ニュース

TOPページへ⇒
ニュースのページへ⇒
◆プロパン産業新聞 2021年10月12日号
「質量販売」技術基準に差異/KHK
液石法規則、告示改正へ提言

 高圧ガス保安協会(KHK、近藤賢二会長)は、質量販売に係る保安規制や供給困難地域等に対する保安業務等の課題について方向性を提示した。これは、経済産業省委託事業として実施した「令和2年度LPガス保安規制に関する調査検討事業」としてまとめたもの。報告書では、保安規制上の課題で、「質量販売」について、技術基準の差異や末端ガス栓の接続方法・配管材料の技術基準などについて言及し、液石法規則、告示および例示基準等の改正案を提言している。
(詳細はプロパン産業新聞2021年10月12日付で)
テレビCMで有用性訴求/全L協
分担金による広報活動実施

 全国LPガス協会(秋元耕一郎会長)は10月1日、令和3年度の広報分担金による広報活動について発表した。大きく分けてBSテレビCMと、フリーペーパー発刊に2つを中心とする。
 テレビCMは、「ユーザーボイスLPガスで快適生活」と画面の大書きされ、ガス炊飯器、ガス衣類乾燥機、ミストサウナ付き浴室など、それぞれの場面でLPガスの有用性をアピールするもの。最後には「LPガスにして良かったです」と消費者の声とともに、「今度はあなたも」で終わるもの。
(詳細はプロパン産業新聞2021年10月12日付で)
定期傭船契約を締結/ENEOSグローブ
LPG燃料VLGC新造船

 ENEOSグローブ(東京・千代田区、岩井清祐社長)は10月4日、ENEOSオーシャン(廣瀬隆史社長)とLPGを燃料としたLPGならびにアンモニアの積載が可能なVLGC(Very Large Gas Carrier)の新造船定期傭船契約を締結した。
 同船は、二元燃料エンジンを搭載しており、LPGの他、低硫黄燃料油での航行も可能だが、LPGを使用した場合、現在就航している同型船に比べて排出ガス中の硫黄酸化物(SOx)を約90%、二酸化炭素(CO2)の排出量を約20%削減することができ、地球環境負荷低減に寄与する。
(詳細はプロパン産業新聞2021年10月12日付で)
自治会からの申請も採択/災害バルク補助
令和3年度予算分84件を交付決定

 エルピーガス振興センターは9月30日、「令和3年度災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業費補助金(災害バルク等の導入に係るもの)」について84件を交付決定した。これは、9月29日に開催した審査委員会において決定したもので、令和2年度第3次補正予算分で110件を採択していることから、計194件となった。今回の決定では、社会福祉法人、医療法人がそれぞれ17件と申請が最も多く、自治体は日立市(茨城県)、かつらぎ町(和歌山県)、美作市(岡山県)の3カ所や、自治会からの申請も採択されている。
 同事業は、自衛的な燃料備蓄のためにLPガス災害バルク等の設置に要する経費の一部を補助することにより、災害発生時においても、これらの施設等に対するLPガスの安定供給の確保を図り、その機能を3日間以上維持させることなどが目的だ。
(詳細はプロパン産業新聞2021年10月12日付で)
選ばれるLPガスへ/宮城県協
LPガス経営・保安セミナー

 宮城県LPガス協会(渡邊政博会長)は10月4日(仙台会場・宮城県管工事会館)、7日(大崎会場・古川商工会議所)において、「2021年度LPガス経営・保安セミナー」を開いた。
 冒頭、渡邉会長は「2016年電力自由化に続き、2017年4月より都市ガス自由化によって、エネルギー業界の熾烈な顧客獲得が進んでいる。また、2017年6月に料金透明化、取引適正化の省令改正が施行され、本年6月には経産省、国交省より賃貸集合住宅のガス料金開示の協力要請が出されるなど、消費者に対してさらなる積極的な情報開示が求められている」と課題を指摘したうえで、「競争激化するエネルギー業界で、LPガスが選択されるよう取り組まなければならない」と強調した。
(詳細はプロパン産業新聞2021年10月12日付で)
LPGバイフューエル車10台導入/大分県自動車学校
photo
初めてLPGバイフューエル車を導入
エフ・ケイメカニックが架装・メンテ協力

