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◆プロパン産業新聞 2014年9月16日号
消費機器は新ガス小売/ガス安全小委、改革後の保安分担を議論

 産業構造審議会保安分科会は12日、第7回のガス安全小委員会(委員長:豊田政男大阪大名誉教授)を開き、都市ガス内管の資産区分と責任区分の一致や、ガスシステム改革後の保安責任の所在について議論。大口など一定の要件を満たす需要家について都市ガス内管の資産区分と技術基準適合義務を一致させることや、小口・大口いずれの場合も緊急保安と内管の漏洩検査は新ガス導管事業者、消費機器の調査・周知については新ガス小売事業者が保安責任を担うとの事務局案の方向性を妥当とすることで意見が一致した。LPガス業界等が要望してきた保安業務の委託などについては、今後の制度の詳細設計で話し合われる。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月16日付で)

CO事故防止で注意喚起/日液協、平成26年度第1回講習会
 日本液化石油ガス協議会(川本武彦会長)は10日、東京・港区のホテルJALシティ田町東京で平成26年度第1回講習会を開いた。
 当日は、カメイ(仙台市青葉区、亀井文行社長)ホーム事業部保安管理室長の冨士原伸伍氏、全国LPガス協会事業推進部長の難波良二氏、高圧ガス保安協会講師の田渕政彦氏、経済産業省商務流通保安グループガス安全室の大本治康室長が講演した。
 冒頭のあいさつで同協議会の石田一保安委員長は、年間事故発生件数がいまだ200件超を記録していることや、7月に発生した山小屋でのCO中毒事故発生について強い懸念を示したうえで、「CO中毒事故はいったん発生してしまうと死亡者の発生につながりかねない。今回の事故は屋外式風呂釜の屋内設置が直接的な原因とみられるが、液石法第17条に基づく特則承認を必要とする山小屋等については早急に再確認を」と要請した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月16日付で)
東北中核充てん所等連絡協議会/3月11日に連携訓練

稼働訓練は各県単位で実施

 東北地域中核充てん所等連絡協議会(会長・遠藤良一カメイホーム事業部長)は8月29日、仙台市のKKRホテル仙台で幹事事業者会を開き、今年度事業計画で災害時情報伝達訓練の実施とともに各県ごとに充填所稼動訓練を行うことを確認した。
 会合には幹事事業者11社及び東北6県協の専務、事務局長らが出席。供給連携計画に基づく情報伝達訓練(図上訓練)は「東日本大震災を忘れない」ために、昨年同様に3月11日に実施予定とすること。また、中核充てん所稼働訓練については、各県ごとで対応することを決めた。図上訓練は昨年度とは逆に、太平洋側3県が被災し、日本海側3県が応援体制をとることを想定し実施する方針だ。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月16日付で)

テレメ協がガス・スマートライフ展/進化・深化する遠隔監視の最新情報を紹介
ガス・スマートライフ展(東京会場)
セミナーのもよう

 NPO法人テレメータリング推進協議会(照井恵光理事長)は8日、東京・港区の都立産業貿易センター浜松町館で「ガス・スマートライフ展2014」(東京会場)を開き、集中監視システムや関連するITソリューションサービス、ガス機器の最新動向を展示と講演により広く紹介した。
 電力システム改革から始まったエネルギーシステム改革は、昨年秋からガスシステム改革の議論が開始され、ガスの小売事業についても全面自由化される方向にある。電力業界は2020年代早期に全世帯・全事業所にスマートメーターを導入することとしており、新たなサービス導入が具体化・活発化していくことが予想され、いよいよエネルギー間の大競争が始まろうとしている。
 こうした環境を踏まえ、今年で10回目となる同展示会では、集中監視システムがさらなる進化と「深化」の段階にあることについての認知度をさらに向上させることをテーマとした。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月16日付で)

神奈川県秦野市、全中学校にGHP・バルク

小学校含め22校へ供給

 神奈川県LPガス協会(古川武法会長)をはじめ、協会各支部、各販売店等の積極的な取り組みにより、神奈川県内の公共施設へのLPガス導入が進んでいるが、今回、秦野市内の全公立中学校9校にバルク供給によるGHPが設置された。
 近年の猛暑により、各小中学校においても高温多湿のなかで授業を行うことが増加し、生徒に対してこれまで以上の健康管理への配慮が必要なことから、同市では空調設備の設置を決定。
 まずは中学校からの設置として、南中学校、西中学校、渋沢中学校、北中学校、大根中学校、鶴巻中学校、南ヶ丘中学校、東中学校、本町中学校の9校にLPガスバルクとGHPを導入した。このうち3校は都市ガスエリアのため、これにより市内の全公立中学校にLPガスが常設されたことになる。
 同市では、すべての公立小中学校が、緊急災害時等における広域避難場所に指定されている。そのため今回のLPガス常設の意義は大きい。復旧の早さなど市側のLPガスに対する理解も深かったようだ。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月16日付で)

