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◆プロパン産業新聞 2016年8月23日号
次世代液化石油ガス保安システム 導入マニュアルを策定
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集合供給設備を遠隔監視

 経済産業省商務流通保安グループガス安全室は、災害に備えた新たな保安システムである「次世代液化石油ガス保安システム」(集合供給設備遠隔監視システム)の実現可能性について実証し、課題などを整理したうえで導入マニュアルを策定した。次世代システムは現行の無線式集中監視システムに新たな機器を追加することで、災害時または平時において集合住宅の供給管のガス漏洩を検知し、必要に応じて遮断や通報を行うもの。将来予測される大規模災害(首都直下型地震、東海地震、東南海地震など)への対策として期待される。調査研究は、委託事業(平成25年度~27年度)として高圧ガス保安協会が実施した。
(詳細はプロパン産業新聞2016年8月23日付で)
LPガス料金 ホームページ公開が拡大
料金透明化へ年内にも指針

 全国LPガス協会は、LPガス料金の透明化を図る観点から、自主的ガイドラインである「LPガス販売指針」の徹底の一環として、LPガス販売事業者に標準的な料金をホームページ等で公表することを求めている。資源エネルギー庁石油流通課では、料金公表などの進捗状況を把握するために2月に主要なLPガス販売事業者(50社)に対し、自社及びその子会社におけるホームページへの公表状況などについて調査(回答事業者数169社)を実施。このうち26社(子会社58社)が7月末までに公表を行う予定と回答していた。8月までに22社が新たにLPガス料金の公開を開始。さらに他事業者においても徐々に料金公開の流れが広がっている。
(詳細はプロパン産業新聞2016年8月23日付で)
6会場で最後の実践研修/ジクシス
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東京会場での
ロールプレイングの模様(9日)
集合研修の「集大成」

 ジクシス(東京・港区、山本一徳社長)が特約店の営業担当者を対象に開催している、顧客への実践的な営業力向上を目的とした「販売力倍増プログラム」。その集大成となる6回目の研修「実践研修(3)」が、このほど全国6会場(仙台、東京、名古屋、福岡、大阪、高松)で開催された。
 このプログラムは、全6回の研修と並行して、ガス機器販売ポイントランキングを9月末まで実施するもの。参加者はランキングにおける各自の販売目標を設定。研修ではこれをベースに、講師が個別のヒアリングを通じて課題を明確化し、解決策をアドバイスする。ランキングでの実践と研修での振り返りというサイクルを数カ月間にわたり並行して実施することで、カリキュラムの実践度を高めていることが最大の特徴だ。
(詳細はプロパン産業新聞2016年8月23日付で)
今月中にも本契約締結/東燃、JX統合
12月臨時株主総会で承認へ

 東燃ゼネラル石油の武藤潤社長は、来年4月に予定するJXホールディングス(内田幸雄社長)との経営統合について、今月中にも統合比率の決定及び経営統合本契約を締結することを明らかにした。これは、12日に経団連会館で開かれた決算説明会において言及したもので、12月にも臨時株主総会を開催し承認を得る考えだ。
(詳細はプロパン産業新聞2016年8月23日付で)
電力スイッチング 低圧5月実績25万件
自由料金メニュー変更は90万件

 電力・ガス取引監視等委員会は15日、平成28年5月分の販売電力量等の実績について結果を公表した。それによると販売電力量の総量は628・8億キロワット時で、その内訳は、特別高圧187・2億キロワット時、高圧222・3億キロワット時、低圧電灯192・2億キロワット時、低圧電力25億キロワット時となった。
(詳細はプロパン産業新聞2016年8月23日付で)
LPG燃転101件に補助/日団協
CO2削減量は年間7857トン

 日本LPガス団体協議会は、平成28年度エネルギー使用合理化事業者支援補助金(民間団体分)(LPガス分)の交付先を決定した。今年度交付決定した事業は101件(申請110件)、交付予定金額は3億8500万円(申請4億1700万円)、原油換算燃料削減量は▲759キロリットル/年、二酸化炭素排出削減量も▲7857トン/年となった。
(詳細はプロパン産業新聞2016年8月23日付で)
所有者登録促進を要請/兵庫県協保安講習会
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会場にはFRP容器を展示。
会員の関心も高い
機器工業会が講演

 日本ガス石油機器工業会の佐野真ガス機器技術委員長は9日に兵庫県尼崎市の尼崎商工会議所で開催された兵庫県LPガス協会阪神・北摂の両支部主催の保安講習会で講演し、長期使用製品安全点検制度に係る特定保守製品の所有者登録促進への協力を呼びかけた。
 同制度は平成21年4月に施行され、一般消費者に重大な危険を及ぼす恐れのある9品目を特定保守製品(LPガス用は屋内式ガス瞬間湯沸かし器及び屋内式ガスふろがま)に指定し、経年劣化による事故を防止する制度で、5年以上経過した27年のLPガス用の登録率は30%程度と低調である。
(詳細はプロパン産業新聞2016年8月23日付で)
最優秀賞に濱井氏(広島ガス北部販売)/広島ガスプロパン
グループ保安コンテスト

 広島ガスプロパン(広島県海田町、石井幸治社長)は7月29日、広島市南区の広島ガス第3ビルで第6回グループ保安コンテストを開催した。
 10人がエントリーし、最優秀賞には広島ガス北部販売の濱井俊豪氏が、優秀賞には広島ガス可部販売の大下和宏氏が、敢闘賞には広島ガス高田販売の井上優人氏がそれぞれ選ばれた。
(詳細はプロパン産業新聞2016年8月23日付で)
60周年記念し講演会/島根県協
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記念講演会の講師は
東京理科大学大学院の橘川教授
需要開発セミナー併催

 島根県LPガス協会(森山健一会長)は1日、松江市の松江テルサで協会創立60周年記念講演会と今年度需要開発セミナーを開催し、女性2人を含む115人が出席した。
 需要開発セミナーでは県内におけるエネファーム販売のトップセールスマンである、竹内隆氏(山陰酸素工業松江支店)と山崎泰成氏(島根中央マルヰ)が、演題「エネファーム既築販売の取り組み」について説明した。
(詳細はプロパン産業新聞2016年8月23日付で)
7月容器統計 今年初めて10万本割る
生産低調も前年合計比増

 日本溶接容器工業会(矢端和之会長)は、平成28年7月のLPガス溶接容器並びにバルク貯槽の生産実績をまとめた。
 LPガス溶接容器生産数量は、主力となる50キログラム以下が5万8819本(うちアルミ製が900本)と年初来最低を更新し、今年1月(11万9052本)の半分以下のレベルに落ち込んだ。20キログラム以下が3万6250本(同1500本)、10キログラム以下4504本、500キログラム以下8本で、合計は、今年初めて10万本を下回る9万9581本となった。なお、10万本割れは1年ぶり。1~7月の合計を前年合計との比較でみると16・9%の増加だった。
(詳細はプロパン産業新聞2016年8月23日付で)
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