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◆プロパン産業新聞 2013年11月12日・第2696号
トヨタ自動車/LPGハイブリッド採用へ
クラウンコンフォートの後継車のイメージ画

次世代タクシーを具体化、東京モーターショーに出展

 トヨタ自動車は23日から東京ビッグサイトで開かれる「東京モーターショー」に、かねてから開発の噂があった次世代タクシーのモックアップを出展する。現行のクラウンコンフォートの後継に位置付けられる車種で、日産の「NV200バネットタクシーLPG」とともに、国内タクシー車両の新標準を目指す。車両デザインは現行イメージを一新。床が低く全高の高いハッチバックタイプとし、高齢者などが乗降しやすい形状に改めた。注目の動力面には、LPガス仕様のエンジンを継続採用。これにトヨタが得意とするハイブリッドシステムを組み込むことで、実用燃費の大幅向上を図る見通しだ。燃費向上に伴うLPガス消費量減は業界にとって一見痛手だが、一方で次世代カーとしての認知が広がれば、法人や一般ユーザーの需要喚起につながる可能性もある。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月12日付で)

河原会長が秋の園遊会に
河原勇会長とスイ夫人

 天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が10月31日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、資源エネルギー関係で河原実業(東京、河原勇司社長)の河原勇会長が招待された。当日はさわやかな秋晴れ。スイ夫人とともに赤坂御苑を訪れた河原会長は、風光明媚な庭園内で、両陛下、皇族方と和やかなひとときを過ごした。

業界発展に寄与

 園遊会には、三権の長や国会議員、地方行政・議会の関係者、それに各省庁が推薦する勲章や褒章などを受けた各界の功績者らが出席。今年は約1800人が招待されている。
 今回の栄誉について河原会長は、「思いもかけず、名誉ある園遊会にお招きいただき、夫婦ともども心から喜んでいる。ご招待をいただいてから緊張で気持ちが落ち着かなかったのが正直なところ」と胸の内を明かしつつ、「宮内庁関係者に誘導され、赤坂御苑の東門をくぐる頃になってようやく実感がわいた。苑内は見事に整備された別世界。鷺の舞う池の端を夫婦で散策しながら、これ以上ない優雅な雰囲気を楽しんだ。両陛下、皇太子殿下の荘厳なお姿にも感動した」と当時のもようを振り返った。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月12日付で)

「やっぱりガスだね!!」8社合同キャンペ/3分野とも目標達成

 シナネン、日商LPガス、大阪ガスLPG、ダイネン、橋本産業、三ツ輪液化瓦斯、東部液化石油、日通商事の8社合同で取り組んだ2013「やっぱりガスだね!!」キャンペーン(6月1日~9月30日)は、ガラストップコンロ1万3151台を販売するなど対象商品3分野とも販売目標を達成した。
 参加各社は、分散型エネルギーとしてのLPガスの強みを生かしガス機器普及に積極的に取り組んだ。GTコンロ、エコジョーズなど高機能で高効率なガス機器の「安全性」「経済性」「環境性」を正確に伝えることで、①GTコンロ=1万3151台(目標1万2000台)②エコジョーズ=7134台(同6000台)③温水端末=1637台(同1200台)の販売実績をあげた。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月12日付で)

販売事業者起因が大幅減/25年1~6月LPガス消費者事故97件に

 経済産業省・ガス安全室は、平成25年1月~6月のLPガス一般消費者事故件数をまとめた。それによると、事故件数は97件で、昨年同期比70件減少した。これは、昨年多発した雪害事故が64件(昨年同期比28件減)から36件と減少したこと、販売事業者等に起因する事故が大幅に減少したことによるもの。

前年同期比70件減

 原因者別では、「消費者等起因」が27件、「販売店等起因」が7件、「消費者及び販売事業者起因」が1件、「その他の事業者起因」が13件、「その他」4件、「不明」9件となっている。現象別では、「漏洩」が65件と最も多く、次いで「漏洩火災」が19件、「漏洩爆発等」が10件、「CO中毒酸欠」が3件と続く。
 消費設備に係る安全器具設置先事故発生件数は14件。内訳は「燃焼器具の立消え・点火ミス等」「燃焼器具の修理ミス等」「燃焼器具の器具栓閉め忘れ」「CO中毒・酸欠」「配管の損傷・腐食・接続不良」がそれぞれ2件。「末端ガス栓の誤開放等」「ゴム管等の損傷」がそれぞれ1件で、「不明」が2件となった。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月12日付で)

「見守り」でお手柄! 集金時に振り込め詐欺察知

徳永社員・喜楽さん、高崎署から感謝状

お手柄の喜楽さん!

 群馬県LPガス協会は今春、県と「地域見守り支援事業」の協定を結び、ステッカーやチラシを作成し活動に力を入れているが、その第1号事例として地元有力LPガス事業者「徳永」(前橋市、徳永詢社長)の営業社員・喜楽佳寛さん(30)の機転を利かせた行動が話題を呼んでいる。その行動とは、集金先のお客さま宅で振り込め詐欺被害を察知し、警察に通報し事件を未然防止したというもので、10月31日、高崎警察署から喜楽さんに感謝状が贈られた。
 高崎署によると、喜楽さんは10月22日午後2時頃、高崎市の女性のお客さま(78)宅にガスの集金で訪問した際、詐欺を疑わせる電話の会話が聞こえたという。「孫からの電話で、お金をすぐに渡さないといけない。300万円が必要」といった内容を不審に思った喜楽さんが、最寄りの交番に駆け込み、その状況を説明したことで、金融機関に行く途中の女性を警察官が見つけ、被害を未然に防いだ。
 同署では金融機関以外に詐欺を未然に防いで感謝状が贈られるのは珍しいという。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月12日付で)

全社一丸、地域一体/國際油化が大感謝祭
エネゴリくんも会場内で大忙し!

