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◆プロパン産業新聞 2021年11月16日号
EJ、ECO ONE販売加速/リンナイ
CN宣言「RIM2050」策定

 リンナイ(名古屋市、内藤弘康社長)は11月5日、温暖化ガスの排出を実質ゼロにするリンナイグループのカーボンニュートラル(CN)実現に向けて、CN宣言「RIM2050」(リンナイ イノベーション マニフェスト)を策定したと発表した。具体的には、2030年をターゲットとする「低炭素」に向けて、従来から活動を進めている高効率給湯器「エコジョーズ」や従来型給湯器に比べCO2排出量を約50%削減する「ECO ONE(エコワン)」の販売を加速させ2030年に年間30万台を目指す。会見した内藤社長は「目標達成には山があると思うが、今の世界の情勢として、とにかく目標を決めて突き進んでいく」と意欲を示した。
(詳細はプロパン産業新聞2021年11月16日付で)
周知・啓発活動がカギ/他工事事故対策
直近2年間は高止まり傾向

 経済産業省産業保安グループガス安全室は、2016年以降、増加傾向にある他工事事故対策について課題などをまとめた。他工事事故は、直近の2019年は全事故件数の28・6%、2020年は同27・1%と高止まりしている。
 過去5年間をみると、2016年~2020年に発生した他工事事故は244件。設備別では、埋設配管180件、露出した供給管/配管28件、未撤去容器/貯槽は7件となっている。
 一方、工事別では上下水道工事によるものが70件(28・7%)と最も多く、次いで解体工事55件(22・5%)で、この2つの工事起因の事故が他工事事故の半数以上を占める。工事の連絡がないこと、工事事業者がガス管を認識していないこと等が要因となっており、周知・啓発活動の強化などが望まれるとした。
(詳細はプロパン産業新聞2021年11月16日付で)
CN加速へ異業種連携/伊藤忠エネクス
共創プロジェクトに参画

 伊藤忠エネクス(東京・千代田区、岡田賢二社長)と三光、スマートブルー、Eプラスは、再エネ主力時代における循環型で持続可能な脱炭素社会の実現に向けたオープンイノベーションプラットフォームのC2X(Carbon to X)プロジェクトに参画する。
 C2Xは、異業種連携、複数社のコラボレーションによる事業化に重点をおいた組織として機能させることで、再エネ導入による循環をベースとした持続的で安心・安全かつ快適な脱炭素社会を実現することが目的。
(詳細はプロパン産業新聞2021年11月16日付で)
「ガス事業のさらなる発展に精進」
令和3年度ガス保安功労者表彰

 経済産業省は11月11日、東京都千代田区のKKRホテル東京で令和3年度ガス保安功労者経済団人表彰式を開き、ガス保安の確保について特に功労のあった個人、団体を表彰した。
 冒頭あいさつした経済産業省の太田雄彦大臣官房技術総括保安審議官は、「今年4月に今後10年間のガス安全高度化計画2030を策定した。目標として掲げた死亡事故ゼロに向けて、事業者および需要家と緊密に連携し、実行計画を着実に進めることで、より一層の事故、災害の低減を図るとともに、新技術を活用した保安業務の高度化、効率化を図るスマート保安を推進するため必要な制度の見直しを図っていく」と強調。
(詳細はプロパン産業新聞2021年11月16日付で)
脱炭素のカギは水素/第26回新時代エネシンポ
東京国際フォーラムで開催

 第26回新時代のエネルギーを考えるシンポジウム「脱炭素社会の未来像~カギを握る〝水素エネルギー〟」が11月5日、東京国際フォーラム(東京・中央区)において開催された。
 シンポジウム実行委員会実行委員長の大田勝幸ENEOS社長は冒頭、「我々ENEOSグループも水素社会への実装に向けさまざまな取り組みを進めている。脱炭素社会実現へ向けた将来のエネルギーの在り方を社会全体で考え理解を深めてもらう一助となれば幸いだ」とあいさつ。
(詳細はプロパン産業新聞2021年11月16日付で)
FC小型トラック走行実証開始/ファミリーマート
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FC小型トラックの走行実証。
CO2フリー水素を使う
東邦ガスがCO2フリー水素供給

