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◆プロパン産業新聞 2020年7月28日号
経年事故発生率低い製品 対象除外へ/長期使用製品安全点検制度
経年劣化事故は減少傾向

 制度創設から10年目となる「長期使用製品安全点検制度」。対象商品である特定保守製品について点検時期が到来したが、制度創設当時と比べ、製品の改良などもあり経年劣化事故は減少傾向にある。経済産業省は経年劣化事故の発生率が低くなった、1ppm(百万分の一)を下回った製品について対象外とする方針だ。具体的には屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス、LPガス用)や屋内式ガス風呂釜(同)など5製品で、選定基準である発生率1ppmを超える「石油給湯器」「石油風呂釜」については引き続き対象とする考え。今後、10月までに施行令改正案、関係特定保守製品に関する省令改正案のパブリックコメントを実施し、結果を踏まえ3月までに関係業界に事前周知し、令和3年4月頃の改正施行令、改正省令の公布を目指す。
(詳細はプロパン産業新聞2020年7月28日付で)
アジア初の次世代サービス/サイサンがPayGo社と
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LPガス容器に取り付けた専用装置。
スマホで注文した量だけ使えるよう
シリンダーで制御する
IoTでLPガスをプリペイド販売

 サイサン(さいたま市、川本武彦社長)は21日、PayGo Energy Ⅰnc(PayGo社)とパートナーを組み、アジア・太平洋地域においてCylinder Smart Meter(CSM)プロジェクトを立ち上げることを決定したと発表した。
 このパートナーシップは、アジアの家庭に初めてCSMでのLPガス販売を提供するもの。PayGoが特許を取得したCSMは、ガスの使用量を正確に計測するIoTデバイスで、ユーザーはモバイルマネーで使用したい分だけ少額ずつガスを購入することができるシステム。
(詳細はプロパン産業新聞2020年7月28日付で)
契約交渉中は37件/スタートアップ卸
熱量バンド制は3選択肢で検討

 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会電力・ガス基本政策小委員会ガス事業制度検討WGは10日、第13回会合を開き、(1)熱量バンド制(2)一括受ガス(3)スタートアップ卸、供給高度化法に基づくガス事業者の責務について検討した。
 熱量バンド制については、令和2年度において現行の標準熱量制と比較しつつ、標準熱量の引き下げ(44MJ/立方メートル等)および小さいバンド幅(44~46MJ/立方メートル、43~45MJ/立方メートル)の3つの選択肢について優先的に取り上げ、具体的な制度設計の検討を進めるとした。
(詳細はプロパン産業新聞2020年7月28日付で)
アクションプラン提示/スマート保安官民協議会
官民取り組みの将来像示す

 スマート保安官民協議会は10日、第1回高圧ガス保安部会を開き、「スマート保安アクションプラン」を提示した。
 構造的課題としては、設備高経年化、人材高齢化、人材不足、技術・技能伝承力低下、災害の激甚化に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大などが背景にある。とくに設備高経年化は、事故等の発生可能性を高め、設備異常・製品品質不安定化につながる懸念がある。高度なリスク評価に基づいた保安、メンテナンス、補修を高頻度、広範囲で実施するなど、一層徹底した保安活動の必要があるが、労働力不足であり、これまでのような人手をかけた保安体制で立ち行かないのが現状だ。
(詳細はプロパン産業新聞2020年7月28日付で)
HB給湯器は当選確率5倍!/全L協ワンランクアップキャンペーン
WEB応募なら2倍にアップ

 全国LPガス協会(秋元耕一郎会長)は、需要開発推進運動の一環として、「全国LPガスワンランクアップキャンペーン」を2020年9月1日から2020年12月31日まで実施する。4回目となる今回の応募方法は、WEBと応募用紙(郵送)を併用するが、WEB応募については当選確率を2倍としているほか、対象商品により当選確率を変更している。
 キャンペーンは、期間中、対象商品をLPガス販売店から取り替えまたは新規購入した人を対象に、「ボイル毛がに(2尾入)」「松阪牛すき焼き用(3人前)」「Amazonギフト券1万円分」のなかから、希望賞品を抽選で500人にプレゼントするもの。
(詳細はプロパン産業新聞2020年7月28日付で)
新社長に山口副社長/神奈川県保安センター
調査計画11万軒、簡ガス調査800軒

 神奈川県エルピーガス保安センター(重田照夫社長)は17日、横浜市の中小企業共済会館別館で第15回定時株主総会を開催。コロナ禍によって当初の予定から約一カ月延期して開催し、会場は飛沫防止フィールドを用意しての開催となった。任期満了に伴う総会終了後の取締役会では、重田社長が退任し山口浩文副社長が新社長に就任した。
 冒頭あいさつに立った重田社長は、第15期(令和元年年5月~2年4月)調査計画数の11万5700軒に対して、実績11万106軒にとどまったほか、経常利益についても計画1756万円に対し実績が1100万円だったと報告。
(詳細はプロパン産業新聞2020年7月28日付で)
災害時対応機器を備蓄/三重県協
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協定書を掲げる末松市長と中井会長(右)
鈴鹿市と協定を締結

 三重県LPガス協会(中井茂平会長)では2012年度(平成24年)から、LPガス災害時対応機器を県内各市町の防災拠点に備蓄する事業を展開しているが、このほど、鈴鹿市と備蓄に関する協定を締結。17日に鈴鹿市役所庁議室で、協定締結式を行った。
 当日は同県協から中井会長をはじめ、石井智光副会長、地元・三重県鈴鹿LPガス協議会の松井浩行会長、同協議会事務局の横山典輝氏が、市側は末松則子市長が出席した。
(詳細はプロパン産業新聞2020年7月28日付で)
製品安全高度化へ対応/JLIA
安全機器普及促進・期限管理推進

 日本エルピーガス供給機器工業会(JLIA、丸茂等会長)は6月25日、東京・港区の工業会事務局で第9回定時総会を開催した。
 新型コロナウィルス対策のため、大半は書面による議決権行使の参加となり、会場は可能な限り少数による役員(理事・監事)の出席にて執行した。
(詳細はプロパン産業新聞2020年7月28日付で)
感染症防止策講じ研修実施/アストモスアカデミー関西
営業マイスター研修を7人が受講

 アストモスアカデミー関西(大阪府吹田市)は営業マイスター研修(ガラストップ&エコジョーズコース)を14日~17日までの4日間で開催し7人が受講した。同研修では、講義中は受講者の3密防止を意識するとともに、研修初日に行う夕食も兼ねた情報交換会を見合わせ、感染防止を最優先に研修を行った。
 今回の研修目的は消費者のライフスタイルに応じたガラストップコンロとエコジョーズの活用による豊かな暮らしの提案ができるスキルの習得にある。
(詳細はプロパン産業新聞2020年7月28日付で)
テーマは「A New Generation」/浅野産業、アサノ会
新時代幕開けに改めて販売促進

 浅野産業(岡山市、浅野益弘社長)と販売店会のアサノ会(宮本忠明会長)は、今年度定時総会を書面議決にて開催し、諸議案を原案通り承認し可決した。新型コロナウイルス感染症の影響によるもので、総会の議決日を6月27日とした。
 今年度のテーマは「A New Generation『新しい時代への幕開け』」。
(詳細はプロパン産業新聞2020年7月28日付で)
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