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◆プロパン産業新聞 2015年3月10日号
LPガス元売統合新社名は「ジクシス」
コーポレートマークを手にする(右から)横田副社長、山本社長、奈良副社長、増田副社長
 コスモ石油、昭和シェル石油、住友商事、東燃ゼネラル石油は3日、各社のLPガス元売事業を統合して今年4月1日に発足する新会社の新社名(商号)、コーポレートマーク(商標)、組織体制等を発表した。新社名は「ジクシス」(GYXIS)。「Gas(ガス)」と「Pyxis(ピクシス=羅針盤座)」を組み合わせ、LPガスビジネスの未来を指し示す羅針盤となる会社でありたいとの思いを込めた。社長に就任予定の山本一徳氏(昭和シェル)は、「4社統合は我々にとって大きなチャレンジ。個別ではでき得ない規模の拡大と業務の効率化を図ることが、この統合の目標」と方向性を語った。
(詳細はプロパン産業新聞2015年3月10日付で)
20回目のLPガス国際セミナー開催
 エルピーガス振興センター(松澤純理事長)は5日、6日、東京・港区の東京プリンスホテルで「LPガス国際セミナー2015」を開催した。20回目の節目となる今年は「成長するLPガス市場~その過去・現在・未来を考える」をテーマに、LPガスの生産、輸送、消費に携わる世界各国の関係者が一堂に会し、各分野の最新情報の講演と意見交換を行った。
 注目となったのは、やはり、先の読めない今後のCPの動向と、一方で輸出国として拡大を続ける米国の展開だ。
 CPは、昨年末の急激な下落から依然低い水準で推移しているが、今後の行方が気になるところ。
(詳細はプロパン産業新聞2015年3月10日付で)
アストモス、海外取引先と交流会
 アストモスエネルギー(増田宰社長)は4日、東京・丸の内のパレスホテル東京で、海外取引先等を招き初のレセプションを開催した。当日は360人が出席、そのうち200人近くが海外からの招待客とあって、国際色豊かな歓談で賑わった。
 冒頭、増田社長は英語で歓迎のスピーチを行い、2015年から始まる同社の中期経営計画スローガン「For The Future」を掲げ、未来に向けての成長戦略を進めると述べた。
(詳細はプロパン産業新聞2015年3月10日付で)
3月度CP/P500ドル、B460ドル
 サウジアラムコは2日、3月度CPを通知してきた。原油市況の低迷が続くなか、LPガスCPも横ばい基調で推移しているが、3月度はプロパンがトン当たり50ドル値上がりし500ドル/トン、ブタンは前月より20ドル値下がりし460ドル/トンとなった。
(詳細はプロパン産業新聞2015年3月10日付で)
電気事業法及びガス事業法、改正案を閣議決定
都市ガス、2017年にも全面自由化

 政府は3日、発送電の分離を5年後から実施するとした電気事業法及び導管分離を含めたガス事業法の改正案を閣議決定した。ガス事業法の改正案では、2017年をめどに、一般家庭でも都市ガスの契約先を自由に選べるようにする小売りの全面自由化を柱とするもの。また、2022年4月に東京ガスと大阪ガス、東邦ガスの大手3社に対し、パイプライン部門の分社化を義務付ける。
 電気と都市ガスのシステム改革の法整備は電気が先行しており、家庭向けを含む電力の小売り全面自由化は昨年6月に成立した電気事業法改正により2016年4月に実施。発送電分離(送配電部門の分社)は2020年4月とした。
(詳細はプロパン産業新聞2015年3月10日付で)
JGEが初の燃転事例コンテスト
 ジャパンガスエナジー(東京、吉田正俊社長)は2月19日、東京・港区のアジュール竹芝で「JGE CRUISE2014燃転キャンペーン事例コンテスト表彰式・事例発表」を開催した。
 同コンテストは、JGE燃転キャンペーンの一環として初めて実施されるもので、優れた燃転事例について情報共有を図ることを目的に、今年度の燃転活動事例を特約店から募集。そのなかから優秀事例を選出し、表彰を行った。
(詳細はプロパン産業新聞2015年3月10日付で)
パロマ2015方針説明会/「シンプル・プラス」で購買意欲を喚起
 パロマ(名古屋市、小林弘明社長)は4日、東京・港区の第一ホテル東京で「2015年方針説明会」を開催。今年度は、近年、多機能商品や商品選択肢が過剰に増え続けるなか、却ってシンプル商品が好まれる傾向にあると市場分析し、シンプルにこだわりの1要素を加える、「シンプル・プラス」をテーマに需要を喚起していく方針を打ち出した。
 冒頭、壇上に立った小林社長は、2014年の国内業績について、売上高480億円、経常利益51億円、営業利益32億円だったと振り返り、「この2年は減益だが、材料費の値上がりや、設備老朽化に伴う投資などが主な要因。しかし、一番大きな問題点としたいのは、元止湯沸器、テーブルコンロという、これまで我々がコアビジネスとしてきた商材が、はっきりと減少傾向にあることだ」と指摘。「これらは台数ベースで前年比94%。一方で、これらを除くと101~103%の伸びを示しており、ニーズが高付加価値商品へと置き換わってきている。今後は、ビルトインコンロや、追い焚き付・暖房機能付の給湯器の提案もさらに推進していく」と展望した。
(詳細はプロパン産業新聞2015年3月10日付で)
宮城県協青年部会、20年ぶり再結成
若い力29人でスタート

