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◆プロパン産業新聞 2014年5月27日号
伊藤忠エネクス 14年度経営計画/さらに投資積極化
LPガス拡販目標3万件

 伊藤忠エネクス(東京、岡田賢二社長)は20日に開いたマスコミ懇談会において2014年度の経営計画を公表。LPGなどホームライフ事業については「エネルギーベストミックス提案型企業の実現」「卸営業の再強化」「一般LPGユーザーの絶対数の確保」をテーマに取り組み、売上高1507億円、税前利益55億円の増収増益、LPG数量は前年度比5・1%増の65万7000トンを目指すとした。
 同社は2016年の電力小売自由化を見据え、ホームライフ事業分野で太陽光発電・燃料電池・リチウムイオン蓄電池の提案強化を実施することで、エネルギーベストミックス提案型企業を実現。ガス+通信+電力といったパッケージ商品の開発を促進する。
(詳細はプロパン産業新聞2014年5月27日付で)

大陽日酸 新中計スタート/北米、アジアなど海外事業に重点
新中期経営計画「Ortus Stage1」を説明する市原副社長
 大陽日酸(東京、田邊信司社長)は13日、2014年度を初年度とする3カ年対象の新中期経営計画「Ortus Stage1」(オルタス=ラテン語で『誕生、始まり』の意味)を策定したと発表した。6月28日の株主総会後の取締役会で代表取締役社長CEOに就任予定の市原裕史郎副社長が内容を説明した。
 同社では2022年度までの長期経営ビジョンとして、売上高1兆円、営業利益率10%、ROCE10%以上、海外売上高比率50%以上と定め、その達成に向けた第一ステージの位置付けで今回、新中期経営計画「Ortus Stage1」を策定。2016年度に「売上高6000億円、営業利益率7・5%、ROCE8%以上、海外売上高比率40%以上」の達成を目指すことを目標にしている。
(詳細はプロパン産業新聞2014年5月27日付で)
「やっぱりガスだね!!」6社合同キャンペーン/6月1日スタート

 シナネン、日商LPガス、大阪ガスLPG、橋本産業、東部液化石油、日通商事の6社は、2014「やっぱりガスだね!!」キャンペーンを6月1日から9月30日まで展開する。
 これまで、「LPガスのある暮らしの素晴らしさ」を伝え続け、キャンペーンは12年目を迎える。今年度も1件1件の顧客との接点機会を大切にし、一人でも多くの顧客にガスの素晴らしさを伝えていく考えだ。
(詳細はプロパン産業新聞2014年5月27日付で)

都協、都と協定締結/災害時にLPガスを優先供給
避難所の平時利用へ期待
協定書を取り交わす尾崎会長(右)と長谷川局長

 東京都LPガス協会(尾崎義美会長)は19日、東京都と「災害時におけるLPガス等の供給に関する協定」を締結した。
 今回締結された協定は、都内で震災、風水害その他の災害が発生した場合、または発生の恐れがある場合に、相互に協力して避難所の救援活動を円滑に支援するため、LPガス等(LPガス及び燃焼器具)の供給を行うもの。
 具体的には、災害時に避難所においてLPガス等の供給が必要な場合、都は都協及び支部に対して、供給の協力を要請することが可能となり、要請を受けた都協は、避難所へのLPガス等の優先供給、運搬等について積極的に務めていくことを明文化した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年5月27日付で)

JGEが会見/中計進捗状況を報告

 ジャパンガスエナジー(東京、和泉潤一社長)は20日、東京・港区の同社本社で記者会見を行い、第2次中期経営計画(2013~2015年度)の進捗状況について説明した。
 和泉社長は、実施中の中計である(1)安定的な収益の確保(2)産業用ユーザー向けの取り組み(3)調達・物流コストの低減(4)総合エネルギー企業への変革―を改めて確認。サプライチェーンマネージメントを通じた事業基盤の強化の達成に向け、2年目を迎えたそれぞれの概況を報告した。
 (1)では合成CPフォーミュラがほぼ浸透したことで、価格安定化を望む顧客の声に応えるとともに、同社の販売と調達の数量の安定化、ロスの極小化へ順調につながった。
(詳細はプロパン産業新聞2014年5月27日付で)

福岡県協会長に和田博実氏(久留米エル・ピー・ガス)

