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◆プロパン産業新聞 2018年3月13日号
需給環境の多様化へ対応/LPガス国際セミナー
旺盛な中国需要注視

 「LPGの新たな潮流に船出する~需給ともに多様化する時代の選択とその戦略」をテーマにエルピーガス振興センター(増田宰理事長)は6日と7日、東京・千代田区の日経ホールで23回目の「LPガス国際セミナー2018」を開催。LPガス供給国、需要国、輸送関連に携わる世界各国のリーディングカンパニーが一堂に集結し、各分野の動向や将来展望などについてプレゼンテーションを行った。LPガス市場は世界最大規模の需要国となった中国の需要動向と、米国の供給体制が市場形成に大きな影響を与えることからその動向に注目が集まった。
(詳細はプロパン産業新聞2018年3月13日付で)
30年度末までに骨子案/次期ガス安全高度化計画
実行計画には環境変化反映

 産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会ガス安全小委員会は6日、第17回会合を開き、次期ガス安全高度化計画の策定に向けた今後の進め方(案)について報告した。
 目標年次は、ガス事業を取り巻く社会情勢の変容や関連技術の進捗、それらに応じたリスク変化をマクロに捉え、対策全体として評価するうえでの目標期間として、旧計画及び現計画と同様10年間(目標期間2021年~2030年)とし、対策の重点化や新たなリスクへの対応につなげるため、5年の経過時期において、総合的かつ多角的な中間評価を実施し、必要な計画の見直しを検討する。
(詳細はプロパン産業新聞2018年3月13日付で)
約2・6千本が残存/29年度末簡易ガス経年灯外内管
需要家資産の壁なおも高く

 経済産業省ガス安全室は、平成28年度経年管対策の実施状況についてまとめた。本支管及び内管の経年化対応については、平成23年5月に策定した「ガス安全高度化計画」において方針を示し、平成28年3月に計画の一部を改定し対策を進めているところ。
 簡易ガス事業者については、経年埋設内管のうち保安上重要な建物について優先的な対策が行われたが、「可能な限り平成27年度までの完了を目指す」という目標に対し、平成27年度末に約3・6千本の灯外内管が残存。その理由としては、灯外内管が需要家資産であることから、一般ガス事業者と同様、経年管の取り替え等に対する需要家の同意の得られない案件が存在したことによるもの。
(詳細はプロパン産業新聞2018年3月13日付で)
日本基準の技術を移転/サイサン
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イーストコーストとの
アザム・チョードリー会長と
川本副社長(右)
バングラデシュでLPGスタンド開業

 サイサン(さいたま市、川本武彦社長)は現在海外8カ国9社でグループ会社を運営しているが、その内の1社であるバングラデシュ「オメラガスワン社」で第1号のLPガススタンドの営業を開始、2日首都ダッカで記念式典を執り行った。式典には同国電力エネルギー資源大臣ナスルール・ハミッド氏も出席しスピーチとテープカットが行われた。式典にはサイサン代表取締役副社長川本知彦氏も陪席し、実車へのLPガス供給デモを観覧した。
(詳細はプロパン産業新聞2018年3月13日付で)
21年度までに80カ所整備/「水素STネットワーク」発足
“オールジャパン”体制 製・燃11社が協業

 燃料電池自動車(FCV)の普及拡大に向けた環境整備を推進するため、水素ステーション運営事業者、自動車メーカー、金融投資家等の11社により、水素ステーションの本格整備を目的にした新会社「日本水素ステーションネットワーク合同会社」(JHyM、英名=ジャパンH2モビリティ、東京・千代田区、菅原英喜社長、資本金5000万円)が2月20日に設立され、5日、東京・大手町のフィナンシャルシティ・カンファレンスセンターで共同会見が行なわれた。
 新会社は事業期間を10年と想定し、第1期として2021年度までの4年間で80カ所の水素ステーションを整備することを目標に、その後もさらなる拡張を目指すとしている。
(詳細はプロパン産業新聞2018年3月13日付で)
豪州産輸出開始に注目/関東JGE会
季節間格差は縮小の見通し

