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◆プロパン産業新聞 2021年1月26日号
蓄電システム普及拡大へ/普及拡大検討会
家庭用7万円/kWhを目標価格

 経済産業省資源エネルギー庁は19日、定置用蓄電システム普及拡大検討会(座長・伊庭健二明星大学教授)を開き、蓄電システムの普及拡大に向けた課題を整理し、家庭用蓄電システムについては、2030年度の目標価格を1kW時7万円以下にする方針を示した。これは、蓄電システムを導入する方が、導入しない場合よりも経済的に有利になる状態を指す「ストレージ・パリティー」を考慮したうえで、工事費を含む税抜きのエンドユーザー購入価格として算出した。今後、2030年度に向けた各年度の目標価格も定め、その水準を下回る事業者を支援するなど、目標価格達成を促す施策も検討する方針。2050年カーボンニュートラルの達成には、電源の脱炭素化(再エネ+蓄電池)が有望とされており、その動向が注目される。
(詳細はプロパン産業新聞2021年1月26日付で)
卸電力市場価格の長期高騰を懸念/新電力56社
経産省に要望書を共同提出

 2020年末より、日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場、および時間前市場の約定価格が通常の10倍程度になる事象などを受け、みんな電力、サイサンなど新電力会社56社は18日、梶山弘志経済産業大臣に、卸電力市場の取引価格の長期高騰に対する要望書を共同で提出した。
 電源を持たない新電力が多いなかで、各社は供給力確保義務履行のため、JEPXからの調達を重要な調達源としている。約定価格の高騰は経営上大きなインパクトとなっており、国民生活と経済活動の基盤である電気料金の大幅値上げにもつながると懸念されていることから、小売競争環境の維持のため要望するもの。
(詳細はプロパン産業新聞2021年1月26日付で)
「産業保安基本制度小委」設置へ
産業保安規制のあり方横断的に検討

 経済産業省産業保安グループは、産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会の下部組織として、電力、都市ガス、高圧ガス(石油精製・石油化学コンビナート)、LPガス等の産業保安に共通する横断的な課題および各規制分野の規制上の課題等を検討する「産業保安基本制度小委員会」を設置するため、21日~27日まで書面審議を実施している。
 産業保安基本制度小委員会は、IoT、BD・AI、ドローン等のテクノロジーの革新的進展、保安人材の枯渇、保安体制の成熟化、電力・ガス改革、災害の常態化、気候変動問題への対応など、産業保安を巡る内外環境が大きく変化する中で、産業保安に係る規制体系のあり方を横断的に検討する観点から設置するもの。
(詳細はプロパン産業新聞2021年1月26日付で)
緊急事態下の供給施策表明/アストモスエネルギー
小笠原社長、矢木常務がメッセージ

 アストモスエネルギー(東京・千代田区、小笠原剛社長)は12日、政府が7日に発出した、新型コロナウイルス等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を受けて、取引先に向けYOUTubeでメッセージを送った。このメッセージでは昨年2月27日に設置した「緊急対策本部」が主体となり、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を継続しているとしたうえで、より具体的な対策を発信している。
 国内部門では、デジタル技術を用いた販売促進と人材育成を掲げ、顧客とのつながり方の変化に柔軟に対応するため、デジタル技術を取り入れた施策やツールを提供。そのための体制づくりとしてアストモスアカデミーでのWeb形式の研修充実や、特約店の人材育成、業務改善に協力していく。
(詳細はプロパン産業新聞2021年1月26日付で)
“ガス会社目線”で営業支援/ENEOSグローブ
特約店向けあいさつ動画を公開

 ENEOSグローブは、コロナ禍により中止となった賀詞交歓会の代替企画として岩井清祐社長と石川重男副社長の特約店向けあいさつ動画を公開している(29日まで)。
 岩井社長は、新型コロナ禍で販売、配送の第一線でLPガスの安定供給に尽力する特約店、物流協力会社に謝意を示したうえで、取り巻く環境に対応すべく、新たに営業支援ツール「ガスキッチン&ホーム」のリリースや「オンライン研修」に取り組んだことを報告。
(詳細はプロパン産業新聞2021年1月26日付で)
“ニューノーマル適合”掲げる/三愛石油
新年度基本方針「RUNWAY2021」

