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◆プロパン産業新聞 2014年8月5日号
導管整備促進など課題/ガスシステム改革小委が論点整理
 総合資源エネルギー調査会基本政策分科会ガスシステム改革小委員会(委員長・山内弘隆一橋大学大学院教授)は7月31日、第12回の会合を開き、これまでの審議を整理し、今後検討すべき論点として(1)利用者保護のための措置(2)導管網など供給インフラの整備促進のあり方(3)導管部門の中立性確保(4)ガス事業発展に向けた課題-などをあげた。一方、需要家保安に係る責任のあり方については、ガス事業の類型をガス小売事業とガス導管事業の2つに整理した場合、技術基準適合維持義務等、消費機器に関する周知・調査義務、緊急時の対応義務をいずれの事業者が担うかなどをガス安全小委員会で継続審議中であるとした。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)
FRP容器、年内にも2万本流通へ
ラガスコ社製のFRP容器(内容積7・5キログラム)
 LPガス業界待望のFRP容器の輸入・販売が年内にも実現する。これまで日本LPガス協会、日本LPガス団体協議会で製造基準や再検査基準等の自主基準の制定や、容器メーカーの中国工業がモニタリングを行うなど日本国内販売に向け準備を進めてきた。検討着手から7年が経過。ようやく目途がつき、年内にもトライ的に2万本を流通させる考えだ。
 輸入・販売開始するFRP容器は、欧米を中心に150万本を超す使用実績がある、ノルウェーのラガスコ社製のLPガス容器(10キログラム未満の小型容器)。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)
長野県LPガス協会会長柳澤勝久氏(サンリン)に聞く/LP常時利用提案を促進

 今年5月の通常総会で長野県LPガス協会会長に就任した柳澤勝久氏(サンリン社長)。自治体との災害協定締結や、需要開発推進運動の先鞭とも言えるガス機器販促活動「エコライフキャンペーン」、さらに電気・ガス自由化時代への対応方針等について聞いた。

◇      ◇

県協主体のキャンペーンに取り組む長野県協。共通目標があることで会員の意識高揚につながると柳澤会長

 -長野県内全77市町村との防災協定締結が実現しました
 6月30日、上田市及び箕輪町と各任意支部、県協との間で、災害時のLPガス供給確保などに関する三者協定の締結式を実施。これにより県及び県内77市町村すべてと防災協定を結ぶことができた。また長野県の地域防災計画において、「指定避難所へのLPガス常設に務める」ことも明記された。これらを踏まえ、平成26年度は指定避難所や公的施設等へのLPガス常設と災害対応機器の設置の働きかけを本格化したい。
 ただし、単なる備蓄ではいざというときに不安がある。例えば学校の給食室など普段から火を使うところに災対バルクなどを備えていただき、常時利用の促進と災害への備えの両面から促進することが大事だろう。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)

ENEOSグローブ/無災害ターミナルを表彰

川内基地は連続20年に

川内ガスターミナルの遠藤所長と松澤社長

 ENEOSグローブ(松澤純社長)は、川内ガスターミナルなど同社グループのガスターミナルを連続無災害で表彰した。これは、社員、操業委託先及び協力会社員の業務上の人的災害がなく、かつ重大な施設の損害ならびに環境汚染が発生しない状態を、5年以上達成したガスターミナルを表彰するもの(5年、10年、15年、20年、以後5年刻み)。
 今回は対象となるENEOSグローブターミナル(一次基地=青森、新潟、七尾、唐津▽二次基地=石狩、釧路、秋田、川内)のうち、連続無災害記録20年として川内ガスターミナル(川内市、操業委託先=サンエストランテック)、10年の石狩ガスターミナル(石狩市、直営運営)、5年の秋田ガスターミナル(秋田市、操業委託先=エネックス)をそれぞれ表彰した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)

8月度CPはP780ドル、B800ドル/P、Bとも40ドル下落

 サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは7月31日、8月度のCPを通知してきた。
 8月度はプロパンが前月比40ドル値下げの780ドル/トン、ブタンも同40ドル値下げの800ドル/トンとなり、ようやく不需要期の市場を反映した水準に下落した。しかし、依然として高値圏内にあり、ガザ自治区やウクライナ情勢など地政学的な不安定要因が影響していることは否めない。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)

桂精機/バルク20年検査の残ガス回収・撤去を事業化

協力・賛同会社募り全国展開へ

バルク貯槽残液・残ガス回収装置

 桂精機製作所(丸茂等社長)は、バルク貯槽の20年告示検査から廃棄処分に至る一連のサービスをトータルで提供するための体制の構築を本格化する。ガスの現地回収やバルク貯槽の撤去・交換・廃棄作業を支援するハード・ソフトの提供を事業化。また、今後全国において協力会社を募り、撤去したバルク貯槽を受け入れる置き場や、回収した液及びガスの処理設備、貯槽廃棄処理設備の適宜配備を進める。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)

