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◆プロパン産業新聞 2017年8月8日号
関東・中部・関西地区で卸売・小売事業を統合/伊藤忠エネクス大阪ガス
販売量33万トン直売28万件に

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調印式での(左から)伊藤忠商事今井雅啓専務、大阪ガス松坂英考副社長、伊藤忠エネクス岡田社長
 伊藤忠エネクス(東京・港区、岡田賢二社長)と大阪ガス(大阪市、本荘武宏社長)は3日、両社が50%ずつ出資する合弁新会社「エネアーク(仮称)」を10月1日付で設立し、関東・中部・関西のそれぞれの地区におけるLPガス卸売、小売事業を統合するとともに、今後のさらなる再編についての検討も開始すると発表。また両社は、大阪ガス子会社の日商LPガスが保有するLPガス販売会社3社の保有全株式をエネクスグループに10月1日付で譲渡することにも合意した。
(詳細はプロパン産業新聞2017年8月8日付で)
低迷する市場を活性化/ニチガス、東電
都市ガス参入支援で新会社

 自由化を迎えたものの、参入事業者が電力ほど増加せず、スイッチング状況も低調な都市ガス市場。その活性化を図ることを目指し、日本瓦斯(東京・渋谷区、和田眞治社長)は、東京電力エナジーパートナー(東京・港区、川崎敏寛社長)とLNG調達、託送手続き、保安業務、機器販売など都市ガス事業のサービスをワンパッケージで提供する事業運営会社「東京電力エナジーアライアンス」を8月21日(予定)に設立すると発表した。
 日本瓦斯は都市ガス・LPガス事業で培った保安業務、機器販売、クラウドシステムサービスなどの技術や営業力を、東京電力エナジーパートナーはLNG調達や託送手続きなど卸供給に必要な資本を提供することで、新規事業者の参入を後押しして、都市ガス事業のシェアを拡大し、収益の増強と事業規模の拡大を図る。10月から卸供給を開始し、今年度の顧客目標を3万軒、2019年度には100万軒を目標に掲げる。
(詳細はプロパン産業新聞2017年8月8日付で)
再編スキームを具体化/ミツウロコグループホールディングス
ミツウロコ小売部門を分割

 ミツウロコグループホールディングス(東京・中央区、田島晃平社長グループCEO)は、7月14日開催の取締役会において、子会社等の組織再編について、具体的な再編のスキーム及びスケジュールを決定した。
 消費者ニーズの多様化、昨年4月より開始した電力自由化、今年4月より開始した都市ガスの自由化等の流れにより、エネルギー事業において顧客獲得競争が激化し、取り巻く環境が急激に変化しているなか、同社グループが競争力を維持し、永続的に成長を続けていくため、各地域の特性に鑑みた営業戦略を実施すべく、同社連結子会社であるミツウロコの小売事業部門を関東、東北、中部、関西地域ごとに分割。また、山梨地域においては、その市場規模に鑑み、ミツウロコの小売事業部門に加えて卸売事業部門を分割することで、地域に根ざした総合エネルギー企業化することとしたもの。
(詳細はプロパン産業新聞2017年8月8日付で)
2019年に輸出開始予定/アストモスとアルタガス
カナダ産調達でSPA締結

 アストモスエネルギー(東京・千代田区、増田宰社長)とアルタガス(カナダアルバーター州カルガリー、デビッド・ハリス社長兼CEO)は、2016年7月1日にカナダ西海岸で進めているカナダ産LPガスの輸出プロジェクトについてMOU(覚書)を締結し、売買を基本合意しているが、2日、最終的な売買契約(SPA)を締結したと発表した。
 SPAの概要は、期間が輸出開始より複数年で輸入するのはプロパンのみ。輸出ターミナルはリドリィ・アイランド・ターミナル。ターミナル完工予定は2019年第1四半期、輸出開始予定は2019年第四半期。
 アストモスエネルギーはLPガスの調達多様化に努めており、本売買契約の締結により、同社の調達ポートフォリオにカナダ西海岸という新たな供給ソースが加わることになる。
(詳細はプロパン産業新聞2017年8月8日付で)
火おこし原人に大歓声/岩手県協
盛岡支部青年部 盛岡市で初の出前授業