 大分県自動車学校(大分市、髙橋邦典校長)では、8月末に同校で保有する教習用の小型普通車約40台のうち、従来車の置き換え用として、10台のLPGバイフューエル車を初めて導入した。導入した車は、トヨタカローラアクシオ教習仕様車で、バイフューエル架装は地元企業のエフ・ケイメカニック(大分市、古川克己社長)が担っている。導入して約1カ月になるが、順調な滑り出しをみせている。
(詳細はプロパン産業新聞2021年10月12日付で)
スマート保安推進等を共同宣言/近液協
LPWA方式のメリットも紹介

 近畿液化ガス保安協議会(太田重彦会長)は10月5日、大阪市のホテル阪神で第6回経営者保安研修会を開催した。
 毎回実施している共同宣言では、液化石油ガス安全高度化計画2030が新たに策定されたことから高度化目標の必達に向けて他工事事故防止や自然災害対策における容器の転倒・流出防止対策、スマート保安推進等を採択した。
 冒頭あいさつで太田会長は「近液協は今年で50周年を迎えるが、この研修会をきっかけに次の10年をどのようにしていくかを検討していきたい。また親しみやすいスローガンとして“保安が先。利益は後からついてくる”を掲げている。今後も皆さまの協力をお願いしたい」と述べた。
(詳細はプロパン産業新聞2021年10月12日付で)
オンラインショップを開設/浅野産業、アサノ会
ガス展はオンライン開催

 浅野産業(岡山市、浅野益弘社長)は10月1日、販売店会のアサノ会(宮本忠明会長)が運営する公式オンラインショップ「がすすまいる」の開設と、「おうちでみんなで」をテーマにした顧客向け展示会「オンラインガス展2021」を11月30日まで開催すると発表した。
 「がすすまいる」の展示商品は誰でも購入可能だが同会、または同社(グループ会社含む)で参加を希望する会員には会員ごとにQRコードを発行。各会員はチラシなどに店名とQRコードを入れ配布。顧客にはQRコードからアクセスしてもらうよう呼び掛ける。
(詳細はプロパン産業新聞2021年10月12日付で)
10号130スパン発売/愛知時計電機
業務用ガスメータ拡充、超音波式EB型フルラインアップ

 愛知時計電機(名古屋市、星加俊之社長)は、LPガス業務用超音波式ガスメータ「EBA10MT」を10月1日に発売した。出荷開始は10月中旬以降を予定している。これにより、超音波式EB型保安ガスメータはフルラインアップとなり、膜式SB型保安ガスメータはすべて超音波式EB型保安ガスメータに切り替わった。
 EBA10MTは、新たに追加ラインアップされた口金中心距離が130㍉の10号メータ。超音波式による軽量、コンパクト化を実現し、過去3回までの遮断履歴を液晶表示で確認できる機能を搭載した。また、アイチクラウドと接続することで検針の効率化などにも貢献する。
(詳細はプロパン産業新聞2021年10月12日付で)
次の10年へ官民連携/第10回LNG産消会議
 経済産業省およびアジア太平洋エネルギー研究センター(APERC)は10月5日、「第10回LNG産消会議」をオンライン開催した。LNGを取り巻く環境が大きく変化するなかで、これまで日本、そして世界のエネルギー安定供給と持続的成長を支えてきたLNGが、世界的な脱炭素化の流れの中で、次の10年に求められる役割と期待について議論した。
 第10回目を迎えた本会議では、25カ国以上の閣僚級や、70以上の企業・国際機関のトップメッセージをホームページに掲載するとともに、当日は世界55カ国以上から2000人以上が参加。
(詳細はプロパン産業新聞2021年10月12日付で)
TOPページへ⇒
ニュースのページへ⇒