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◆プロパン産業新聞 2017年9月5日号
2050年視点で検討 エネルギー情勢懇が初会合
基本計画策定に反映

 経済産業省は8月30日、2050年視点での長期的なエネルギー政策の方向性を検討するため、経済産業大臣主催の「エネルギー情勢懇談会」を新たに設置し、議論を開始した。2050年CO280%の目標に向けた今後の議論の論点を整理。再生可能エネルギーの技術革新の必要性を指摘する声があがる一方、原子力発電についてきちんと整理すべきとの意見が出された。次回以降は地政学的リスクのトレンド、主要プレーヤーの経営戦略などのプレゼンなどを予定。技術革新、人材投資、海外貢献で世界をリードできる国、制度、産業としての総合戦略を構想する。なお、エネルギー基本計画の見直しについては、総合エネルギー調査会基本政策分科会(分科会長・坂根正弘小松製作所相談役)において議論を開始しており、同懇談会の意見も計画策策定に反映させる考えだ。
(詳細はプロパン産業新聞2017年9月5日付で)
環境エネ関係8621億円/経産省30年度予算概算要求
自衛的燃料備蓄に7.3億円

 経済産業省は8月31日、平成30年度予算の概算要求額をまとめた。全体予算総額は平成29年度当初予算比で約6%増の1兆4197億円とした。このうち、資源・エネルギー政策の基本的方向性として「エネルギー政策に奇策なし。引き続き一丁目一番地の福島の復興を着実に進めるとともに、エネルギー利用の低炭素化、エネルギーセキュリティの強化に取り組む」とし、概算要求額を8621億円(平成29年度予算額8474億円)とした。
 ポイントとしてあげるのが「Connected Industriesによる社会課題の解決・競争力強化」「対外経済政策の展開」「産業安全保障の抜本強化」「中小企業等による地域未来投資の加速化」「環境・エネルギー制約の克服と投資拡大」及び「福島をはじめとする被災地の復興加速」など。
(詳細はプロパン産業新聞2017年9月5日付で)
エコジョーズ販売は今がチャンス!!/全L協
ワンランクアップキャンペーン開始

 全国LPガス協会が主催する「LPガス給湯器ワンランクアップキャンペーン」が1日スタートした。同キャンペーンは、需要開発推進運動の一環として実施するもので、エコジョーズ販売で三越ギフト5000円相当が抽選で当たる。
 また、事務局では販促ツールとして、まんがリーフレット「浴室暖房乾燥機編」「ヒートショック編」「給湯器にも寿命があるんです編」「ガス温水床暖房で快適なくらし編」の4種を作成した。
 キャンペーンは、給湯器(エコジョーズ)にスポットを当てたもので、「単機能から複合機の給湯器のワンランクアップ」「浴室乾燥暖房機の設置促進」「灯油ボイラー、電気温水器等からガス給湯器への燃転促進」などを通して、給湯器の普及率をあげることで、LPガスの需要拡大につなげるのが狙いだ。
(詳細はプロパン産業新聞2017年9月5日付で)
既存住宅への拡販テーマに/コージェネ財団
エネファーム事例発表会開催

 コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(コージェネ財団、柏木孝夫理事長)は8月25日、東京ガス本社(東京・港区)において「エネファーム事例発表会」を開催。エネファームの販売台数は2017年5月に累計20万台を突破し、今後の本格普及に向けさらなる販売増加の取り組みが必要となる。今回の発表会は、エネファーム販売促進のための手法などについて、メーカー及びガス事業者からの貴重な取り組みノウハウ・成果が紹介された。コージェネ財団の山﨑隆史専務理事は「主に既存住宅のガス顧客に対する販売事例を紹介する。これはエネファームの需要開拓には非常に重要で顧客の囲い込みにも意義がある。業界が一丸一体となってエネファーム販売促進に邁進してほしい」とあいさつした。
(詳細はプロパン産業新聞2017年9月5日付で)
災害に強いLPガスPR/宮城県協
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移動電源車からの電力供給を
デモンストレーション
県協移動電源車など展示

