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◆プロパン産業新聞 2022年3月29日号
省エネ情報の提供状況を評価/新「省エネガイドライン」施行
プラン名称意図の適切説明求める

 経済産業省は4月1日から、エネルギー小売事業者の新・省エネガイドラインを施行する。これは、エネルギー供給事業者のお客さまへの省エネ情報の提供状況を評価する「省エネコミュニケーション・ランキング制度」を本格的に運用するとともに、エネルギー小売事業者による省エネ製品・サービスの提供に関連する内容を追加した。料金メニューの名称については制限しないが、増エネ表現を含む名称を使用する場合は、プラン説明において、名称の意図が消費者に適切に伝わるよう、詳細に記載することを求めている。
(詳細はプロパン産業新聞2022年3月29日付で)
高齢者事故対策急務/2021年の重大事故
火災による死亡事故は減少傾向

 産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会は3月25日、製品安全小委員会(委員長・三上喜貴開志専門職大学副学長)を開き、製品安全行政を巡る動向や製品安全規制の見直しについて報告した。2021年の重大事故受付件数は1042件となり、前年比で23件増加したが、前々年比でみると180件の減少となる。内訳は、電気製品が697件と最も多く、ガス製品62件、石油製品67件など。そのうち、死亡事故件数は2017年以降30~40件程度で推移しており、「火災による死亡事故」件数は近年減少傾向にある。
(詳細はプロパン産業新聞2022年3月29日付で)
Eプラスと業務連携/アストモスエネルギー
CO2回収・資源化事業へ参画

 アストモスエネルギー(東京・千代田区、小笠原剛社長)は3月23日、二酸化炭素の回収および資源化に取り組んでいるベンチャー企業、Eプラス(大阪府高石市、廣田武次社長)に出資し、EプラスのCCFR技術(二酸化炭素回収・資源化循環)およびDAC技術(Cガードによるダイレクトエアキャプチャー、大気中二酸化炭素の回収・再利用)を活用した二酸化炭素の回収・有効利用に関する業務連携を進める事に合意したことを明らかにした。
 CCFR技術は、二酸化炭素をアミン溶液で吸収した後、吸収液をEプラスの特許技術で加工することで液体燃料として資源化できる技術で、分離・回収の手順を必要とせず、二酸化炭素を資源化できる点が優れた特徴の一つ。
(詳細はプロパン産業新聞2022年3月29日付で)
LPガス料金の抜本的対策を/全消連が要請書提出
経産省、国交省、消費者庁、公取に

 全国消費者団体連絡会は3月17日、「住宅付属設備等に係るLPガス料金の不透明に対し抜本的対策を求める要請書」を、国土交通大臣、資源エネルギー庁長官、消費者庁長官、公正取引委員会委員長宛に提出。LPガス料金の不透明に対して省庁間の連携により対策を講じるよう求めた。
 これは、先月22日、萩生田光一経産大臣の定例記者会見において朝日新聞記者の質問に対し、LPガス販売のいくつかの問題を「解決すべき課題」と答弁し、国交省・消費者庁との連携についても触れた発言があったことから、状況をふまえ今回、全国消団連が要請書を発出したもの。
(詳細はプロパン産業新聞2022年3月29日付で)
共同で取り組み加速/ENEOS
トヨタとCO2フリー水素

 ENEOS(東京・千代田区、大田勝幸社長)は3月23日、トヨタ自動車(トヨタ)と、静岡県裾野市にてトヨタが建設を進めるWoven City(ウーブン・シティ)において、CO2フリー水素の製造と利用を共同で推進するため、共同開発契約を締結した。両社は、トヨタの子会社であるウーブン・プラネット・ホールディングス(ウーブン・プラネット)とともに、ウーブン・シティにおける水素利活用の取り組みをさらに加速させる考えだ。
(詳細はプロパン産業新聞2022年3月29日付で)
DXなくして業界再定義なし/ニチガス会、ニチガスリビング会
和田社長が物流改革を説明

