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◆プロパン産業新聞 2013年12月3日・第2699号
12月度CP急騰/P1100ドル、B1225ドル

プロパン一気に225ドル上げ

 サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは11月28日、12月度CPを通知してきた。それによると、プロパンは昨年3月度に次ぐ高値となる1100ドル/トン、ブタンが史上最高値の1225ドル/トン。11月度に比べP225ドル、B310ドルの値上げ幅となり、LPガス業界に大きな衝撃を与えている。
 12月度CPについては、11月中旬から先物市場やスポット価格の高騰が続き、12月CPもトン当たり200ドル以上の値上りが観測されていた。11月28日現在、我が国の輸入各社はその背景や先行きの見通しについて分析中であるが、一部元売りでは、欧州や中東の一部産ガス国でのトラブルが続き、需要期入りも重なって供給ひっ迫感が強まり、CP先物も連日値を上げていたとしている。また、ブタンは供給ひっ迫のなかで東南アジアからの需要が堅調なため、プロパンを上回る高値が設定されたとみている。
(詳細はプロパン産業新聞2013年12月3日付で)

需要開発推進運動 上期進捗/Siコンロ、LPG車は順調

防災協定締結も半数に

 全国LPガス協会(北嶋一郎会長)は11月28日、今年度から3カ年計画でスタートした「需要開発推進運動」の上期進捗状況(4月~10月)をまとめた。
 期間販売台数は、エネファーム(平成25年度目標8338台)は1900台で進捗率22・8%。エコウィル(同4744台)は360台で進捗率7・6%。GHP(5894台)は1112台で進捗率18・9%。エコジョーズ(同21万817台)は8万9165台で進捗率42・3%。Siセンサーコンロ(年目標41万5876台)は21万1100台で進捗率50・8%。LPガス自動車(1374台)は657台で進捗率47・8%となった。
(詳細はプロパン産業新聞2013年12月3日付で)

全面自由化へ大手3社をヒアリング/ガスシステム改革小委

 経済産業省の総合資源エネルギー調査会ガスシステム改革小委員会(委員長・山内弘隆一橋大学教授)は11月28日、第2回会合を開き、都市ガス大手3社(東京ガス、大阪ガス、東邦ガス)のヒアリングを実施。3社ともガスの全面自由化に前向きに取り組むと表明した。
 各社は、いずれも家庭向けを含む小売市場の自由化に賛同。また、電力事業のさらなる拡大や海外進出など、総合エネルギー企業としての成長路線を加速し、総合エネルギー企業を目指すとし、一様に「新規参入する事業者の新しい知恵、発想によりガスの需要が増える」と期待を述べた。
(詳細はプロパン産業新聞2013年12月3日付で)

中電も計画前倒し/スマメ検討会

 経済産業省は11月26日、スマートメーター制度検討会(座長・林泰弘早稲田大学大学院教授)を開催し、電力10社が次世代電力計の導入スケジュールを前倒しすることや、導入促進に向けた論点などを整理した。
 導入スケジュールについては、東京電力が導入完了時期を平成35年度末としていたものを32年度末に前倒しすることをすでに公表しているが、これに続き中部電力も37年6月から34年度末に変更することを明らかにした。他の電力会社についても計画を前倒す方向で詳細を検討中であり、次回以降の検討会で取りまとめる方針だ。
 会合ではこのほか、調達方法、導入促進や活用促進のための環境整備について整理。スマートメーターから得られるデータを活用した、新たなビジネスを創出するための環境整備も課題のひとつに挙げられた。
(詳細はプロパン産業新聞2013年12月3日付で)

四国4県で石油備蓄法による協議会設立
「石油備蓄法による第7地域連絡協議会」
設立に向けて会合を開催

アストモス四国支店長八木豊氏が会長に就任

 四国4県のLPガス協会は11月21日、愛媛県四国中央市の霧の森「交湯~館」で石油備蓄法による第7地域連絡協議会設立に向けての会合を開き、規約を定めるとともに、代表者会議の人選と役員を選出した。
 会長にはアストモスエネルギー四国支店の八木豊支店長が就任。事務局は香川県協内に置くことが決まった。
 出席者は、県協から協会長と専務理事、4県下の特定石油ガス輸入事業者6社と中核充填所指定販売事業者17社。来賓で中野勉資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課課長補佐、山本裕紀四国経産局資源エネルギー環境部資源・燃料課課長補佐ら。
(詳細はプロパン産業新聞2013年12月3日付で)

