCN等時代を踏まえた現状認識と対応について」をテーマに講演した。
 冒頭、工藤保則副会長は、「CNだけでなく、ロシアによるウクライナ侵攻、コロナウイルスなどが様々な要因が業界に影響を及ぼしている。また、気候変動による災害も意識しながら仕事を進めなければならず、災害対応能力や安定供給を考えた場合、電気一辺倒で良いのか一度考える必要がある。CNにより急に電気に代わるわけではない。グリーン化などLPガス自体が変わっていくかもしれないが、生活に期するエネルギー、社会に貢献するエネルギーとして維持していかなければならない」と指摘。
(詳細はプロパン産業新聞2022年9月13日付で)
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