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◆プロパン産業新聞 2014年7月29日号
石油産業新聞社主催 夏季大学セミナー/自由化対応テーマに開講
改革が商機を拡大
2014年夏季大学セミナーのもよう

 石油産業新聞社は22日、兵庫県伊丹市の伊丹シティホテルで2014年夏季大学セミナー「エネルギー全面自由化とLPガス販売事業経営~電力・ガスシステム改革への対応を急ごう~」をテーマに開催、全国各地から約160人が受講した。講師のテレメータリング推進協議会の照井恵光理事長は、「今回議論が進む改革は、戦後始まって以来の大きなエネルギーシステム改革であり、LPガス事業者にとってビジネスチャンスが拡大するタイミング」であることを示唆。また、カナエル(横浜市)の関口剛社長は、LPガスがエネルギーの選択肢として位置付けされるためには「料金などの情報公開・提供がどうしても必要となる」と自社の取り組み事例を紹介したほか、全国LPガス協会の難波良二事業推進部長は、ガスシステム改革の最新情報を解説した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年7月29日付で)

資源エネルギー庁 電力・ガス事業部長多田明弘氏に聞く
「先入観なく“今の目”でガス自由化に取り組みたい」
システム改革議論の最中に着任。「気を引き締めて取り組んでいきたい」と多田部長
-就任の抱負は

多田 20年振りにエネ庁に着任した。前回は94年から96年にエネ庁公益事業部ガス事業課の総括補佐として、エネルギー規制改革のまさに第一弾となるガス事業法の大口規制の緩和に関わった。当時、都市ガス会社は244社。ヤードスティック的査定を導入し、全社の料金改定を行った。
 現在、状況は大きく変わり、とくに東日本大震災により、エネルギー問題は国民にとって自分達の暮らしに影響するものとなった。エネルギーの大切さを日本国民が知るという意味では重要な時期だといえる。
 このような時に電力・ガス事業部長という仕事を与えられ、国家公務員として“今やらずして”という気概を持っている。将来を左右するといっても過言ではない難しい課題ばかりだが、将来、日本国民に“何をやっていたんだ経産官僚は!”と言われないよう、気を引き締めて取り組みたい。

-20年前のガスの自由化の際に描いていた姿と、今回のガス自由化の議論のイメージなどは

多田 20年前に関わったが、経験してきたことでのプラス面もあるが、マイナス面もある。ガス改革については、先入観に捉われないよう、今の目で見ていきたい。
(詳細はプロパン産業新聞2014年7月29日付で)

雪害対策も課題に/七協議会保安技術委、仙台で開催

  七協議会は18日、仙台市の仙台サンプラザで「平成26年度七協議会保安技術委員会」を開き、3つの行動基準及び「空き家・容器盗難対策」「雪害事故対策」について具体的な取り組みを報告した。また、昨年度からの課題である「自主保安チェックシート」の活用及び分析レビューについて、10月に開く連絡会において各協議会が報告することを決めた。
(詳細はプロパン産業新聞2014年7月29日付で)

LPガスを「知りたい」/南関東地方液石懇談会

多様な情報発信に期待

 エルピーガス振興センターは24日、東京・港区のTKP虎ノ門会議室で「平成26年度南関東地方液化石油ガス懇談会」を開催。南関東地方(千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡)の各都県LPガス協会代表者、消費者団体、行政機関、学識経験者が参加し、LPガスに関する最近の動向の報告や、直面する課題等について意見を交換した。
 事業者側からは各都県協の代表者が、地域密着型産業としての立場に基づき、平時からの経営基盤の強化策、LPガス利用形態の多様化などの取り組み事例を報告。消費者側からは、LPガスに対する期待として、取引に関する信頼、提案型営業、災害時対応などが示された。
(詳細はプロパン産業新聞2014年7月29日付で)

東邦スワン創業60周年感謝会
創業60周年を記念して開かれた感謝会のもよう
顧客本位・品質本位貫き精進

 昭和29年12月の創業以来60周年を迎えた東邦スワン(盛岡市、長野克司社長)は15日、盛岡市の盛岡グランドホテルで「創業60周年感謝会」を開いた。
 長野寿美会長は、「昭和46年、国の構造改善事業が始まり、有志が集まり協業組合をつくり、高度化資金を導入して50キロ容器を2000本購入し、合理的配送センターを作ったが、LPガス充填所、スタンドの建設で意見が合わず会社を解散し、東邦スワンを設立した」などと設立当時を振り返った。今後はLPガス事業を軸としながらも「水素社会を視野に、水素燃料電池による発電、売電、水素スタンドを検討していきたい」と意欲を示し、“将来はバラ色のいばらの道”だが、お客さまの役に立つことで社会貢献していきたいとあいさつした。
(詳細はプロパン産業新聞2014年7月29日付で)