「前進、全力」へ意気

和田博実会長
 福岡県LPガス協会は21日、福岡市のホテルオークラ福岡で定時社員総会を開催、和田博実氏(久留米エル・ピー・ガス社長)を会長に選任する人事を決めた。
 平成25年度の事業報告では、広報活動の方針を一新し、イメージCMからより実質的な広報に転換、ガス機器メーカーの協力を得て料理をしながらガス機器の紹介や器具の手入れなど、対象を主婦層に絞り込んだ広報に挑戦したほか、小学校での出前授業で、子どもたちへのガスの有用性周知に努めたこと、また、災害対策として、「福岡県LPガス大規模災害対策措置要綱」などを確立させたことが報告された。
 選任された和田会長はまず、3月25日に逝去した泉博文前会長の後を受けて4月9日に開催された緊急理事会で、定款21条に基づく決議を経て、前会長の残任期間である今日の総会まで会長に就任した経緯を報告した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年5月27日付で)
《対談》進栄ガス(熊本市)石本貴裕社長
ガスと不動産のハイブリッド経営で事業再構築
不動産とガス事業の相乗効果を語る石本社長
 都市ガスや電力と違い、LPガスは地域密着型の事業形態が特色ともいえる。多くの販売事業者は地域の需要家との強い結びつきで経営を成り立たせているが、エネルギー自由化と少子高齢化と相俟って、その存続は厳しさを増している。熊本市でLPガス事業を始めて50年になる進栄ガスの2代目社長・石本貴裕氏に、元・通商産業省保安課長の山田豊氏がLPガス事業者の課題を聞いた。
(詳細はプロパン産業新聞2014年5月27日付で)
「集中監視と仲間に感謝」/ステップ創立20周年を祝う
20周年の感謝を述べる中村社長
 ステップ(滋賀県日野町、中村幸太郎社長)は15日、滋賀県彦根市の彦根キャッスルリゾート&スパにおいて創立20周年記念の会を開催、関係者多数が出席した。
 同社は平成5年7月、集中監視システム導入を目的に伊東商店、北伊ホームガス、たわだ商店、中村ホームガス、前田益蔵商店の5社が共同で設立、以降集中監視システムの運用を中心に業務を行っている。
 20周年記念の会では、テレメータリング推進協議会の照井恵光理事長による記念講演「集中監視システムの普及に向けた今後の活動方針について」が行われたあと、祝賀会が催された。
(詳細はプロパン産業新聞2014年5月27日付で)
近連、全L協、促進協が最新LPガス車7台出展

神戸カーライフ・フェスタに協賛

 近畿LPガス連合会(北嶋一郎会長)、全国LPガス協会、LPガス自動車普及促進協議会は17日、18日に神戸市の神戸メリケンパークで開催された、最新のエコカーを展示するイベント「エコ&セーフティ・神戸カーライフ・フェスタ2014」(環境省、神戸市等主催)に協賛し、最新LPガス車7台を出展した。
 会場には、燃料電池自動車やプラグインハイブリッド自動車など多数のエコカーが展示され、浮島智子環境大臣政務官らも視察に訪れた。両日とも好天に恵まれ、約5万1000人の来場者で賑わった。
 LPガス車のコーナーでは近畿地区の府県協会専務理事らが接客し、アンケートを行いながら排気ガスがクリーンで環境性が優れていること、ガソリン車に比べて燃費が良いこと、改造車のラインアップが豊富であること等の特長を紹介した。
(詳細はプロパン産業新聞2014年5月27日付で)

四国ガス燃料 芥川博文社長に聞く
「台所の主役をガスにしたい」

 四国ガス燃料(愛媛県今治市)は3月28日付けで新社長に芥川博文氏が就任した。芥川社長に抱負や事業方針についてインタビューした。

 ―社長就任の抱負についてお聞かせください
 芥川 ガス業界では同じような考えをお持ちの方が多いと思いますが、食文化が変わり、台所から火が消えていく状況にあります。“台所の主役をガスにしたい”というのが一番の願いです。食品を電子レンジで温めるだけではなく、火の力で、焼く、炊くなど調理をしてもらうことです。
 また、ガスを使ってもらうためには、安全であり、事故を起こさないようにしなければなりません。弊社は昭和34年の設立から無事故を継続しています。
(詳細はプロパン産業新聞2014年5月27日付で)

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