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◆プロパン産業新聞 2014年9月2日号
空き家数過去最多/放置容器への対策急務

 全国の空き家数が5年前から60万戸増加し、820万戸にのぼることが総務省の実施した住宅・土地統計調査で明らかになった。住宅総数に占める割合は13・5%で、空き家数、率とも過去最高の水準だ。LPガス業界においても、災害や喪失・盗難防止の観点から空き家における保安対策が必要となっている。
 調査によると、総住宅数は6063万戸と5・3%上昇。5年前に比べ305万戸増加した。空き家率(総住宅数に占める割合)は13・5%と0・4ポイント上昇し、過去最高の820万戸。一方、共同住宅数は2209万戸で、5年前に比べ141万戸(6・8%)増加している。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月2日付で)

広島土砂災害/LPガス、簡ガスに被害甚大
広島市安佐南区八木4の消費者宅(8月20日午後5時10分ごろ撮影)
 8月20日未明の局地的な短時間の集中豪雨で、広島市安佐北区の可部、三入、大林、安佐南区の八木、緑井、山本の計6地区で土砂崩れが発生。同時に土石流が発生して被害が拡大した。
 山本地区のみLPガスと都市ガスの競合地区で、それ以外の地区はLPガスと簡易ガス。
 広島県LPガス協会、日本コミュニティーガス協会中国支部によると8月28日午前9時現在、人的被害について避難している会員(従業員)はいるが、死者は確認されていないという。
 一方、LPガス関連事務所や簡易ガス団地では大きな被害が発生。
 広島県協が8月26日に広島市内で開催した理事会では花岡商店(安佐南区八木4)、ガステックサービス広島支店(同区緑井4)の事務所に被害があったことが報告された。日本コミュニティーガス協会中国支部によると、農協プロパンセンターの県営緑ヶ丘団地(同区八木3)の住宅の一部が流され、安全のためガス供給を停止しているという。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月2日付で)
内工会/「LPG改造車両の最低保証」「新車無料点検」実施へ
改造車両の最低保証を示すステッカーを作製
 LPG内燃機関工業会(衛藤五男会長)は、会員の改造キット開発会社6社の協力を得て、会員会社を対象に「LPG改造車両の最低保証」と「新車改造後の無料点検1回の実施」を開始した。
 あわせて、同取り組みを示すステッカーを作製し、会員改造車に貼付することで、保証制度の周知に加え、LPG車のさらなる普及拡大へとつなげていきたい考えだ。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月2日付で)
《アストモスエネルギー 増田 宰社長に聞く》
大変革期、LPガスに新風起こす
 電力・ガスシステム改革や、燃料電池自動車に象徴される水素エネルギー社会への取り組みなど、エネルギー産業を取り巻く環境は大きく変わろうとしている。 一方で、災害に強いLPガスの普及拡大やシェールガス輸入による安定供給体制構築、料金透明化と需要開拓など、LPガス業界も新たな課題の克服に向け英知を結集する時が来た。そこでアストモスエネルギーの増田宰社長にインタビューした。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月2日付で)
新「アクセラ」LPG車/11月の発売前に初披露

「横浜防災フェア」で

マツダの新「アクセラ」。教習車仕様を展示

 昨年11月に発売されたマツダの新型「アクセラ」のLPG仕様がついに登場した。
 その走り、デザイン性、安全性能などから、発売以来、高い評価を得ている新型アクセラセダンに、環境性と経済性の魅力をプラスしたLPG仕様。今年11月の発売に先駆け、神奈川県LPガス協会が出展した「横浜防災フェア」(8月23、24日)において、初お目見えした。
 会場では教習車向け車両が展示され、来場者から熱い注目を集めた。
同車は、メーカー子会社による改造のため、信頼性はもちろん保証面でも安心。今回の展示車両同様に販売は主に教習車向けとなるが、もちろん企業の社用車等の法人向けにも対応していくという。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月2日付で)

岩谷産業/カセットガス暖房機3機種を新発売
カセットガスを燃料とする3機種を追加(左からカセットガスストーブ・ハイパワータイプ、カセットガスストーブ・EX、カセットガスアウトドアヒーター
 岩谷産業(大阪・東京、野村雅男社長)は、カセットガスを燃料とする暖房機の商品ラインアップを拡充し、今秋3機種を新発売する。
 コードレスで軽量な「カセットガスストーブ」は、さまざまな所に持ち運んで使える汎用性と、燃料の入手や補充・交換が簡単であるという利便性に加え、防災・節電意識の高まりを受け2011年の発売以降ヒットを続けており、1機種で年間約16万台の販売実績を上げている。
 今期は、新開発技術「熱溜め燃焼筒」を搭載したハイパワーモデルを新たに加え、用途別に機能を特化させた。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月2日付で)
福岡県協/自由化テーマに研修会