顧客満足・提案力向上へ第9回トークコンテスト/LPG陸燈会
 LPG陸燈会(高田慎二会長)は17日、金沢市の石川県青少年総合研修センターで第9回セキュリティサービストークコンテストを開催、アストモスエネルギー北陸支店管轄の販売事業者から11人が参加した。
 競技開始に先立ってあいさつを行った高田会長は「エネルギー基本計画におけるLPガスの位置付け、これからの電力・都市ガス自由化による競争の激化に向けて、我々LPガス供給事業者はセキュリティサービス、エコアドバイス活動を通じて、お客さまの満足度を高めると同時に提案力を強化し、選ばれるエネルギー供給事業者となることが大事。そのためにも、このコンテストで習得できるスキルは非常に重要だ」と述べ、このコンテスト開催の意義と役割を改めて説いた。
 コンテストでは、昨年までのニーズ発掘部門(参加者5人)のほか、点検サービス部門(同3人)、2次提案部門(同3人)の3部門で実施。審査の結果、点検サービス部門は吉田珠貴氏(リビック富山高岡営業所)、ニーズ発掘部門は道吉哲也氏(リビック富山富山営業所)、2次提案部門は西村透氏(品川ハイネン直販部販売課)がそれぞれ優勝し、ニーズ発掘部門優勝の道吉氏が、10月に開催される全国大会に北陸地区代表として参加することとなった。
(詳細はプロパン産業新聞2014年7月29日付で)
新キットシステムで露店にメータ販売/大和郡山市燃料協同組合

福知山事故教訓に安全対策/ガス供給事業者を明確化

 大和郡山市燃料協同組合(奈良県大和郡山市、赤熊清志理事長)は、8月2日の「第39回やまとの夏まつり」(同市商工会青年部主催)に出店する露店のLPガス供給を一手に引き受け、LPガスをメータ販売する。
 同商工会によると、全31店の露店出店者のうちの3分の1が火気を使用する見込みで、そのすべての出店者に「露店で使用するLPガスは同組合が供給するガスを使用する」ということを条件に出店を認めたという。
 同組合は祭りのメーン会場である市立郡山北小学校の2カ所に50キロ4本ずつ計8本を設置。配管し、各露店にガスメータとヒューズガス栓を設置する。
(詳細はプロパン産業新聞2014年7月29日付で)

I・T・O/容器転倒防止へ10キロ、20キロ容器用サポーター「転倒無し」販売開始
「転倒無し」10キロ容器用。取り付けることで、衝撃や振動による容器の転倒を防ぐ
 I・T・O(大阪府東大阪市、内海二郎社長)は露店等で使うLPガス容器の転倒防止対策用にLPガス容器サポーター「転倒無し(てんとうむし)」を開発し、7月から販売を開始した。
 昨年8月に起きた福知山花火大会露店爆発事故から消防庁では、全国消防本部に花火大会や祭りなど多数の観客が参加する行事において、関係者への事前の火災予防上の指導や、露天業者らには消火器の設置義務、ガソリン等の貯蔵・取り扱いへの注意と、LPガス容器については転倒防止措置等を講じるよう通知している。

 取り付け簡単!露店利用に最適

 露天業者らはLPガス容器転倒防止の対応に頭を悩ませており、チェーンやロープ等で固定しているところや、なかには屋台が開店している間、ガス事業者が現地に張り付いて監視しているというケースも出ている。
 同社では、できるだけ簡便な方法でLPガス容器の転倒防止対策ができないかを検討し、ユーザーや地元消防署の意見も取り入れながら同商品を開発した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年7月29日付で)
《特別対談 保安なくして経営なし》
ヨネシマ(大阪府東大阪市)米島康夫会長に聞く
米島康夫会長(左)と山田豊氏
保安最優先のサービス実践

 本紙編集企画の元経済産業省保安課長の山田豊氏による対談「保安なくして経営なし」シリーズとして、ヨネシマ(大阪府東大阪市)米島康夫取締役会長に登場いただいた。米島氏は商売に熱心で、現場で培った独自の視点でサービスを提供し、保安の確保に尽力しながら小売りのみの商いで事業を成長させてきた。草創期を振り返りながら都市ガスエリアでの生き残り策を伺った。
(詳細はプロパン産業新聞2014年7月29日付で)

キロステック創立50周年記念/新社名「エコガス」披露祝賀会

さらなる飛躍へ社名を変更

乾杯のもよう。右から仁坂知事、橘川教授、向山社長、大岡顧問、鴇田会長、上薗理事

 キロステック(和歌山県海南市、向山精二社長)は11日、和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で、創立50周年記念と社名変更による新社名「エコガス」披露と和歌山営業所充填工場設備全面改装及び社屋新築を兼ねた祝賀会を開催した。新社名はLPガスが環境にやさしいエネルギーであることから自然環境を意味するエコロジーを基に社名を変更した。
 向山社長は日本コミュニティーガス協会副会長で近畿支部長を務めており、祝賀会には、鴇田勝彦同協会長をはじめ、業界関係者と、仁坂吉伸知事、大橋健一市長、石田真敏衆議院議員ら多くの来賓を招き、総勢350人が出席した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年7月29日付で)

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