 國際油化(東京、片野次朗社長)は3日、浜松市浜北区の浜松支店で恒例の大感謝祭を開いた。当日は同社顧客470組・948人が来場。敷地内に設営した最新ガス機器体験コーナーや縁日コーナーなどを中心に終日、賑わいをみせた。
 浜松支店が大感謝祭を開くのは今回が5度目。地元中学のチアリーディング部や高校の吹奏楽部、さらにはヨガ教室、ベリーダンスショーなど、地域を巻き込んだイベントをふんだんに盛り込んでいるのが特長。今回はこれに、地元・浜北特産のみかん販売や、浜松市に本社を置くスズキの製品展示も加え、地域密着型イベントとしての色合いをさらに深めた。また会場には、親しみやすいと評判の人気キャラクター・エネゴリくんも登場。ヨガ教室などのイベントに飛び入り参加し、来場者の注目を集めていた。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月12日付で)

ガス屋兼主婦視点で研修/大分県協女性部会

 大分県LPガス協会女性部会(合谷由美子担当役員)は10月29日、30日の2日間、19人が参加し先進事業者訪問研修を実施し、29日午後、明和プロパン(三重県明和町、石田和生社長)を訪問した。
 今回の訪問は、選べる安いガス料金、毎月全顧客の約半数がくじ引きのため来店するなど、他店にない特色を持つ明和プロパンの営業手法について学ぶことが目的。
 同社に到着後、店頭の商品展示と抽選コーナーを見学。石田社長から同社の特徴である安い料金を実現するための考え方と工夫(基本料金1年分前払い制度)、ガス器具販売についての基本的な考え方(売れる商品で利益を確保し、売れ行きの悪い商品は安く)、オール電化対策、これからのホームエネルギー市場についての考え方(少子高齢化で確実に顧客数も売上も減るので、その減った売上をいかに補うのか)などの説明を受けた。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月12日付で)

《第26回世界LPGフォーラムロンドン大会視察紙上報告》~日本企業の活躍 顕著に

 “LPガスで世界を変える”をテーマに開かれた、第26回世界LPGフォーラム・ロンドン大会(10月1~3日、ロンドン市・クイーンエリザベス二世カンファレンスセンター=10月15日号1面既報)。本紙では、照井恵光・NPO法人テレメータリング推進協議会理事長を団長とする「WLPGAフォーラム・ロンドン大会とトルコLPガス関連視察団」一行20人を編成・派遣した。今年のフォーラムは、日本の関連業界がプレゼンや意見表明を行うなど、積極的な活躍が目立つ大会となった。本視察特集では、こうした取り組みを紹介するとともに、近年オートガス市場の発展が顕著なトルコの事情を報告する。さらに、海外視察を踏まえて「LPガス業界の展望」をテーマに、本視察団顧問を務めたキロステック(和歌山県海南市)の向山精二社長と、元経済産業省保安課長の山田豊氏による特別対談を企画した。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月12日付で)

ガスコラボ四国が火育キッズフェス
徳島県協はガスコンロの体験学習まで行う

「火」の大切さ、子にも親にも

 高知県LPガス協会(小野昌男会長)と徳島県エルピーガス協会(中岸雅夫会長)は2日から4日の3連休を利用し、それぞれガスコラボ四国の共同イベント「火育キッズフェス」を実行した。
 徳島県協では、4日に北島町の県立防災センターで開かれた「とくしま防災フェスタ2013」に出展。子ども連れの来場者を対象に火育キッズ教室を開き、展示したガスこんろの点火操作までの体験学習を行った。
 高知県協では高知市で開かれたイベントに参加し、親子の来場者を対象に火おこし体験を行った。火おこし作業では、慣れない作業で火種作りに手間取るケースもみられたが、火傷などの事故もなく、子どもからは「楽しかった」と喜ばれ、親からは「火おこしの原理がわかり、良い勉強ができた」と好評だった。
 今年度の火育キッズフェスは12月末まで。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月12日付で)

山陰酸素工業/厨房の一括サービス本格化

 山陰酸素工業(鳥取県米子市、並河勉社長)は、グループで業務用食品卸のさんれいフーズ(同、同)と共同で、カスタマーサポート「厨房のワンストップサービス」への取り組みを本格化させる。
 山陰酸素工業はLPガスをはじめとする高圧ガスで、さんれいフーズは業務用食品関連で、日々顧客先を訪問。そこで得た情報を共有化することで、両社に共通する「厨房」においてシナジー効果による、さらなる顧客満足を促進させることが狙い。
 第1弾として、10月22、23日に同市の米子コンベンションセンターで開催した「さんれいフーズ秋期総合食品展示会」の目玉企画「スチームコンベクションオーブン調理実演&試食会」でグループ協業しPRした。
 複数メニューの同時調理など、スチコンの使いこなしのコツをデモンストレーションにより紹介したものだが、この企画が両社初めての戦略的共同企画となった。
 「もっとおいしく、もっと簡単に」をキャッチフレーズにしたデモでは、LPガス仕様のスチコンのほかラピッドチラー、ブラストチラー、冷凍冷蔵庫、真空包装機、ガスレンジ、食器洗浄機などを展示し、業務用厨房施設を再現。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月12日付で)

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