青年部会員ら160人参加

 福岡県LPガス協会(和田博実会長)は8月20日、福岡市博多区のホテルレガロ福岡で「エネルギー自由化問題研修会」を開催した。
 ガスシステム改革の議論が進み、LPガス業界も事業環境の激変が予想されるなか、青年部会(石橋尚治郎部長)が県業界としてどう対応すべきか課題と方向性を探るために企画したもの。当日は県内各地から160人を超える参加者があり、熱心に聴講した。
 開催に先立ち、和田会長と石橋部長があいさつに立ち、和田会長は、全国LPガス協会が取り組んでいる需要開発推進運動に触れ、「福岡県は昨年121台のエネファームを販売したが、2年目の今年度は445台を目標としており、これまで以上の努力が必要だ」と呼びかけ、エネファームの拡販を要請する一方、地球温暖化問題についても言及。「我々にできることは何か。CO2を出さないエネルギーを増やすことであり、そのためには燃料電池を普及することが業界の最大の使命」と述べた。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月2日付で)

“レジェンド”葛西選手も登場/長野県ガス関連事業者がイベント

ガス+太陽光をアピール

 長野県の地元ガス関連事業者が特別協賛する太陽光発電推進キャンペーンイベント「太陽光でエコエコ!~太陽光にはガスがイイ!2014」が8月26日、ホテル国際21(長野市)で開催された。
 これはSBC信越放送(長野市、小根山克雄社長)が主催するもので、特別協賛として、東洋計器(松本市、土田泰秀社長)、岡谷酸素(岡谷市、野口行敏社長)、JA長野県/全農長野、上田ガス(上田市、栁澤憲一郎社長)、長野都市ガス(長野市、山川浩之社長)、松本ガス(松本市、清水是昭社長)が参加している。
 長野県の自然エネルギー普及拡大啓発活動として企画された同イベントの開催は今年で6回目。「太陽光発電=自然にやさしい・家計にやさしい」というメッセージに加え、「太陽光にはガスがイイ!」、また「エネルギーのベストミックス」であるガス・電気・自然エネルギーの組み合わせがもたらす「未来のためのエコライフ(安心・省エネ・クリーン)」をさらに浸透させていくことを目的としている。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月2日付で)

ガスワークオカゲ/都市ガスエリアの保育園に床暖房導入

 ガスワークオカゲ(大阪府堺市、尾陰利章社長)は、4月に堺市に開園した社会福祉法人博光福祉会の子音つばさ保育園に、給湯、厨房設備と床暖房を導入した。地下埋設式の500キロバルク貯槽(中国工業製)で供給している。
 同社は、博光福祉会が先に大阪府松原市で運営する認定こども園・宮前つばさ園に床暖房を提案。園児たちが冬場でもはだしでいる機会が多く、エアコンだけでは足元が冷えて赤くなってしまうことも見られたが、床暖房を使うことで解消され、役立っているとし、子音つばさ保育園にもゼロ歳児から2歳児までの部屋と一時保育の部屋に床暖房を導入している。
 また、いずれの施設も都市ガスエリアにあるが、災害時には避難所として開放することから、地震災害に強いLPガスを採用している。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月2日付で)

髙山産業/新築医療ビルにLPガス発電機

阪神・淡路大震災を経験/LPガスを評価

 髙山産業(兵庫県西宮市、髙山巖社長)は、同市中前田町の新築医療ビルに据置型LPガス発電機3基(25kVA2台と8kVA1台)、980キロ縦型LPガスバルク1基、バルク用災害ユニット1セットを設置する。
 建物は鉄筋造6階建て延床面積1029平方メートル。1階が調剤薬局と倉庫、2階がクリニック1フロアと同社事務所、3階がクリニック2フロア、4~6階がワンルームの共同住宅で計13戸。27年3月の完成予定。
 住宅各戸には、16号エコジョーズとSiセンサーコンロを設置。ファンヒーター用のガスコンセントも搭載予定。LPガス発電機で停電時もエレベータ、給水ポンプ、各戸専用コンセントが使用可能。敷地内にマンホールトイレ2基を完備し、万全の災害対策を図る。
 LPガス発電機は昭栄製を採用。それ以外のシステム、ガス機器については検討中としている。
(詳細はプロパン産業新聞2014年9月2日付で)

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