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◆プロパン産業新聞 2014年10月21日号
集中監視など課題3項目「導入促進に向け挑戦」/第27回七協議会会議

チェックシート分析受け意見交換

 「第27回七協議会連絡会議」が16日、仙台市のホテルメトロポリタン仙台で開催され、日本液化石油ガス協議会をはじめ各地域6協議会(東北、関東、中部、近畿、中国、九州)の会長らが出席するなか、事故撲滅に向けた活動報告などを行った。また、自主保安活動チェックシートの分析結果で指摘された「ガス放出防止型高圧ホースの設置促進」「集中監視システムの導入」「高齢者等への特別な保安活動」の3項目について意見交換し、課題克服に向け活動を展開することを確認した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年10月21日付で)

買取制度見直しへ議論/Mソーラー設備認定を中断
 2012年7月にスタートした「固定価格買取制度」の見直しに向けた議論が始まった。15日に開かれた総合資源エネルギー調査会新エネルギー小委員会において、制度見直しに向けた論点が示され、今後、発電コストの安い事業者を優遇する入札制度の導入、価格の改定時期の短縮など見直しを柔軟に行えるような制度改革を検討する方針だ。
 同制度には、買取価格が高く設置が容易な太陽光発電所に事業者が殺到し、国が認定した設備容量の9割超が太陽光に集中。北海道、東北、四国、九州、沖縄の電力5社は急増した再生可能エネルギーが送電線の受け入れ能力を超えるとして、10月以降受け入れを中断している。
(詳細はプロパン産業新聞2014年10月21日付で)
保安功績者を発表/審議官表彰に20者1個人

 自主保安活動を推進し、顕著な功績をあげた液化石油ガス販売事業者等を表彰する「平成26年度LPガス消費者保安推進大会(千代田区・如水会館)」の開催を23日に控え、今年度の表彰者対象者が発表された。
 「経済産業省大臣商務流通保安審議官表彰」には20者1個人、「高圧ガス保安協会長表彰」には21者5個人、「LPガス安全委員会長表彰」には21者2個人が選ばれた。LPガス安全委員会はこのほか特別顕彰として2県協を含む8者を選出している。
 また昨年に引き続き、ガス警報器工業会リメイク運動表彰もあわせて行われる。
(詳細はプロパン産業新聞2014年10月21日付で)

アストモスがセキュリティサービストークコンテスト全国大会
競技を終えた精鋭10人と荒木誠也取締役リテール・事業開発本部長(後列左端)、服部審査員長(同右端)。前列中央右がニーズ発掘部門優勝の岡本氏、同左がクロージング部門優勝の藤本氏
 アストモスエネルギー(東京、増田宰社長)は16日、第6回セキュリティサービストークコンテスト全国大会を、東京・港区のニューピア竹芝ノースタワーで開催した。全国各地区予選を勝ち抜いた精鋭10人が、ニーズ発掘部門(5人)、クロージング部門(5人)の2部門で日頃の鍛錬の成果を競った。
 その結果、セキュリティサービス時におけるニーズの確認、一次提案、次回のアポ取りまでの提案スキルを競い合う「ニーズ発掘部門」では、明友会代表の岡本真一郎氏(中国アストモスガス)が優勝。また、一次提案実施後の、再訪問時における二次提案などのスキルを競い合う「クロージング部門」では四国アイランド会代表の藤本直博氏(鳴門ガス)が優勝した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年10月21日付で)
エア・ウォーターグループ/広域災害を想定し初の合同訓練
エア・ウォーターが世界で初めて開発した、100キロワット級LPガス仕様移動電源車の出動訓練も
 エア・ウォーター生活・エネルギーカンパニー(カンパニー長、赤津敏彦専務)は16日、北海道地区での広域災害の発生を想定した大規模なLPガス製造・供給訓練を実施した。当日は、エア・ウォーター・テクノサプライ函館ハローガスセンター(北斗市七重浜)をメーン会場に、釧路、室蘭、帯広、旭川などの二次基地、中核充填所への配送等を想定した広域訓練となった。
 訓練は、太平洋沖で大規模地震が発生し、津波により太平洋沿岸地域の主要道路が通行不可となると同時に停電が発生。二次基地(函館、釧路)への電力供給が停止したことを想定し、津波被害の無い地域に配備されているLPガス仕様移動電源車により二次基地への最適ルートによる移動。到着後の二次基地への電源供給、LPガス製造(ローリ充填)、中核充填所(室蘭、帯広)への配送及びLPガス製造(シリンダー充填)の訓練を実施。
(詳細はプロパン産業新聞2014年10月21日付で)
JXエネ、家庭用電力小売に参入