第1回青年部会総会のもよう
 宮城県LPガス協会(小埜寺宏会長)の青年部会が約20年振りに組織され4日、仙台市のKKRホテル仙台において第1回総会を開いた。当日は、平成27年度事業計画、収支予算などを決めた。また、役員選出では青年部会長に真壁賢二氏(宮城プロパンガスサービス代表)が就任したほか、副部会長、幹事ら9人を選出し再スタートを切った。
 小埜寺会長は、「二十数年前は宮城県協にも青年部が組織され、当時は120人程度の会員がいたが2、3度の集まりのあと、自然消滅的に休眠状態に入ったと聞いている。会長に就任して丸8年が経過するが、将来のLPガス業界を担う若手育成の必要性は強く抱いていた。電力、都市ガスの全面自由化が閣議決定され、LPガス業界はどのような立ち位置で、どう変革していくべきか、難しい時代だからこそ若手の考え方が必要になる」と念願の再スタートに期待を寄せた。
(詳細はプロパン産業新聞2015年3月10日付で)
広島ガス三原販売/灯油給湯器をガス給湯器+浴乾に燃転
顧客心理読み最適提案

 広島ガス三原販売(広島県三原市、松山充利社長)は、市内に住むAさん宅(戸建住宅、2人家族)の給湯を灯油からLPガスに燃転した。
 ポイントは「ヒートショック対策」。同社が自主的に実施している、2年に1回の訪問点検活動で、工事部の山本謙太郎氏がAさんとの会話のなかからヒートショック事故を気にしていることを察し、それに応えたもの。
 Aさんは日頃から、コンロのみガスを使用。同社の顧客ではあったが、「Aさんは少し裕福で、好みのこだわりが強い」(山本氏)として、これまで、給湯がガスになることはなかった。
 しかし、2人の子どもが引っ越したことが転機に。子どもから「ヒートショックに気をつけて」とのメッセージがあり、山本氏が浴室暖房乾燥機を提案。Aさんから「安価な給湯器(単機能給湯器)と熱源機で良い」との返答をもらった。
 この時点で、灯油からガスへの燃転が決まったが、山本氏は「先(端末機)につなげたい」として、その返答に対する、その場での回答を避け、一旦、社内に持ち帰った。
 上司との相談の結果、多機能と単機能の販売価格の割引率を変え、差額を3万円ほどにして改めて多機能を提案。「20号エコジョーズ+浴乾(ノーリツ製)」の導入が了承され、2月24日に工事が完了した。
(詳細はプロパン産業新聞2015年3月10日付で)
《スチコン全種を「涼厨」化/タニコー特集》
従来機と同寸、同価格
入替え容易で配置換え不要


国内初の「涼厨」仕様のスチコンを、全型式でラインアップ!
 タニコー(東京、谷口秀一社長)は2月17日から20日の4日間、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催された“ホスピタリティ”と“フードサービス”の合同専門展示会「HCJ2015」内の「第15回厨房設備機器展」に出展した。ブース内では、業界シェアトップを誇る同社の厨房設備機器がずらりと勢ぞろい。有名店のシェフらも登場し、調理実演もふんだんに交えながら各機器の特徴を紹介した。なかでも注目を集めたのが、涼厨仕様の「スチームコンベクションオーブン」だ。今回、すべての型式でラインアップがそろい、スチコンの完全「涼厨」化を実現。そのほかにも、昨年発売された新調理機器「アクアガスオーブン」や、斬新なデザインで厨房の可能性を追求した「未来中華」の参考出品など、最新の厨房機器を多数展示した。
(詳細はプロパン産業新聞2015年3月10日付で)
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