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◆プロパン産業新聞 2015年6月30日号
日協/新たな位置付け踏まえ中長期展望見直しに着手
 日本LPガス協会(会長・増田宰アストモスエネルギー社長)は24日、平成27年度定時総会を開き、最重点課題を“LPガスの新しい位置付け(エネルギー基本計画・資源燃料部会中間報告書)を踏まえた中長期展望の一部見直し”と定め、今年度のスローガンである「“暮らしを豊かにするやさしいエネルギーLPガス”~炎もお湯も発電も~」のスローガンのもと、LPガス産業の発展のための年とすべく活動を展開することを決めた。また、中長期展望の見直しを踏まえ、2016年度~2020年度の活動方針を新たに策定する方針だ。なお、会長は増田会長が続投する。
(詳細はプロパン産業新聞2015年6月30日付で)
「CNG車と環境性能同等」/促進協、国環研と共同研究で実証
 LPガス自動車普及促進協議会(椿貴喜会長)が国立環境研究所と共同研究していた排ガス性能優位性試験の第一弾の結果が22日に開かれた総会で報告された。
 実証試験ではLPG車は「トヨタコンフォート」「マツダアクセラ」、ガソリン車は「トヨタハイエース」「マツダアクセラ」、ディーゼル車は「マツダCX―5」について、同一条件において排ガステスト(CO、THC、NOX、CO2、CH4、NMHC等)を実施(PM2・5の粒子状物質の発生については国立環境研究所の専門分析員により現在解析中)し、環境性能の検証を行った。
 また、JCO8モード走行の実測値と理論値を用いて、LPG車とCNG車のLCA(ライフサイクルアセスメント)をベースに走行時のCO2排出量を比較。カローラフィールダーワゴン(LPG車=152・2、CNG車=150・52)、ハイエースワゴン(同=289・63、同288・25)、カローラアクシオセダン(同139・25、同151・5)、サクシードバン(同172・93、同=175・58)との結果となり、CNG車と同等の環境性能を実証した。(いずれも単位はg―CO2/キロメートル)。
(詳細はプロパン産業新聞2015年6月30日付で)
伊丹産業/奈良市小倉で産業用太陽光発電 計2.9MW稼働
 伊丹産業(兵庫県伊丹市、北嶋一郎社長)が、奈良市小倉町で建設を進めていた産業用太陽光発電所2カ所(2・9メガワット)がこのほど完成、稼働を開始した。
 同社の産業用太陽光発電は、昨年5月に竣工した兵庫県赤穂市の赤穂発電所に次いで2件目。
 「奈良小倉第一発電所」は、発電容量が約1・6メガワット。パネルはインリーグリーンエナジー製。敷地面積は約1万9300平方メートル。3月30日から発電している。
 投資金額は約6億円で、同社試算の投資回収年月は約8年。
(詳細はプロパン産業新聞2015年6月30日付で)
電力小売自由化へ制度設計WGが再開
 電力システム改革小委員会の制度設計ワーキンググループは25日、第3弾の電気事業法改正法の成立を受け、5カ月ぶりに第13回会合を開き、電力小売全面自由化の実施スケジュールなどを確認した。
 それによると、7月31日=「託送供給等約款の認可申請の期限」、8月3日=「小売電気事業の事前登録の受付を開始」、12月28日=「離島供給約款及び最終保障供給約款の届出の期限」、平成28年1月~=「小売電気事業者の変更を希望する需要家の受付開始など、事前手続を開始」、4月1日=「小売全面自由化」としている。
(詳細はプロパン産業新聞2015年6月30日付で)
全国JGE会新会長に髙井宏康氏(新日本ガス社長)
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髙井宏康新会長
 ジャパンガスエナジー(東京、吉田正俊社長)の各地区特約店会の代表者で構成される全国JGE会(根本一彌会長=根本石油会長)は19日、東京・港区のANAインターコンチネンタルホテル東京で2015年度常任理事会及び理事会を開催。任期満了に伴う役員改選において、新会長に髙井宏康氏(新日本ガス社長)、副会長に小澤洋行氏(東京プロパンガス社長)を選任した。
 また、2009年の同会発足以来3期6年にわたって会を牽引してきた、根本前会長は相談役に就いた。
 会では、前年度の事業・決算報告や、今年度の事業計画・予算について議案審議し、すべて承認したほか、各地区JGE会の活動状況についても報告された。
