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◆プロパン産業新聞 2015年1月20日号 | ||
簡易ガス保安規制、ガス事業法「継続」へ/ガスシステム改革小委が報告書案を提示 | ||
液石法移行の方向を転換 総合資源エネルギー調査会ガスシステム改革小委員会は13日、第21回会合を開き、報告書(案)を提示。簡易ガス事業については、「引き続きガス事業法の対象とし、そのなかで保安規制を講ずることにより、簡易ガス事業に現在課されている保安規制の手法・水準を維持することが適当」と結論付けた。また、報告書では議論のなかで多く指摘のあった「液化石油ガス取引の透明性向上」についても言及している。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) |
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「2本の大骨 ほぼ達成」/コミュニティーガス協会 | ||
日本コミュニティーガス協会(鴇田勝彦会長)は15日、東京・千代田区の霞山会館で「新春懇親会」を開催した。 あいさつした鴇田会長は、一昨年からのガスシステム改革で議論されている簡易ガス事業の見直しについて、「足かけ3年にわたり、我々が強く要望してきた2本の大骨である(1)一般ガス供給区域内での参入自由化(2)料金規制の緩和―についてはほとんど実現したのではないかと考えている」として、要望がほぼ受け入れられたとの認識を示す一方、昨年夏の中間報告では、簡易ガス保安規制は液石法に移行する方向であったのが、今回の報告では従来通り、ガス事業法の対象になるとの結論が出されたことについて、「会員各社が抱えるマーケット事情などにより、今回の結論についてはまだよくわからない。もう一度利害得失をよく検討しようと思われているところが過半ではないか」と述べた。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) |
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マルヰ会設立60周年へ結束 | ||
マルヰ会近畿ブロック3地区会・近畿地区イワタニ会が9日、大阪市のヒルトン大阪で、マルヰ会首都圏地区会・関東地区会・東関東地区会、首都圏地区イワタニ会・関東地区イワタニ会が13日、東京・大手町のパレスホテルで、それぞれ合同の新年賀詞交歓会を盛大に開催した。 両会場で来賓としてあいさつした岩谷産業の野村雅男社長は「今年は全国マルヰ会設立60周年記念式典を行う。当社は昨年からシェール由来のLPガスの輸入を開始している。激変のなかにあるが、60年の長きにわたって培ってきたお客さまとの絆を最大限に活用し、エネルギー生活総合サービス事業者として、LPガスを中心に新エネルギー、機器、設備を含めた提案を積極的に行っていきたい」と述べた。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) |
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ENEOSグローブ賀詞交歓会/松澤社長「大変革期をチャンスに」 | ||
ENEOSグローブ(東京、松澤純社長)は8日、東京・港区の第一ホテル東京で関東ENEOSグローブ会と共催で賀詞交歓会を開き、130社・150人が出席した。 松澤社長は、「電力、都市ガスの全面自由化に向けた審議が着々と進み、PPSへの登録は400件を超えるなど、業界の垣根を越えて多種多様な企業が参入している。自由化により、託送によるオープンネットワーク化が進み、これまでのLPガスの主要商圏にも電力、都市ガスの供給インフラが新規に進出してくる。このような環境下、我々LPガス業界が取り組むべきことは2つ。1つは、LPガスの商圏維持拡大に向けた取り組みだ。エネルギー基本計画で最後の砦と位置付けられたLPガスの汎用性、環境性さらに災害対応力などの強みとともに、LPガス事業者には長い歴史のなかで培ってきた確かな保安技術力と、地域に根ざしたきめ細かな接客と販売力という強みがある。当社では、エネルギー診断サービスや、燃料電池、太陽光などを通じて家庭業務用のシェア拡大に貢献していく。さらに産業用の燃転にも貢献するべく、4月には専門部隊を立ち上げ支援を強化していく」とした。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) |
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アストモス、2月からPPS事業を始動 | ||
アストモスエネルギー(増田宰社長)は8日、関東支店の2015年新年賀詞交歓会を東京・大手町の経団連会館で開催。年頭のあいさつに立った増田社長は、CPの変動によりLPガスの競争力強化が大胆に具現化しているとの認識を示したうえで、引き続き調達部門において、調達ソースの多様化と安定化にさらに努めていく姿勢を強調した。 増田社長は、そのためには国内販売のさらなる拡大と安定化が不可欠だとして、アストモスエネルギーの2015年度の取り組みについて説明。まず国際事業においては、従来からの路線であるオーストラリア、アメリカ、東ティモールとの長期契約と、アンゴラ、ナイジェリア、アルゼンチン等とのスポット契約を組み合わせる取り組みをさらに拡大・継続。また国内事業においては、サプライチェーンの拡充に取り組み、「他社を圧倒するだけの力をつけていきたい」とした。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) |
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日本瓦斯60周年、代々木に本社移転 | ||