すべての公立小中学校が広域避難場所に指定されている秦野市。
渋沢中学校には1トンバルクとGHP5台及び室内機を導入した
レモンガス配送コンテスト/さらなる高みへ人的能力底上げ
予選を勝ち抜いた8人が
ハイレベルな内容で競った

 レモンガス(神奈川県平塚市、赤津欣弥社長)は4日、埼玉県東松山市の同社埼玉支店で「配送コンテスト」を開催した。
 これは同社配送員を対象に、競争力強化のための人材育成の場、また基本動作(法令順守)の再確認の場として位置付け、人的能力のレベルアップを目的に実施。あわせて配送員全員が参加することにより、さらなる配送体制の構築や、全体の技術の底上げも図っていくものだ。
 コンテストは、①容器残量チェック②容器交換作業③配送車両移動―の3項目の総合評価で採点。予選を勝ち上がった8人の出場者が、日々の配送業務で培ってきた、それぞれの高い技術を披露した。
 厳正なる審査の結果、慎重かつ迅速で安定した点検を行った西東京支店の日野宏人氏が優勝を獲得。準優勝には渡辺志郎氏(静岡支店)が、3位には内田和行氏(埼玉支店)が輝いた。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月16日付で)

京都府協/新PRイベント「防災・環境フェア」に来場約800人
イベントの目玉「ちびっこ火起こし焼きいも体験教室」は地元のこどもたち約60人が参加。青年部会員がサポートした

「頼れるLPガス」発信

 京都府LPガス協会、支部長部会、青年部会、府LPガス保安防災協会の共催による防災・環境イベント「LPガス防災・環境ほのぼのライフフェア」が8月27日、同府亀岡市のガレリアかめおかコンベンションホールで開催され、約800人が来場した。
 「いつも暮らしのそばにあるLPガスは、地球にやさしく安全・快適でもしもの時に頼りになる、なくてはならないエネルギー!」をキャッチコピーに、さまざまな防災、環境関連システムを展示。とくに、防災の目玉である災害対策型バルクシステムとLPガス発電機、環境の目玉であるエネファームとLPG車については、実機を見てもらうことで、来場者はもちろん、会員の意識も変えることができれば、との思いで展示した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月16日付で)

愛知県協が需要開発セミナー

 愛知県LPガス協会(後藤庄樹会長)は3日、名古屋市のローズコートホテルにおいて需要開発セミナーを開催、およそ90人の会員が参加した。
 冒頭、主催者を代表してあいさつを行った寺澤秀治専務理事は「2年目に突入した需要開発運動において、高効率機器の販売強化は非常に重要であり、本日勉強していただくGHPとエネファームは、重点販売機器でもある。とくにガスシステム改革において、都市ガスの自由化にLPガスが対抗していくためには、需要開発による競争力強化が必要」と強調し、改めて需要開発の必要性を説いた。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月16日付で)

20年検査へ事前確認を/JLPAがバルク供給安全セミナー

移送基準、回収方法を解説

 日本エルピーガスプラント協会(=JLPA、石井宏治会長)は3日、東京・品川区の区立総合区民会館で「LPガスバルク供給安全普及のためのセミナー」を開催した。
 冒頭あいさつした、日本LPガス団体協議会保安委員会の安藤憲雄委員長は「LPガスバルク供給は、平成9年に開始されて以来、配送合理化と設備の利便性が評価され順調に推移してきた。さらには災害時のLPガス供給を目的とした災害用バルクも普及拡大し、現在バルク貯槽は約25万基が稼働している状況だ」と現状を説明。そのうえで「バルク供給システムは、安全に十分配慮し、製造、運用されているが、初期は液面計からの漏洩事故、また安全弁の継手リコール等の大きなトラブルもあった。昨今では充填作業中の安全弁交換時等での爆発事故の発生など、残念な事態も発生している。バルク供給の原点である信頼と安全性の確立に向けて、LPガス事業者は一層の努力が求められる」とさらなる保安の徹底を呼びかけた。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月16日付で)

エコガス・向山精二氏が日本・トルコ国交樹立90周年記念コンサートで指揮
タクトを振る向山氏

音楽通じて社会貢献

 エコガス(和歌山県海南市)の向山精二社長が代表を務める日本・トルコ国交90周年記念コンサート実行委員会主催の「メモリアルコンサート2014」が東京・渋谷のNHKホールで開催された。
 今年は日本とトルコ共和国の国交樹立90周年を迎えており、4年前の政府の文化交流事業に、向山氏がアマチュア音楽家として両国でコンサート活動を展開。両国の友好の礎となった1890年に和歌山県串本町大島沖で遭難したトルコ軍艦「エルトゥールル号事件」などをテーマに作詞・作曲した『友情』が好評であったことから、在日トルコ共和国大使館の協力のもとに実現したもの。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月16日付で)

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