 JX日鉱日石エネルギー(杉森務社長)は15日、電力事業拡大の一環として、2016年をめどに全面自由化される家庭用電力小売に参入することを決定した。
 同社では、「総合エネルギー企業」としての経営基盤強化に向けて、電力販売先の開拓や新規電源開発の推進など、電力事業の拡大に取り組んでいる。2016年に予定されている電力小売市場の全面自由化によって、新たに市場開放される家庭用電力小売市場は規模が大きく、かつ安定した需要が見込まれると判断。参入により、すでに展開している業務用及び産業用の電力販売とともに、販売先のさらなる拡大及び多様化を図る考えだ。
 今後、全面自由化開始に合わせた事業展開に向けて、販売スキームの構築や顧客情報管理システムの自社開発など、具体的に準備を進める。
(詳細はプロパン産業新聞2014年10月21日付で)

LPガス災対コンソーシアム/初の「合同演習」を報告
 LPガス災害対応コンソーシアム(田島裕之理事長=田島社長)は14日、東京・中央区のアットビジネスセンター東京駅で秋季オープンセミナーを開催。7月に実施した同コンソーシアム会員による「合同演習」の結果を報告するとともに、それを踏まえた今後の展開の道筋を探った。
 東京に本社を置くLPガス事業者6社(富士瓦斯、田島、東京燃料林産、東京プロパンガス、武陽液化ガス、清水燃料)を幹事会社として、4月に設立した同コンソーシアム。発足以来、BCP策定やBCMS構築への取り組みに加え、業界内の相互連携の充実を図るべく活動を行っているところだが、そのなかでも最大の目玉となる活動が、先般実施された「合同演習」だ。
 合同演習は、大災害時の同業者同士による相互協力・支援の実施を模擬的に経験するもので、実践的な問題点や課題の洗い出し、必要な作業手順、事前準備などを考えるためのヒントを見出すことを目的としている。さらに、会員各社が同じ演習に参加することを通じて、LPガス業界では難しいとされてきた、問題意識の共有や企業間交流のきっかけとしても効果が期待されているところだ。
(詳細はプロパン産業新聞2014年10月21日付で)
《需要開発推進特集》右肩上がりの機器販売へ総力

 全国LPガス協会は9月19日、東京ガーデンパレス(東京・文京区)で需要開発推進運動活性化(三本の矢)セミナーを開催した。全L協が先導する需要開発推進運動も2年目を迎え、電力システム改革(2016年)・都市ガスシステム改革(2017年)が目前に迫るなか、LPガス業界は正念場に差し掛かっているが、この機会をチャンス到来ととらえ、各社が具体策を講じ、業界が一丸となって需要開発推進に取り組む時に来ている。「人を育むLPガス」「究極のライフラインLPガス」「進化するLPガス」の「三本の矢」をいかに放つか。本紙では、この三本の矢セミナーでの講演内容を紹介するとともに、平成25年度の需要開発推進運動の実績を振り返り、需要増に向かって精力的に取り組む事業者及び県協の事例を紹介する。
(詳細はプロパン産業新聞2014年10月21日付で)

愛媛県協配送保安コンテスト/運転技能向上へ教習所で開催

最優秀賞に愛媛日商プロパン青井氏

 愛媛県LPガス協会(髙須賀秀行会長)は4日、松山市の石原自動車教習所で配送保安コンテストを開催、11人が競技し、最優秀賞は青井孝行氏(愛媛日商プロパン)が獲得した。
 同コンテストは容器交換時の保安点検をメーンに毎年実施してきたが、今回から配送中の運転技術に焦点を当て、事故の防止、保安レベルの維持・向上を目的に変更し、自動車教習所に協力を依頼して行った。
 最初に車両点検指導として、教官立会いのもと、運行前点検、高圧ガス保安法に基づく点検を実施。
 車両を運転し、技能審査①として、交通法規に則った所定のコース周回と、技能審査②として縦列駐車やS字バック走行、狭路走行、V字カーブなどを採点した。
 また筆記試験では、道路交通法15問と高圧ガス保安法5問を出題した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年10月21日付で)

「ガスの時代を創ろう!」/5年に一度の全国東計会開催

「プリペイドメーター」をお披露目

 東洋計器(長野県松本市、土田泰秀社長)は9日と10日の2日間、「第6回全国東計会 ガスの時代を創ろう!」を開催した。全国東計会は、毎年11地区で実施している各地「東計会」の全国大会として、5年に一度、松本市で開催しているもの。6回目となる今回は、全国各地のガス事業経営者を中心に、約400人が参加した。
 このうち9日には、東洋計器本社工場を視察後、ホテルブエナビスタ(松本市)を会場に、第6回全国東計会総会・懇親パーティーを行った。
 総会の冒頭、全国東計会世話人代表の橋本庸輔・橋本産業社長が「東計会は業界でも屈指の質の高さを誇る研究会。エネルギー構造の変化が進むなか、ますますその位置付けは高まるだろう。とくに新料金メニューなどは必須のものとなる。ノウハウ共有により業界が発展していくことを願う」とあいさつ。続いて土田社長が登壇した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年10月21日付で)

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