(詳細はプロパン産業新聞2015年6月30日付で)
TOKAI、那須塩原に太陽光発電所竣工
 TOKAI(静岡市、鴇田勝彦社長)は22日、栃木県那須塩原市井口に建設を進めていた「TOKAI那須塩原太陽光発電所」の完成に伴い、現地で竣工式を執り行った。TOKAIグループの太陽光発電所はこれで3カ所目。
 同発電所は、敷地面積3万2903平方メートルの敷地内に、発電規模1836キロワット(パネル7200枚)を敷設。予想発電量は約191万キロワット時(一般家庭の約370世帯分の年間電力消費量)。6月10日に連系を開始した。
(詳細はプロパン産業新聞2015年6月30日付で)
自由化前に仕掛けが必要/ヤマサ總業がオープンセミナー
 ヤマサ總業(名古屋市、髙田哲良社長)は17日、名古屋市のローズコートホテルで2015年オープンセミナーを開催した。
 開会に先立ちあいさつを行った髙田社長は、LPガス業界が都市ガス供給エリア以上に少子高齢化や人口減による世帯数減といった構造的に厳しい状況にあり、この状況下において電力や都市ガスの自由化が、どのような影響を及ぼすのかは難しい部分があるとしたうえで、まず電力の自由化について「我々にも電力販売のチャンスはある。しかし、メーンの顧客である一般民生用への販売を考えると、電力の使用が朝と夜に突出した需要がある、非常に偏ったパターンになる。電力を卸す事業者にとっては、極端な偏りがなく、1日を通して平準に電力が使われる方が効率よく供給できるので、民生用の非ピーク時に需要が発生する工場や業務用ユーザーを相当数抱えていないと、電力卸事業者から厳しい条件が付くことが予想される。しかし、LPガス事業者と顧客の関係に発電事業者が熱い視線を送っていることも事実」とまず述べた。
(詳細はプロパン産業新聞2015年6月30日付で)
山陰酸素工業/アパート経営者向けに初セミナー
 山陰酸素工業(鳥取県米子市、並河勉社長)は米子、鳥取の両会場で、アパートオーナーを対象とした初めてのセミナーを開催した。
 ガスによる快適生活の提案とLPガスが災害に強いエネルギーであることをアピールすることで、LPガスを選択してもらうための仕掛けをつくることが狙い。
 加えて、アパートの空き家対策が大きな課題となっている現状を踏まえて、「空き家解消にはLPガス」とした情報提供を通じ、保安、サービスと併せ、同社が住まいづくり(リフォーム)も手がけていることを知ってもらうことも目的とした。
(詳細はプロパン産業新聞2015年6月30日付で)
ノーリツ/中級価格帯ビルトインコンロに新ブランド「ピアット」
オートグリル機能充実

 ノーリツ(神戸市、國井総一郎社長)は9月1日、中級価格帯ガスビルトインコンロの新ブランド「piatto(ピアット)」を発売する。
 これまでの同価格帯の「スタイリッシュブリンクレボア」と「アイセレクト」を刷新し、新ブランドとして展開するもの。これにより、高級価格帯「プログレ」、普及価格帯「ファミ」と、大きく3つの商品ブランドで展開。商品コンセプトをわかりやすく打ち出すことで、商品ブランドの明確化を進めていく考えだ。
 同製品の特徴は、焼き網タイプグリルを採用。グリルをより活用できるよう、自動で魚などを焼き上げる「オートグリル機能」をさらに進化させ、「連続オートグリル機能」を搭載した。
(詳細はプロパン産業新聞2015年6月30日付で)
《全国LPガス協会特集》「重大事故ゼロ」へ一直線
 全国LPガス協会(北嶋一郎会長)が6月4日に第一ホテル東京(東京・港区)で開催した平成27年度通常総会。今年度より3カ年計画で実施する「LPガス安全応援推進運動“すべてはお客様の安心のために”」の、都道府県協会との連携による積極的な推進や、「LPガス販売指針」の再徹底による取引適正化・料金透明化、最終年度となる需要開発推進運動でのラストスパート―を柱とする平成27年度の事業計画を確認した。これらの運動の展開により「消費者に選ばれ続けるエネルギーを目指す」と北嶋会長が宣言。エネルギー全面自由化を目前に控え、LPガスの真価が問われる時代の到来に向け果敢に挑戦しようとする気概が会場からは感じられた。
(詳細はプロパン産業新聞2015年6月30日付で)
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