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◆プロパン産業新聞 2016年10月11日号
負担平準化急務に/バルク20年告示検査問題
平成29年から本格化

 平成8年3月の液石法改正以降、投入されたバルク貯槽(1000キログラム未満)の全国累計生産数は平成28年4月末時点で27万7566基に達した。製造後20年までに外観検査・気密検査等の実施または新品交換が液石法にて定められ、LPガス業界にさまざまな対応が迫られている。今後、実証試験等で設置したものや前倒し実施等を踏まえると、いよいよ平成29年より20年検査が本格化することが予測されるが、懸念されるのが検査、廃棄等のピーク時の対応だ。混乱を回避するためバルクメーカー各社は20年バルク貯槽告示検査の負担平準化に向け2年程度の前倒しを呼び掛けている。
(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
FRP容器移動規定を見直し 10キロ型普及拡大に備え
 経済産業省商務流通保安グループ高圧ガス保安室は、液化石油ガス用一般複合容器の移動に関する規定(液石則49条)及び圧縮水素スタンドの規制などを見直す。改正は保安のスマート化の一環として実施するもの。施行は11月1日を予定している。
 「液化石油ガス用一般複合容器(FRP容器)の移動に関する規定の見直し」は、現在流通している7・5キログラム型のFRP容器に加え、今後予測される10キログラム型の普及拡大に資するもの。
 車両に積載して移動するLPガスを充填した容器についての技術上の基準(警戒標の掲示、消火設備の携行、イエローカードの携帯等)は、現行制度では、20リットル以下の容器を2本積載する場合であってその容量の合計が40リットル以下であるときは、適用除外とされている。
(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
料金メニュー 総じて公開に前向き 全国消団連がアンケート調査
販売指針100%が周知

 9月27日に開いた電力・ガス取引監視等委員会・第11回制度設計専門会合において、全国消費者団体連絡会がLPガス販売事業者(上位100社)及び47都道府県協会に対して実施した「LPガス販売における情報開示に関するアンケート調査」の結果等が公表された。
 事業者に対する「家庭向けLPガスの標準的な料金メニュー(料金表)を設定しているか」の問いに対して、回答した52社のうち38社が「ある」、12社が「今後設定する予定」と回答。「LPガスの料金メニューは公開しているか」の問いに対しては25社が「公開している」と回答。このうち、ホームページでの公表は19社、パンフレットやチラシが2社、請求書・領収書3社、その他1社と回答。一方、公開していないが今後、ホームページで公開予定とする事業者は19社存在しており、総じて公開には前向きであることが判明した。
(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
「サービス透明化」推進を/キグナス液化ガス
平成28年度本社ブロック講習会

 キグナス液化ガス(酒井久男社長)は6日、丸の内トラストタワー(東京・千代田区)において平成28年度本社ブロック講習会を開催。今回は「ガスシステム改革」により2017年4月から都市ガスの小売り全面自由化が始まることを踏まえ、その方向性と影響等について、東京理科大学大学院イノベーション研究科の橘川武郎教授が説明した。経済産業省総合エネルギー調査会基本政策分科会ガスシステム改革小委員会委員である橘川教授は、「顧客とのフェース・トゥ・フェースの関係を構築し生の声を聞きそこからビジネスにつなげることが、都市ガス・LPガス会社の持つ自由化時代の最大の武器になる」と指摘した。
(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
「真の王者」競う/レモンガス配送コンテスト
グランドチャンピオン大会開催

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グランドチャンピオンに輝いた長谷川氏の競技
 レモンガス(神奈川県平塚市、赤津欣弥社長)は9月30日、横浜市の同社横浜支店で「配送コンテストグランドチャンピオン大会」を開催した。
 今回は、同社がこれまで4年連続で実施してきた「社内配送コンテスト」において、優勝、準優勝の成績を収めた優秀配送担当者らをはじめする合計9人の選手が出場。グランドチャンピオン大会と銘打って真の王者を競った。
(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
近隣県協と連携強化/愛知県協中核充填所訓練
岐阜・三重と相互支援

 愛知県LPガス協会(後藤庄樹会長)は5日、愛知県豊川市の東愛知ガス供給ネットで平成28年度中核充填所稼働訓練を行った。訓練では他社容器のバーコード充填と、岐阜県LPガス協会と三重県LPガス協会との連携業務を初めて実施し、災害対応力や緊急連絡体制の強化を図った。訓練は東海・東南海連動地震が発生し、愛知県及び三重県沿岸部が地震と津波によって大規模な被害を受け、大規模な停電が発生するなか、豊川市内の避難所となった小学校にLPガスを供給する設定で実施。県、警察、消防、LPガス事業者などから関係者100人が参加した。
(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
児童が火おこし競争/愛媛県協青年部会
J2リーグイベントに参画

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火おこしタイムアタックでは青年部会のスタッフがサポート役に
 愛媛県LPガス協会青年部会(伊須雅裕部会長)は9月25日、松山市のニンジニアスタジアム(県総合運動公園)隣の広場でJ2リーグの愛媛FCホームゲーム前のイベントとして、主に小学生以下の児童を対象に体験スタンプラリーや紐きり式火おこしのタイムアタックを行い、LPガス発電や火の大切さをアピールした。
(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
「建築の基礎知識」など初企画/広島ガスプロパン
複数カリキュラム制に移行

 広島ガスプロパン(広島県海田町、石井幸治社長)は、グループ関係会社の社員を対象に平成22年度から毎年実施している「フォローアップ研修」について、昨年までの同じカリキュラムによる複数回開催から、今年初めて複数のカリキュラムによる開催に変更した。
 カリキュラムはA「機器修理スキルアップ、コンロコース(Siセンサー)」、B「同風呂釜コース(新型バランスボイラー)」、C「給湯器の故障診断」、D「建築の基礎」の4コース。AとBは1日ずつ、CとDは連続2日、広島ガス技術研修センター(広島市)で終日行った。
(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
“男気”でガスアピール/広島ガス東部
広島市内2会場でリフォーム展

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小さなリフォームから大きなリフォームまで提案
 広島ガス東部(広島県府中町、七種猛社長)は9月23日、24日の両日、広島市内の2会場で顧客向け展示会「秋のリフォーム展」を開催した。
 手すりなどの小さなリフォームからシステムキッチンなどの大きなリフォームまで、顧客の住まいに合わせた最適なリフォーム提案を目的に、毎年春と秋に開催している。
 とくに、今回は新築住宅を検討する顧客にも招待状を配布。同社オリジナルのガス住宅「T─HOUSE」を紹介し、新築住宅の販売も手掛けていることをアピールした。

(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
岩谷、AWなどが出展/水素インフラ展
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岩谷産業のブース
水素ST普及へ技術集結

 「水素ステーション・インフラ展」が9月28日から30日の3日間、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催され、岩谷産業、大陽日酸、JXエネルギー、エア・ウォーターなどが出展した。
 同展示会は、国内唯一の水素ステーションの普及と技術交流に特化した、ビジネストレードショー。水素ステーションの“今”を発信し、早期普及へ向けた新規参入、新マッチングを後押しする展示会として開かれた。
(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
LPG顧客数100万件へ/東京ガス
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記者会見する広瀬社長
自由化見据え基盤強化

 東京ガス(広瀬道明社長)はガス自由化を見据えてさらなる経営基盤の強化を図り、競争力を高めるために、総合エネルギー事業の進化に向け、都市ガス事業に加え、電力事業やLPガス事業、海外事業を拡大することを6日に都内で行った記者会見で発表した。
(詳細はプロパン産業新聞2016年10月11日付で)
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