 宮城県LPガス協会は8月27日、宮城県加美町総合防災訓練に参加し、協会が所有するLPガス仕様移動電源車やポータブル発電機などを展示し、災害に強いLPガスをPRした。
 当日は、県内内陸部を震源とするマグニチュード7・8、最大震度6強を想定。震災後、初となる防災訓練(会場・小野田運動場)では、倒壊家屋から負傷者を運び出す救出訓練や、県の救急医療用ヘリコプター「ドクターヘリ」に負傷者を引き継ぐ訓練、自衛隊による炊き出しも行われるなど本格的な訓練となった。
(詳細はプロパン産業新聞2017年9月5日付で)
6会場で新製品内覧会/パロマ北関東支店
新型「フェイシス」拡販に注力

 パロマ北関東支店(星憲二支店長)は、秋・冬の需要期に向けてガス事業者を対象にした「新製品内覧会」を8月30日の埼玉県狭山市の狭山市市民会館を皮切りに、埼玉県内で3会場(7日・熊谷文化創造館、20日・パロマ越谷研修センター、21日・さいたま市プラザーノース)、栃木県内で1会場(5日・宇都宮マロニエプラザ)、群馬県内で1会場(6日・昌賢学園まえばしホール)の計6会場で開催する。6会場には2000人を超えるガス事業者の来場が見込まれており、本格的にスタートするガス展を前に、秋から新たにラインアップに加わったビルトインコンロやテーブルコンロなど最新の各種ガス機器の説明を受け、商品への理解を深め提案力を高めた。
(詳細はプロパン産業新聞2017年9月5日付で)
リフォーム商材テーマに/中部朋友会
セキュリティサービス トークコンテスト開催

 アストモスエネルギー主催の2017年度中部朋友会セキュリティサービストークコンテストが8月24日、名古屋市の名古屋国際センターで行われ、優秀賞に美濃加茂ガス(岐阜県美濃加茂市)の安田健人氏が選ばれた。
 今回は、各社の予選会を勝ち抜いた7人が参加。リフォーム商材(ユニットバス、もしくはシステムキッチン)の提案をテーマに実施した。
 競技では、訪問宅をともに60歳の夫婦と母親(85歳)の家族構成に設定。夫は今春退職したばかり、来春から結婚2年目の長女夫婦(ともに30歳)と同居予定といったお客さま情報のもと、昨年のセキュリティサービス以来、1年ぶりに再訪する状況で行った。
(詳細はプロパン産業新聞2017年9月5日付で)
県消防学校で初の燃焼実験授業/和歌山県協
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一般高圧ガス分野での
液体酸素の燃焼実験のもよう
入校生54人に特性伝授

 和歌山県LPガス協会(福島幹治会長)は8月28日、和歌山市の県消防学校で県高圧ガス地域防災協議会とともに、今年度に県内の消防本部に採用された入校生54人を対象に、屋外での高圧ガスの燃焼実験等の授業を行った。
 県消防学校は今年度から加太に移転し、敷地面積が約4万5千平方㍍と拡大されており、移転前は座学のみで行われていた入校生の高圧ガスの授業では、敷地が広くなり、周辺に民家もないことから燃焼実験を取り入れた。
(詳細はプロパン産業新聞2017年9月5日付で)
バルク+GHP+ビルトインコンロ 新商工会議所会館へ設置決定/安来事業協組
竣工第1弾利用は島根県協安来支部合展

 島根県安来市内に建設中の新安来商工会議所会館のメーンエネルギーがLPガスになることが決まり、提案時から担当してきた安来エルピーガス事業協同組合(蔵本章雅理事長)では大きな喜びに沸いている。
 主な設備は500キロバルクシステム1基+災害ユニット(富士工器製)、GHP3基(10、16、25馬力各1基、パナソニック製)。
 LPガスが選ばれた理由について、蔵本理事長は「災害対策が決め手になった」という。
(詳細はプロパン産業新聞2017年9月5日付で)
ハンディー蓄電機登場/ホンダ
300ワットで約1時間使用

 ホンダ(東京、八郷隆弘社長)は1日、ハンディータイプ蓄電機「LiB―AID(リベイド)E500」を1日から全国のHonda Cars(ホンダ・カーズ)で販売を開始した。
 リベイドE500は、同社独自の正弦波インバーター技術による高品質な電気の供給が可能な最大出力500ワット(VA)のハンディータイプ蓄電機。家庭用コンセント、もしくは車のアクセサリーソケットから充電でき、繰り返し使えるリチウムイオン電池を搭載することで、屋内外のさまざまなシーンで活躍するポータブル電源として利用できる。
(詳細はプロパン産業新聞2017年9月5日付で)
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