 関東JGE会(代表幹事=津田維一富士瓦斯社長)は6日、TKP新橋カンファレンスセンター(東京・港区)において「2017年度(第2回)関東JGE会研修部会」を開催。「営業トークスキルアップ研修」と題し講演した営業塾助け舟の片山毅会長は、顧客とのコミュニケーションを通じて心をつかみ信頼関係を構築することが重要と力説。営業マン必須のスキルとして「面談」(運命の人とご縁を結ぶ)「雑談」(相手が話したい話を聴く)「商談」(相手が聴きたい話をする)の3つの「談」が必要不可欠と強調した。
(詳細はプロパン産業新聞2018年3月13日付で)
「同業に学ぼう」研修会/三重県協青年委
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災害時に簡単にできる料理を紹介する
大須賀代表
災害時料理とブローカー対策聴講

 三重県LPガス協会青年委員会(吹原知幸委員長)は5日、三重県LPガス協会会議室において、「同業に学ぼう」研修会を開催した。三重県LPガス卸売協議会(石井盟晄会長)と合同で催したもので、今回は数えて5回目。だんだんキッチン代表で消防士の大須賀由美子氏による「ソナエノゴハン教室」、愛知県LPガス協会青年委員長の久保良史郎氏による「愛知県LPガス協会青年部の取り組みと県内の同業者間の競合状況」と題した講演を行った。
(詳細はプロパン産業新聞2018年3月13日付で)
売上高1150億1400万円/伊丹産業第70期決算
ガス事業部売上高7.2%増

 伊丹産業(兵庫県伊丹市、北嶋一郎社長)は5日、本社会議室で第70期(平成29年1月~12月)決算発表を行った。単独の売上高1150億1433万円(前期比4・9%増)、経常利益30億5347万円(同17・9%減)、純利益23億7368万円(同319・6%増)の増収減益決算となった。
 部門別売上高は、ガス事業部が422億3000万円(売上比率36・7%)、石油事業部が440億2200万円(同38・3%)、米穀事業部が270億6000万円(同23・5%)、モバイル事業部が16億9400万円(同1・5%)。
(詳細はプロパン産業新聞2018年3月13日付で)
“火”を身近に感じて/山口県協
初の本部主催火育教室市立神原小(宇部市)で開講

 山口県LPガス協会(福田誠会長=エネックス社長)は2月8日、同県宇部市の市立神原小学校で火育教室を開講し、5年生の約40人が火育を通じて“火”を体験した。
 県下の火育はこれまで、各支部が独自で実施してきたが、本部主催の火育は初めて。本部はその第1弾を宇部・小野田支部に依頼。同支部青年部が中心となって実施された。
 内容は1部「FIRE・STORY(クイズ)」、2部「火おこし実演(スタッフ)」、3部「同体験(児童)」、4部「生食材と炙った食材の食べ比べ(ウインナー)」。
 火おこしはひも切り式で体験したが、スタッフは火を起こした一方、児童は火種を起こすところまでとした安全対策が図られた。
(詳細はプロパン産業新聞2018年3月13日付で)
“IoT時代”へ挑む経営/関東皮切りに「東計会」スタート
鍵はディスアグリゲーション

 東洋計器(長野県松本市、土田泰秀社長)は2日、東京・新宿区の京王プラザホテルで「第36回関東東計会」を開催。今年は新会員として8社を加え、関東圏のLPガス業界関係者を中心に過去最高となる570人が聴講した。
 研究会では、土田社長が『IoT時代のLPガス経営』と題して、各業界でも導入が進んでいるLPWA(Low Power Wide Area)通信規格に対応した新製品「IoT―R」の発表とともに、IoT、AIのLPガス事業への活用方法として消費者への最適料金メニューの提示、配送の合理化、プリペイドシステム、ガス料金の電子決済・電子請求などについて発表。さらに『ガスの時代を創ろう!』のテーマで、土田泰正常務が“新・料金メニュー”による料金表統合化やガス拡販などについて豊富な導入事例を交え紹介した。
(詳細はプロパン産業新聞2018年3月13日付で)
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