昭和ガス/創立50周年で記念式典
同社の半世紀を支えた企業、個人へ
感謝状も贈られた

 昭和ガス(埼玉県三芳町、髙橋政宏社長)は11月28日、埼玉県川越市の川越プリンスホテルで「創立50周年記念式典」を開催した。
 昭和ガスは、昭和38年10月に髙橋政一・現会長が「髙橋燃料店」を設立して以来、生活必需品のLPガスをビジネスの柱とし、常に顧客目線を忘れずにサービスの向上に注力。LPガスはもとより、リフォーム、宅配水など生活に密着した幅広い事業を展開し、今年50周年を迎えた。
 式典であいさつした、髙橋会長は「家内との二人三脚ではじめ、いくつもの山や谷を越え、ここまで至ったことを思うと、感慨深いものがある。創業当初は若さに任せて朝から晩まで走り回る毎日だった。考えると1軒でも多くのお客さまを増やすこと、それだけだった。難しいことは考えず、お客さまに喜んでいただきたい、ご不便をかけてはいけない、それだけを実直にやってきた。その思いは今も変わらず、社員全員が受け継いでくれている。こうして50周年を迎えられるのもひとえに皆さまのおかげ」と感謝の意を表した。
 さらに今後については「昭和ガスの原点を忘れなければ、打つ手は無限にある。50周年を迎えたのを機に、21世紀を勝ち抜く再出発の節目として、さらなる飛躍に願いを込めて新しい創造に挑戦していく」と決意を新たにした。

高橋政一会長 高橋政宏社長

(詳細はプロパン産業新聞2013年12月3日付で)

尾崎商店にプラチナ賞/シナネン首都圏第一・第二支店ひまわり販売コンテスト表彰

 シナネン首都圏第一支店(小林広昌支店長)及び第二支店(村尾睦明支店長)は11月22日、さいたま市のパレスホテル大宮で「平成25年度ひまわり販売コンテスト」の表彰式を開いた。同コンテストは「やっぱりガスだね!!キャンペーン」と同時進行で実施。供給設備を除くすべての住宅設備機器の売上に対し表彰するもので、今回で8回目。
 栄えあるプラチナひまわり賞に尾崎商店、ゴールドひまわり賞に川島プロパン、キノシタの2社。また、シルバーひまわり賞として22社を表彰。﨑村忠士社長が表彰状及び記念品を授与した。
(詳細はプロパン産業新聞2013年12月3日付で)

大阪ガスLPG/ハートン感謝祭に3228人来場

 大阪ガスLPG(大阪市、中井喜三社長)は、需要期を迎えるにあたり5支社で秋の展示会「ハートン感謝祭」を開催し、ガス機器の拡販に取り組んでいる。11月22日時点で20会場が終了し、3228人が来場した。前年度に同じ会場で行った12の展示会で比較すると、動員、売上とも10%程度伸張している。
 今年からは、支社が作成していたチラシを本社企画に統一し、最新ガス機器の売価を明示。さらに、ガラストップコンロ(ビルトインと卓上の2種類)、エコジョーズ、ファンヒーターの会場限定特別割引券をつけ、販促を目指した。
(詳細はプロパン産業新聞2013年12月3日付で)

日産SRに災対バルク設置/山陰酸素雲南支店

 山陰酸素工業雲南支店(浜田拓也支店長)は、島根県雲南地区第1号となる災害対応型バルクシステムを同県雲南市三刀屋町の島根日産自動車雲南営業所に設置した。
 災対バルクは縦型495キロ(矢崎製)でGHPマルチ(ヤンマー製)30馬力2基を採用。全フロアをガス空調にした。
 同営業所は同町内の旧営業所を移転新築したもの。日産販売店では西日本最大級のショールームと「静音」にこだわった、最新式の整備工場を併設。11月1日にオープンした。
 災対バルクを採用した理由について、同営業所の甲斐義弘所長は「自然災害発生後、営業所を避難施設として地元住民に開放するため」としている。会議室が50人規模のため、同程度の避難住民が災害発生後3日間の生活が確保できるよう整備していくという。
(詳細はプロパン産業新聞2013年12月3日付で)

和泉プロパン/太陽光発電「増設需要」に手応え
2日間の来場者は昨年を上回る1107組となった

2日間で見積り225件、成約35件

 和泉プロパン(福岡県久留米市、和泉光信社長)は11月23、24日の2日間、久留米市の地場産くるめで恒例の総合エネルギー展示会「暮らしのエコエネフェア2013」を開いた。今回で16回目。
 2日間で1107組が来場。来年の消費増税を控えたためか、とくにビルトインコンロなどの高額商品の成約が多く、ガス関連器具の総販売数は462、リフォーム受注も81件と好調だった。
 また、これまで750件超の導入実績を誇る同社の主力商材・太陽光発電システムは、2日間で225件の見積りと35件の新規成約を獲得。事前の営業活動も功を奏し、売上を伸ばした。このほか、日産の電気自動車「リーフ」と太陽光発電システム(4キロワット)のセット商品や、プラグインハイブリッド車も来場者の関心をひいた。
(詳細はプロパン産業新聞2013年12月3日付で)

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