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◆プロパン産業新聞 2020年8月11日号
事業会社8社を3社に統合/エア・ウォーター
地域と共生・共創する独立事業会社

 エア・ウォーター(大阪市、豊田喜久夫代表取締役会長CEO最高経営責任者)は6日、同社グループ会社について独自の経営戦略である地域事業構想を発展させるため10月1日付にて、現行の地域事業会社8社を3社に統合し、地域と共生・共創する独立事業会社として発足することを発表した。同社グループは、1995年に地域事業会社構想をスタートさせ、地域に密着した事業展開を行ってきたが、今後さらに地域事業会社の強みを最大限に発揮し、国内における収益力の向上と持続的な成長を牽引する基盤とするため3社に統合することで経営資源を集約するとともに組織体制を強化する。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月11日付で)
「備えよう 想定外を 想定し」/KHK
高圧ガス保安活動促進週間キャッチコピー・ポスター

 高圧ガス保安協会(近藤賢二会長、KHK)は7日、「令和2年度高圧ガス保安活動促進週間(10月23日~10月29日)」のキャッチコピーおよびポスターデザインを公表した。これは、同週間を周知し、かつ、気運を盛り上げる方策の一環として、毎年、キャッチコピーを公募し、高圧ガスの保安意識のさらなる向上をアピールするポスターを作成しているもの。
 キャッチコピー会長賞には、大窪誠一郎氏の作品、「備えよう 想定外を 想定し」を選定。入選作には、「思い込み 見えない危険が潜んでる 慣れた作業も安全確認」(常磐共同ガス・上井理恵氏)、「バルブの緩みは気の緩み 気持ち引き締めガス漏れゼロ」(トヨタ自動車・林あきら氏)が選ばれている。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月11日付で)
配管腐食部分から漏えいか/郡山市爆発事故
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警察・消防の現場検証がすすむ(4日)
定期点検時には腐食を確認

 郡山市の飲食店「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」で7月30日朝に起きた爆発事故で、店内を通るガス管の一部で腐食が進んでいたことが、関係者から明らかになった。県警は、腐食部分からガスが漏れて店内に充満し、爆発につながった可能性が高いとみて、配管の管理に問題がなかったか調査を進めている。
 現場検証で回収したガスメータの分析結果から、4月の休業時には6本あるボンベは満タンで、5月、6月のガスの使用量はほぼゼロだったが、休業期間中にもかかわらず、7月に入って使用量が増えていたことが判明。なお、6月30日にガス会社が定期点検した際にガス漏れなどの異常はなかったが、腐食が進んでいることを確認し、店側に伝えていたようだ。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月11日付で)
OTSハウスシステムを活用/TOKAI
LPガス停電対策を販売

 TOKAI(静岡市、小栗勝男社長)は、自然災害などにより引き起こされる停電時にBCP対策として有効な電源確保システム「LPガスで備える停電対策【Gas Den Power ガスデンパワー】」を3日から販売開始した。
 同社では、2019年7月から静岡県内を中心に「OTSハウス(水・電気の完全自給自足を実現し、災害等による停電・断水等の発生時にも平常と同じ生活が可能な近未来の住まい)」の販売を行っている。このOTSハウスに搭載しているOTSオリジナル大容量蓄電池(TOKAI/バリオスターED―05シリーズ)を生かし災害時のBCP対策、とくに「電源の確保」に役立つ給電システムの開発を進めていたもの。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月11日付で)
9月上旬に公募開始/仙台市ガス事業民営化
来年5月に優先交渉者決定

 宮城県仙台市は4日、仙台市のガス事業民営化を巡り、事業継承者の公募時期は最速で9月上旬。来年5月に優先交渉者を決定するとしたスケジュールなど、「民営化推進委員会」での検討状況を公表した。また、焦点となっている最低譲渡価格については、さまざまな手法による企業価値評価の結果や今後の新たな事業展開で期待される価値を総合的に検討の上設定するとし、金額については「精査中」とした。なお、民営化委員会では、今月中をめどに実質的な公募条件となる第2次答申を取りまとめる考え。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月11日付で)
LPガス活用し地域強靭化/富山県協
経営者・管理者講演会を実施

 富山県エルピーガス協会(東狐光俊会長)は5日、富山市の高志会館でLPガス事業者の災害対策や非常用発電機の導入をテーマにした経営者・管理者講演会を開催した。会場はマスク着用やソーシャルディスタンスを確保するため座席の間隔を空けるなどコロナウイルス感染対策を行っての開催となった。
 東狐会長は、続発する自然災害に強い危機感を示したうえで、「ハザードマップによると市内の45%の避難施設が浸水するデータがある。避難施設の強靭化は喫緊の課題であり、浸水対策とともに災害対応バルクやGHPの導入も強く行政に訴えて、LPガスを活用した県全体の災害対応強化に取り組みたい」と冒頭のあいさつで述べた。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月11日付で)
地域に愛される総合エネ企業へ/千葉県協青年委員会
WEB形式で第1回勉強会

 千葉県LPガス協会青年委員会(髙見陽二委員長)は7月29日、第1回勉強会をWEB形式により開催。
 同委員会は、今年度のコンセプトを『地域に愛される総合エネルギー企業を目指して』と定めた。新型コロナウイルス感染拡大によって今後テレワークやオンライン会議などの新しい生活様式が取り入れられ、ますます多様化する社会となっていくことから、社会情勢の変化に対応し事業継続するためのガス外収益への取り組みと、さらに消費者の生活を支える重要なエネルギー事業者として地域に愛される企業となりLPガスファンを増やすことが必要と考え、勉強会を開いたもの。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月11日付で)
近年は高止まり傾向に/令和2年ガス事故
他工事と自然劣化で全体の約59%

 中部近畿産業保安監督部近畿支部保安課では、毎月のガス事故情報を発生年月、事故の種類、概要、原因、再発防止対策に分けて公表しているが、令和2年は5月末時点で43件発生している。
 原因別では、多いものから順に他工事が18件、自動車の衝突により灯内内管継手部(亜鉛メッキ鋼管:架空管)が破損し、ガスが漏えいしたなどのその他が11件、自然劣化が6件、給排気部の閉塞が4件、原因不明が2件、点火不良が1件、取り扱いミスが1件となっている。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月11日付で)
橿原市など3自治体に寄贈/橿原プロパンガス商工協同組合
医療用マスク計7000枚

 橿原プロパンガス商工協同組合(松村宏昭理事長)は6月15日、組合の供給エリアである奈良県の橿原市、高市郡高取町、同明日香村の3自治体に対し、医療用マスク計7000枚を寄贈する地域貢献活動を行った。
 新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、「当初はフェイスマスクを寄贈する予定だった」(松村理事長)と話すが、医療従事者への感謝の気持ちに加え、地元に医療用マスクの製造・販売企業があることから、地域活性化の気持ちも込めて、寄贈品に医療用マスクを選定した。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月11日付で)
風量おまかせ機能を搭載/リンナイ「AirPRO」
OGRシリーズをモデルチェンジ

 リンナイ(名古屋市、内藤弘康社長)は、取替専用レンジフードAirPROシリーズのフラッグシップモデルOGRシリーズをモデルチェンジし、3日に発売した。
 OGRシリーズは、10年間ファンの掃除不要オイルスマッシャーを搭載する高い清掃性が特長のレンジフード。今回のモデルチェンジでは、高い清掃性を維持しつつ、調理状況を温度センサーで検知する風量おまかせ運転機能の搭載など性能がさらに向上した。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月11日付で)
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