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◆プロパン産業新聞 2020年8月4日号
未交換数は6万3538台に/全L協調査
令和元年度燃焼器具交換・安全機器普及状況

 全国LPガス協会は、「令和元年度燃焼器具交換・安全機器普及状況等調査」(令和2年3月31日現在)の結果をまとめた。令和元年度の燃焼器具等未交換数は6万3538台(湯沸器4万1089台、風呂釜1万8589台、排気筒3860台)などとなり、不燃防の付いていない燃焼器具の交換、期限管理等の改善は進んでいる。また、業務用換気警報器の設置率は52・2%と2・6ポイント上昇した。また、今回から新規調査対象とした業務用施設のSB(EB)メータ設置先におけるガス警報器連動遮断の状況は、設置戸数37万9576戸のうち、連動済は21万7323戸(連動不要6万818戸)で、連動率は68・2%となったほか、集中監視システム設置戸数は373万9427戸(消費者戸数全体1968万1701戸)で、設置率19%となった。安全機器への交換、期限管理の徹底は事業者の責務として地道に交換促進を図ることが重要である。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月4日付で)
1人死亡19人が重軽傷/郡山市の飲食店爆発事故
 福島県郡山市島2丁目の大手飲食チェーン「しゃぶしゃぶ温野菜」郡山新さくら通り店で30日朝、1人死亡19人が重軽傷を負う爆発事故が発生した。
 現場はJR郡山駅から西の市街地で、鉄骨平屋の店舗が大破した。周辺の事業所や住宅、病院、学校などの窓が割れ、屋根や壁が損壊するなど多数の被害がでており、テレビや全国紙各紙は「プロパンガスが爆発」と報道した。
 同店は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言後に4月24日に休業し、店を閉めた時はガス栓は閉めていたという。6月30日に事業者が点検した時は異常はなく、また、ガス警報器は設置されており、使用期間も守られていたようだ。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月4日付で)
全国から6社14人が参加/ENEOSグローブ
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岩井社長もカレッジの視察に訪れた
オンライン研修をスタート

 ENEOSグローブ(東京・千代田区、岩井清祐社長)は22日、「ENEOSグローブカレッジ2020・オンライン研修」の第一弾として、講師にヒュームの中島由香子氏を招き「営業戦略推進コース」を開催した。当日は全国から6社14人が参加し、岩井社長もオンライン研修のスタートを見守った。
 冒頭、鈴木達之販売統括部長は「全国各地から集まっての研修は、これまでの集合型研修にはない初の試み。他コースについてもオンライン化を進めているが募集は好評でコースの増設を考えている。初のオンライン研修は、お互いに疑心暗鬼もあると思うが、オンラインの良さを享受していきたい」とあいさつ。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月4日付で)
IT革新企業「TECH PLAYER AWARD 2020」に選定/ニチガス
先端技術と共創による成長を高く評価

 日本瓦斯(東京・渋谷区、和田眞治社長)が、テクノロジーを駆使して新しい価値を生み出した企業を選定する、第1回「TECH PLAYER AWARD 2020」にて、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進させた「BEST DX COMPANY賞」に選定された。
 これは、自社開発のNCU「スペース蛍」によって、労働人口の減少をはじめとするインフラ業界が抱える問題解決と、業界の在り方に革命をもたらす典型例として高く評価されたもの。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月4日付で)
5・4%熱効率改善へ/省エネ判断基準
基準エネ消費効率取りまとめ

 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 省エネルギー小委員会ガス・石油機器判断基準ワーキンググループは7月28日、ガス・石油温水機器のエネルギー消費性能の向上に関し、製造事業者または輸入事業者(製造事業者等)の判断の基準となるべき事項(基準エネルギー消費効率)等について審議し取りまとめた。新たな基準エネルギー消費効率は2025年度を目標年度とし、現在の省エネ性能からガス・石油温水器全体で5・4%の熱効率の改善を見込んでいる。
 現行基準の策定後、平成23年に、標準的な使用実態(給湯量、給湯温度、保温時間、周囲温度等)および再現性を考慮した、モデル的なお湯の使い方である「標準使用モード」を用いた新たなエネルギー消費効率の指標およびその測定方法が、JISにおいて策定された。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月4日付で)
小幅5ドル値上げ/8月度CP
P365ドル、B345ドル

 サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは7月31日、2020年8月度のLPガスCP(コントラクト・プライス、FOB)を通知してきた。8月CPは前月比でプロパン、ブタンともにトン当たり5ドルの小幅な値上げとなった。
 新建値はPが365ドル/トン、ブタンが345ドル/トン。
 新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界経済の失速、北半球の不需要期入りなどを背景に、エネルギー市場の低迷、混乱が収まらず、CPも微調整の範囲で相場をうかがっているが、下期在庫積み増し時期に当たる8月も弱気の価格設定となっている。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月4日付で)
燃転推進し需要開拓/陸燈会
営業活動の量・質・熱意向上が鍵

 北陸アストモス会の推進会のLPG陸燈会(道吉哲也会長)は7月28日、初となるオンライン研修会「給燈燃転研修」を開催した。いまだに感染が拡大するコロナウイルスによって、各種講習会が中止となるなか、安全性に優れたうえ、またガス事業者が参加しやすいリモート形式での開催を検討し実施した。
 冒頭、あいさつに立った道吉会長は、コロナ禍によって対面営業が難しくなっている現状を報告したうえで、「新しい生活様式を取り入れた生活がスタンダートになると思うが、LPガスで実現する快適生活を提案することに変わりはない。燃転活動は需要開拓につながる重要なものであり、その営業力を強化するためにリモートによる研修会を開催するに至った」と経緯について説明した。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月4日付で)
価格競争による収益面改善が課題に/ガス小売り自由化「近畿地域申込件数」
4年目迎え月2万件下回るペースで推移

 資源エネルギー庁はガス小売自由化の地域ごとのスイッチング申込件数を公表しているが、6月末時点の近畿地域の申込件数は122万3773件でスイッチング率は19・7%となり、全国で一番進んでいる。
 近畿地域では、関西電力が関電ガスとして都市ガス事業に参入している。
 関電ガスでは電気とのセットメニュー「なっトクプラン」等の基本料金単価・従量料金単価等を2019年4月1日に値下げし、例えば家庭用で同プランに加入し、1カ月で31立方メートル使用している場合は年間約90円(約0・1%)安く、同様に飲食店や工場等用で1カ月あたり800立方メートル使用している場合は年間約3700円(約0・4%)安くなるなど家庭用だけでなく業務用や工業用でもスイッチングを進めている。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月4日付で)
倉吉で「緊急事態宣言」解除後初イベント/山陰酸素工業倉吉支店
主催2社で共通ルール共有

 山陰酸素工業倉吉支店(矢田貴之支店長)は7月18日、鳥取県倉吉市の日産プリンス鳥取販売倉吉店で顧客向けイベントを開催した。新型コロナウイルス感染症の影響で、政府から発出された「緊急事態宣言」解除後の同社初の同イベント。顧客はもちろん、本社、他支店も大いに注目した。
 企画責任者で、同支店のLPガス直売課・特約課の杉原聖一課長によると「当社が同じ山陰酸素グループの同社に開催を呼び掛けた。昨年もこの時期に開催した」。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月4日付で)
深型タイプが新登場/パロマ
『ラ・クックグランポット』

 パロマ(名古屋市、中島真也社長)は、パロマ製ビルトインコンロで使用できるグリル・コンロ調理容器の深型タイプ「ラ・クックグランポット」を9月7日に新発売する。
 「ラ・クックグランポット」は85ミリの深型タイプで、汁物も安心して扱えるため、炊いたり煮たりといった料理が可能。また、この深さを生かして、パン焼きや蒸し物(専用網付属)、燻製を行うこともできる。
(詳細はプロパン産業新聞2020年8月4日付で)
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