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“火おこし原人”の出現に子供たちは大喜び
 岩手県高圧ガス保安協会盛岡支部青年部(部長・長澤一信長沢燃料店常務)は3日、盛岡市の「学童保育クラブけやき子供会」で火育出前授業を開き、参加した児童45人(小学1年~6年生)に火の大切さ、安全な使い方などを伝えた。
 はじめに「火はともだち」と題した座学で人と火の関わりの歴史、火の大切さ、便利さについて“火の博士”小林周平博士(小林燃料センター取締役)が講義。火のイメージは?との問いに子供たちは口々に「熱い」「こわい」「危険」とこたえ、「火は人の進化の歴史。火は正しく使えば、明るさ、暖かさ、おいしさ、さらに安全という恵みをもたらしてくれます」との小林博士の説明に「良くわかった!!」と元気な声。
(詳細はプロパン産業新聞2017年8月8日付で)
ラ・クックに高い注目/パロマ北関東
タカラSTとコラボイベント

 パロマ北関東支店(星憲二支店長)は、今年で6回目の開催となるタカラスタンダードとの合同展示会「秩父タカラ&パロマフェア」を7月29日と30日に埼玉県秩父市のRestaurant GAIAで開催した。
 展示会には昨年を上回る地域のガス事業者16者が参加。夏のコラボイベントとして地域に浸透するとともに、ガス事業者とメーカー2社の地道な集客活動の成果もあって、10時のオープンを前に長蛇の列ができ、開場を15分早めて開始した。オープンから来場者が途絶えることなく訪れ、過去最高の約500組1000人の来場者が訪れて盛況を博した。
(詳細はプロパン産業新聞2017年8月8日付で)
引っ張り事故を防止/東邦液化ガス
LPGスタンドゲートバー 無事故継続で効果実証

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ゲートバー前で停止した状態
 東邦液化ガス(名古屋市、大路弘社長)は、LPガススタンド内での引っ張り事故を防止するためのゲートバーを、3月28日から名古屋市熱田区の桜田エコ・ステーションに8台設置しているが、現在までのところ無事故状態を継続。その安全性が実証されている。
 ゲートバーは、スタンド内の計量器横充填位置へ前方進入してきた自動車の前をふさぐ形で設置。ゲートが下りた状態時は自動車のボンネットよりもやや高い位置にバーが設定されるため、運転席から見て見落とすことがない。
(詳細はプロパン産業新聞2017年8月8日付で)
快適性や防災力紹介/愛媛日商プロパン
「ふれあい祭」に586人来場

 愛媛日商プロパン(愛媛県松前町、吉田幸人社長)は7月23日、本社特設会場で同社グループ展示会「ふれあい祭2017」を開催、586人が来場した。
 参加店は、今出石油、伊予ガス、沖野燃料店、門田、向井燃料。
 同展示会は、冬季に行っていたものを趣向を変えて夏季にし、今回で3年目。ハイブリッド給湯暖房システムなどのガス機器の展示と5月に敷地内に完成した2階建の多目的ホールでの最新ガスコンロを用いた調理実演で、ガスによる快適性、省エネ性、利便性をアピールした。
(詳細はプロパン産業新聞2017年8月8日付で)
新規で配送者向け講習、教育/広島ガスプロパン
グループ保安指導方針紹介

 広島ガスプロパン(広島県海田町、泉博之社長)はグループの保安講習会において、今年度のグループ保安指導方針を紹介した。
 概要はほぼ前年度と変わらないが、前年度にグループ内で発生した配送における事故を教訓に「自主保安の推進」のなかで、配送者向けの講習、教育を新規で実施し、安全の高度化を図る。
 保安活動の考え方は「法令順守と自主保安の推進で事故件数の削減を図る」で、取り組みの基本は販売事業者の法令順守徹底、期限管理の徹底、自主保安の推進の3点。
(詳細はプロパン産業新聞2017年8月8日付で)
ガス機器堅調推移も横ばい/JGKA
2017年度ガス石油機器販売予測

 日本ガス石油機器工業会(JGKA、小林一芳会長)はこのほど、「ガス石油機器の販売実績見込みと予測」をまとめた。
 これによると2016年度の販売実績は、出荷金額がガス・石油機器合計で3846億円(前年比99・9%)と、ほぼ横ばいになる見込みとなった。
(詳細はプロパン産業新聞2017年8月8日付で)
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