 三愛石油(東京・千代田区、塚原由紀夫社長)は18日、特約店会議をオンラインで配信しガス事業部門の新年度基本方針「RUNWAY2021~New Normalに適合したエネルギーサービス~」を発表した。
 感染拡大を防ぎつつ経済活動を推進する“Withコロナ”と、終息後の“Afterコロナ”における意識や行動の変化を見据えた消費者の“新しい日常=New Normal”への対応を方針に掲げ、「予防・衛生意識の向上」「購買行動の変化」「働き方の見直し」「居住環境・家庭生活の重視」などに対応したサービス拡充を図ると報告した。
(詳細はプロパン産業新聞2021年1月26日付で)
人材投資・デジタル化を推進/日東エネルギー
photo
料理愛好家の平野レミさん(右)による
トークショーも
オンライン新年会で赤津社長

 日東エネルギーグループ(赤津正弥社長)は13日、ライブ配信による「オンライン新年会」を開催。新型コロナウイルス感染症拡大の現状を鑑み例年開催していた形式での新年賀詞交歓会を中止したが、年頭のあいさつを行いたいという思いから、オンライン形式で実施。第一部(社長などによるあいさつ)で赤津社長は「コロナ禍のなか、LPガスの安定供給、お客さまの安全確保に尽力したい」と強調したほか、人材投資・デジタル化の推進を行っていくとも力説。「人材投資は、新卒採用並びに中途社員を積極的に採用し優秀な社員の確保を図る。また、既存社員のスキル強化を図り、安全知識、商品知識、販売技術の高いレベルを目指していく。デジタル化の推進は、自動検針システムを今後2年以内に10万件のお客さますべてに設置する予定」と明言した。
(詳細はプロパン産業新聞2021年1月26日付で)
“健康と暮らし”もテーマに/関西地区リンナイ新春の会
経営方針とグローバル展開を説明

 リンナイ(名古屋市、内藤弘康社長)は、このほど令和3年関西地区リンナイ新春の会をオンライン(録画映像の配信は13日から15日まで)で開催した。
 内容は、内藤社長からの令和3年の経営方針、来賓あいさつ、特別講演等であった。
 内藤社長はあいさつで「リンナイは、昨年9月に創業100周年を迎えた。これもひとえに皆さまの長年にわたるご支援によるものであり、厚く御礼申し上げる。当社は創業者精神の『品質こそ我らが命』を原点思想として安全安心、快適性、環境性に優れた製品を提供してきた」と述べた。
(詳細はプロパン産業新聞2021年1月26日付で)
アクリル板設置で最大定員88人に/広島県協
講習会・研修会の新様式「広島モデル第2弾」公表

 広島県LPガス協会(武信和也会長)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策で、昨年7月から導入している3密防止を基本とする講習会・研修会の新様式「広島モデル」を見直し、「広島モデル第2弾」の3項目を12日に公表。協会HPを通じて会員への周知を始めた。
 最も異なる点が、広島会場(県LPガス会館3階)における受講生の人数。3人掛け机「横4列×縦15列」はそのままとし、それまでの机の1人使用から、各机にアクリル板を設置し2人掛けとすることで、最大定員60人から同88人と増大させた。
(詳細はプロパン産業新聞2021年1月26日付で)
溶接容器前年比98・7%/ 2020年溶接容器・バルク貯槽生産
バルク貯槽は97・4%

 日本溶接容器工業会(矢端和之会長)はこのほど、2020年(令和2年)1月~12月のLPガス溶接容器並びにLPガスバルク貯槽の生産状況をまとめた。それによると、主要製品のLPガス用溶接容器の生産合計は前年比98・7%、バルク貯槽は同97・4%と、ともに減少を示した。また、自動車用容器は同63・2%と大きく減少。
(詳細はプロパン産業新聞2021年1月26日付で)
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