 日本瓦斯(東京・渋谷区、和田眞治社長)の取引先でつくるニチガス会、ニチガスリビング会は3月11日、東京・港区のベルサール御成門タワーで「ニチガス春季合同研修会」を開いた。約200人が出席した。当日は、国際大学の橘川武郎副学長が「エネルギー業界のゆくえとニチガスへの期待」と題して講演したほか、和田社長が「エネルギー業界の今後の課題」として、メタバース(仮想空間に構築による経済活動)を象徴としたデジタルトランスフォーメーション(DX)の展望や、今後のニチガスの取り組みを紹介した。
(詳細はプロパン産業新聞2022年3月29日付で)
アフターコロナ・脱炭素…/神奈川三愛ガス会
販売事業者の課題をテーマに

 神奈川三愛ガス会(牧野修三会長)は3月16日、オンラインで「Afterコロナ・脱炭素…LPガス販売事業者がいまやるべきこと、これから取り組むこと」をテーマにセミナーを開催。昨年同様に新型コロナウイルス感染防止対策としてオンラインでセミナー開催し、カーボンニュートラル時代を見据えたLPガス販売事業者の対応などについて講演を行った。
 開催に先立ちあいさつした神奈川三愛ガス会の牧野修三会長は、顧客は長年付き合いがあり、地域に根差したLPガス事業者だからこそLPガス事業者にリフォームなどのガス外事業を発注することが多々あると述べたうえで、「町の便利屋さんとして顧客の要望に誠実に対応し、より多くの要望に応えられるよう社員で成功事例を共有することが組織力の強化につながる。ホームドクターとして道具を揃え、接点を深め多様なサービスを提供して、顧客に寄り添うことが他社との差別化につながる」と考えを述べた。
(詳細はプロパン産業新聞2022年3月29日付で)
新提案活動を水平展開/アストモスエコ会・東北
デジタル販促ツール拡充へ

 アストモスエネルギー東北支店(仙台市、松井正樹支店長)は3月14日、アストモスエコ会・東北の第2回定例研修会を、現地集合(アストモスアカデミー東北)とZOOM配信によるオンラインとのハイブリッドで開催した。事務局から、ベストプラクティス活動の報告と、アストモスアカデミーの申込方法の説明、販売部より2022年の販売施策を説明した。
 ベストプラクティス活動は、コロナ対策等、現状の課題における新たな提案活動手法・社内業務改善策の確立および情報共有を目的に、推進会参加店から各種テーマの取り組み事例を募集。114事例をアストモスエネルギー各支店(9推進会事務局)が23事例を推薦し、ベストプラクティス活動事務局(アストモスエネルギー販売部)にて表彰23事例を決定した。
(詳細はプロパン産業新聞2022年3月29日付で)
令和維新のエネルギー革命へ決起/岩谷産業E山口支店、マルヰ会山陽地区会山口支部
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三つ星コンテストの趣旨を説明する
町山支店長
新年度から☆☆☆(三つ星)コンテスト

 岩谷産業エネルギー山口支店(町山成信支店長)とマルヰ会山陽地区会山口支部(服部典之支部長)は3月23日、山口市の山口グランドホテルで決起大会「『いのち輝く未来社会の実現』三つの星コンテスト」を挙行し、40人の全出席者が思いを共有化し、成功に向けての第一歩を踏み出した。
 脱炭素化に向け、新たな目標にチャレンジし、「どのようにすればCO2削減につながるか」との改善策を考え、それを実行していくことがポイント。
(詳細はプロパン産業新聞2022年3月29日付で)
アジアの事例を紹介/テレメ協研究報告会
エネルギーインフラにIoT

 テレメータリング協議会(照井恵光理事長)は3月16日、2021年度第3回研究報告会をオンライン開催した。
 今回の研究テーマ報告は、Sierra Wireless社におけるIoTへの取り組みと提案について、シエラワイヤレスジャパンのリージョナル・シニアビジネスデベロップメントマネージャー近藤司氏、テクニカルアカウントマネージャー後藤拓哉氏。フリースタイル・テクノロジーのIoT/DXビジネスの取り組みについて、フリースタイル・テクノロジー・ジャパン事業開発部長の水本智也氏、営業マネージャー岡本光由氏がそれぞれ報告した。
(詳細はプロパン産業新聞2022年3月29日付で)
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