日本瓦斯(東京、和田眞治社長)は6日、東京・芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で「ニチガスグループ新春の会」を開き、社員ほかLPガス、都市ガスや金融関係者らを含む約1600人が出席した。 和田社長は、「今年の標語は、“孤明歴々”とした。これは、月のように、世事に惑わされず信念をもって堂々と生きようということ。これまで、さまざまなことを実行してきたが、今年は勝負の年だと思っている」と決意を示した。また、「昨年の新年会で、来年も日本瓦斯という名称で新年会をやっているようでは、この会社も大したことないと言ったが、残念ながら今年も日本瓦斯という名前でスタートする。日本瓦斯は今年で還暦を迎え、新しい人生をスタートする年。夏頃に本社を代々木に移転し新しいスタートを切りたい」と報告し「業界の流れのなかで、きちっとした事業プログラムを作りあげて、皆さんと相談しながら地域をしっかりと守っていきたい」と話した。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) |
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伊丹産業、4月から電力事業に参入 | ||
伊丹産業(兵庫県伊丹市、北嶋一郎社長)は、今年度の事業計画としてグループ会社の新エネルギー開発(資本金8000万円、同社長)を通じて電力事業に参入する。 新エネルギー開発は平成23年4月に設立。本社所在地は伊丹産業本社内で、昨年7月31日付けで経済産業大臣に兵庫県赤穂市に完成したメガソーラーを電源の供給力とし、PPS(特定規模電気事業者)の届け出を済ませており、4月1日から電気事業を行う。 業務は、伊丹産業ガス事業部新エネルギー課と伊丹産業電気工事が兼任する。開始当初は同社のLPガス充填工場やSS、グループ会社などに供給する予定。 また、電源となるメガソーラーは、赤穂市以外に4月に奈良市小倉町をはじめ、年内に数カ所が完成する。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) |
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ガスパル/新経営理念は「先保後利(せんぽこうり)」 | ||
ガスパル(東京・港区、中川健志社長)は15日、新たに策定した経営理念の発表会を東京・港区のランパークプラザで開催し、全国の販売所所長・管理職など計122人が参加した。今回同社が決定した経営理念は「先保後利(せんぽこうり)。全従業員の働きがいを追求し、保安を極め、豊かな社会の実現に貢献する。」。併せて、経営理念を全社員に浸透させ、行動レベルで実践するためのスローガンとして「よく努め、よく育ち、つながる人に幸せを。」も新たに定めた。まず保安があり、信頼を得ることで後から利益がもたらされるという経営の根幹を明確化することで、社員の行動ベクトル一致を図る。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) | ||
料金透明化を追求/広島ガスプロパンが新年度方針 | ||
広島ガスプロパン(広島県海田町)は10日、広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で新年互礼会を開催。石井幸治社長が新年度の基本方針6項目と重点方針3項目を発表した。
基本方針は▽営業活動強化により新たなガス需要を創造する▽エネルギーの高度利用を通じ省エネ・省CO2の向上に貢献する▽企業体質強化によりグループ総合力の向上を図る▽保安の高度化(予防保全)を推進する▽コーポレート・ガバナンスの強化を図る▽グループの成長を担う人材の育成を推進する。 重点方針は▽ガス体エネルギーの普及拡大▽保安管理体制の再構築▽顧客管理システムの構築。 また、ガスシステム改革へのグループの対応として▽料金の透明化▽競合エネルギーと競争できる料金体系の見直し▽お客さまサービスの向上─の3点を示し、とくに、料金の透明化を基本にしていきたいとした。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) |
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リンナイ「第三世代エコワン」4月から販売開始へ | ||
リンナイ(名古屋市、内藤弘康社長)は、業界最高レベルの給湯一次エネルギー効率138%を実現した家庭用ハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE(エコワン)」の第三世代モデルを開発、4月から順次販売を開始する。 エコワンは2010年に初代モデルを発売。2012年には省エネ性を向上させた第二世代モデルの販売を開始したほか、集合住宅でも設置可能な小型タイプ、給湯に加えて床暖房にもヒートポンプの熱を利用するダブルハイブリッドタイプなど、ラインアップを拡充。2014年には第二世代エコワンが、給湯における一次エネルギー効率128%を達成したことが評価され、省エネ大賞の最高賞「経済産業大臣賞」を受賞している。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) | ||
《クローズアップ》JGEトークコン全国大会で最優秀賞獲得!期待のルーキー エネジン(特販部開発課) 織田真実さん | ||
LPガス事業に限らず、あらゆる営業・訪問活動において、提案の成功を決定づける要件というのはいくつもあるだろう。なかでも知識や経験はその重要な項目ではないか。的確な判断を下し、蓄積した情報を瞬時に引き出したうえで、ときに大きく展開させ、ときに鋭く切り返す。豊富な知識と経験がものを言う場面だ。しかし、それだけではない。昨年11月に開催されたジャパンガスエナジーが主催する提案トークコンテスト全国大会で、最優秀となるゴールド賞に輝いたのは、入社わずか1年目の新人女性、エネジン(浜松市、藤田源右衛門社長)の織田真実さんだった。織田さんは、自らを「知識も、経験もないシロウト」と謙遜気味にいう。それではどうして、全国7地区(9会場)の予選を勝ち抜いてきた「営業の猛者」たちを凌いでゴールド賞を獲得できたのか。そこには、“思い切りの良さ”“明るい笑顔”“湧き上がる好奇心”などといった、仕事に対する真摯な姿勢や意欲的な態度があった。 (詳細はプロパン産業新聞2015年1月20日付で) | ||
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