 ファミリーマート(東京・港区、細見研介社長)と、東邦ガス(名古屋市、増田信之社長)では、ファミリーマートが燃料電池(FC)小型トラックの走行実証を11月8日から、愛知県岡崎市を中心としたエリアで始めるのにあわせ、4日にはFC小型トラックの燃料として、東邦ガスが供給するCO2フリー水素を充填する「豊田豊栄水素ステーション」(愛知県豊田市、東邦ガスと日本水素ステーションネットワークが共同運営)でFC小型トラックの披露目会を開催した。
(詳細はプロパン産業新聞2021年11月16日付で)
23年度末ゴールド認定目指す/マルエイ
LPWA導入と業務DX化を推進

 マルエイ(岐阜市、澤田栄一社長)では、保安高度化の一環としてLPWA集中監視システム導入拡大と社内業務の改革に取り組んでいる。
 このうち、LPWA集中監視は現在、全体の25%まで設置が進んでいるが、今後さらに設置を進めて、令和4年度末までに50%、令和5年度末までに70%まで引き上げ、ゴールド認定販売事業者の取得を目指す。
(詳細はプロパン産業新聞2021年11月16日付で)
容器流出防止措置など説明/近液協
業務主任者研修会・保安連絡会議

 近畿液化ガス保安協議会(太田重彦会長)は11月8日、大阪市のエル・おおさかで令和3年度業務主任者研修会および第2回保安連絡会議をコロナ禍のため人数を制限し、午前と午後の2部制で開催した。
 開会あいさつで田中勝副会長は「コロナ禍において9月に緊急事態宣言は解除されたもの、近く第6波が来るだろうと言われており、厳しい状況が続くなかでの研修会となった。昨年7月に福島県郡山市で事故が発生したが、このような事故を2度と起こさないように業界を上げて取り組まなければならない。当協議会では10月に第6回経営者保安研修会を開き、そのなかで共同宣言を採択した。
(詳細はプロパン産業新聞2021年11月16日付で)
「実際見て購入したい」の声に対応/山陰酸素工業
山陰各地で次世代型展示会

 山陰酸素工業(鳥取県米子市、並河元社長)は、新型コロナウイルス感染症後の「withコロナ」を意識した、対面形式による次世代型の展示会を模索し、山陰各地で今月から順次開催している。
 展示会そのものはコロナ禍前と同じだが、企画段階から開催、終了に至るまで「密」を徹底し排除。顧客だけではなく、スタッフの安全面、健康面にも最大限配慮する。
(詳細はプロパン産業新聞2021年11月16日付で)
キッチン・バス大賞「キッチンで 旅を楽しむ お取り寄せ」
「キッチン・バスの日」第17回川柳コンテスト

 キッチン・バス工業会(小泉和弘会長)は11月2日、東京・千代田区の日本工業倶楽部で「キッチン・バスの日」記念式典を開催。第17回「台所・お風呂の川柳」の優秀作品の発表と表彰式が行われ、最優秀作品となるキッチン・バス大賞には、「キッチンで 旅を楽しむ お取り寄せ」(ペンネーム:ロビンの恋人)が選ばれた。
 協賛団体賞では、日本LPガス団体協議会賞を「父よりも 口数多い ガスコンロ」(同:もぴ)が、日本コミュニティーガス協会賞を「台所 母の活躍 無観客」(同:2度目の東京五輪)が、日本ガス石油機器工業会賞を「おめでたと 知らされ浮かぶ 孫との湯」(同:エツ)が、ベターリビング賞を「令和では 江戸っ子だって ぬるい風呂」(同:ルーク)が、日本ガス協会賞を「ステーキに 万歳してる ガスコンロ」(同、千呂太)が、それぞれ受賞した。
(詳細はプロパン産業新聞2021年11月16日付で)
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