2015年度の需給見通し/LPGは横ばいで推移

 日本エネルギー経済研究所は7月25日、2015年度までのエネルギー需給見通しを発表した。基準シナリオによると、LPガスについては2014年度は化学原料用、家庭用などが回復し、1580万トンと前年比1・9%増加するものの、他燃料へのシフトもあり、トレンドとしては2015年度もほぼ横ばいで推移すると想定した。
 一方、都市ガス販売量(一般ガス事業者)は5年連続で史上最高を更新。工業用が販売量全体を引っ張る構造は変わらないとした。家庭用をみると、2014年度は前年度と比べて通年での低気温影響に伴う給湯需要増加の影響などにより2年ぶりに増加(前年度比1・1%増)。気温影響を見込まない2015年度は省エネ機器の普及拡大の影響などにより微減(0・1%減)。供給エリアの拡大やLPガス・灯油からの燃料転換などにより調停件数は増加しているものの、給湯器をはじめとする高効率機器の普及や世帯の小規模化などにより、冷夏影響を除けば緩やかに減少するトレンドが継続。都市ガス販売量に占める家庭用のシェアはかつて6割を超えていたが、2015年度には4分の1まで縮小するとした。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)

道協石狩支部と北海道AW/住民参加型防災訓練に協力

LPG移動電源車をPR

千歳市で行われた防災訓練にLPガス移動電源車を展示

 北海道LPガス協会石狩支部(宗方敏浩支部長)と北海道エア・ウォーター(札幌市、曽我部康社長)は7月27日、北海道千歳市青葉の鉄東コミュニティセンターで開催された鉄東地区防災訓練に協力し、LPガス発電機等を展示、地域コミュニティへLPガス防災機器をアピールした。
 同訓練は千歳市町内会連合会が主催し、鉄東地区ブロック鉄東コミュニティ協議会の住民が参加。千歳市、千歳市消防本部、千歳市マスターリーダー会などの支援により実施されたもので、応急手当講習や防災ビデオ学習、災害図上訓練のほか、消防・救急車両、LPガス災害対応機器等の展示説明が行われた。
 北海道協石狩支部と北海道エア・ウォーターは、LPガス移動電源車、LPガスストーブ、LPガス小型発電機等を展示説明した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)

大丸エナウィン/営業スキル向上へ合同でロープレ講習

 大丸エナウィン(大阪市、古野晃社長)は営業社員の営業スキル向上をめざし、事業所合同の燃転ロールプレイング講習会を実施している。これまでは事業所ごとに行ってきたが、合同開催にすることで多くの競技者の内容を参考にでき、レベルアップにつながりやすいとして今期から変更したもの。
 7月23日から29日まで大阪支店で2回、湖南支店、滋賀支店でそれぞれ1回実施し、合計27人が参加した。
 同社が今夏展開中のエコジョーズへの燃転キャンペーンに役立つようにテーマを設定。ガスコンロなど同社のガスを使っているが、給湯に石油給湯機や電気温水器など他燃料を使用している顧客を想定し、ガスへの燃転提案をロールプレイングで講習した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)

『売る』より『伝える』営業に/三重県協が需要開発セミナー

 三重県LPガス協会(藤岡傳代表理事)は7月23日、エルピーガス会館で需要開発セミナーを開催、会員多数が参加しエネファームとエコジョーズについて学んだ。
 講師は、エネファームがコージェネ財団(コージェネレーション・エネルギー高度利用センター)の伊中秀樹燃料電池室長、エコジョーズがリンナイ中部支社の林直人営業推進室主査。
 エネファームについては、普及させる意義、マイホーム発電商品としての特性、具体的な販売手法を中心に説明。伊中室長はとくに販売にあたってのポイントとして、まず、エネファームが何なのかをお客さまに知っていただくことに始まり、『売る』意識ではなく『伝える』意識で営業すること(=売りに走らない)が重要とし、詳細について解説した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)

《アクアクララ/第3世代ウォーターサーバー「アクアトラスト」特集》

「安全な水」理想形を追求
新CMキャラクターに米倉涼子さん

より高い品質と利便性を求められる、日本ならではの市場ニーズに応えるアクアクララの第3世代ウォーターサーバー「アクアトラスト」。渋谷ヒカリエホールで新製品・新CM発表会が開かれた

 アクアクララ(東京、赤津裕次郎社長)は、より安全でコンパクトな第3世代のウォーターサーバー「アクアトラスト」の取り扱いをスタート。また、これにあわせて、新CMキャラクターに各方面で活躍中の人気女優米倉涼子さんを起用し、全国でオンエアを開始している。新サーバー「アクアトラスト」は、世界的な総合機器メーカーのフィリップス社のUV除菌ユニット「インスタントトラスト」を搭載したウォーターサーバーとして、世界的冷水器メーカーのOasis社と共同開発したもの。除菌率99%以上の高い安全性と、すべての家庭のニーズに応えるデザイン性を備えた、まさに次世代サーバーの登場だ。
(詳細はプロパン産業新聞2014年8月5日付で)

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