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◆プロパン産業新聞 2013年11月5日・第2695号
Eグローブエナジーと山梨県/全国初・家庭エコ診断で連携
協定を締結する辻社長(左)と
横内・山梨県知事。1日の締結式には
「エネゴリくん」も駆けつけた

 ENEOSグローブエナジー(辻昌徳社長)は1日、山梨県との間で「家庭の省エネルギー対策に関する連携協定」を締結した。これは、山梨県が今年度からスタートさせた省エネ県民運動に対して、同社が展開するENEOSエネルギー診断サービス「Dr.おうちのエネルギー」を通じた家庭エコ診断を提案。このたび連携内容についての協議が整い、協定締結の運びとなったもの。省エネ診断等に関して自治体と民間企業の連携は全国初となる。一方、同社の親会社であるJX日鉱日石エネルギー(一色誠一社長)は、家庭向け省エネルギー提案事業で、住生活グループのLIXILと10月31日に業務提携契約を締結するなど、家庭省エネ診断事業が広がりを見せそうだ
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月5日付で)

日団協技術基準を制定

容器転落・流出など防止措置指針

 日本LPガス団体協議会は、「LPガス容器置場における容器転落・転倒及び流出防止措置指針」を制定(日団協技術基準)した。これは、東日本大震災を踏まえて経済産業省の審議会で検討した「東日本大震災を踏まえた高圧ガス施設等の地震・津波対策について」の報告書において、容器流出防止対策を高圧ガス業界ごとにガイドラインに定め普及が求められたことに対応したもの。
 また、危害予防規程に津波対策を追加規定される予定であることから、各製造事業所においては、危害予防規程・付属基準類見直し、容器転落転倒・流出防止措置を明確化して対応することが求められている。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月5日付で)

11月度CP/P55ドル、B65ドル上昇

 サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは10月30日、11月度のCP(FOB価格)を通知してきた。プロパンは前月比55ドル値上げの875ドル/トン、ブタンは同65ドル値上げの915ドル/トンと上昇しているが、前年同月に比べプロパンは175ドル低値を維持している。
 昨年は10月~12月にプロパンがトン当たり1000ドルを超えたが、今需要シーズンは原油との熱量換算比でほぼ等価レベルで推移している。この背景には中東の地政学上の緊張感がやや落ち着いていることや、消費国側の北米産シェールガス及びシェールLPGの調達動向が影響しているのではないかと観測される。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月5日付で)

平成25年 秋の叙勲・褒章/旭日双光章に舘林一樹氏

輿石保氏、福島裕氏に藍綬褒章

 平成25年秋の叙勲が3日、発令された。石油ガス業界関係(経済産業省分)からは、静岡県LPガス協会会長、一商会代表取締役顧問の舘林一樹氏(70歳、静岡県)が旭日双光章を受章した。
 また、秋の褒章(3日発令)では、山光石油取締役顧問の輿石保氏(78歳、山梨県)と、福島工業代表取締役社長の福島裕氏(63歳、東京都)が藍綬褒章を受章した。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月5日付で)

茨城県協/休眠状態の青年部再結成

 茨城県高圧ガス保安協会(立原孝夫会長)はこのほど、県内LPガス業界の若手リーダーで組織する「青年部」を再結成し、10月29日、水戸市のフェリヴェールサンシャインで「新青年部発足式」を開いた。活動休止状態にあった若手組織の再生を通じ、協会活動の活性化を図る。
 新組織の部員数は76人。新青年部長には、猿島支部所属・県西ブロック長の舘野正明氏(舘野商店代表)、副部長には太田支部所属・県北ブロック長の野内忠勝氏(野内商事代表)が選任された。
 茨城県協の青年部活動をめぐっては、名簿上には組織としての位置付けがなされていたものの、活動実態のない状況が続いていた。一方県協では、県内業界の発展には未来を担う若者リーダーの育成が不可欠との判断から、県内全域で若手事業者などが相互交流できる組織の再構築を模索。水面下で部員候補をリストアップするなどし、今年度内の活動開始を目指してきた。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月5日付で)

恒例「はちえきフェア」/若手社員企画で“おもてなし”
3日間の来場者数は4646人に。
おすすめ機器を一堂に展示した

 八戸液化ガス(青森県八戸市、大黒裕明社長)は10月12~14日の3日間、八戸市の八戸総合卸センター会館で恒例の「はちえきフェア2013」を開催。3日間の来場者数は4646人にのぼり、売上げは約6400万円を達成した。今回はとくにテーマを設定せずに、原点にかえり最新のガス機器などを活用した快適生活をPRした。
 開催にあたっては、同社各拠点から若手精鋭17人が実行委員会を組織し企画運営。実行委員長を務めた工藤昭仁エネルギーマーケティング部サブマネジャーは、「今回は30代の若手社員が中心となり、手探りのなかで企画、準備にあたった。お客さま目線で商品を選んでいただくため、全体を見渡せるように展示ブースをレイアウトしたほか、家族連れに楽しんでもらえるように初めて大型遊具を設置した」と、若手ならではの工夫が会場の随所に反映されているのではと話す。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月5日付で)

《北陸3県業界特集》競合エネに打ち勝つ「ガス暖房」提案
展示会で実際にガスファンヒーターの
実物を見て、レンタルを決める顧客も多い
(10月12日、カエツお客様感謝祭会場)

 寒冷地を中心に、利用されている家庭用エネルギーで灯油のシェアが高い、いわゆる「灯油王国」と呼ばれている地域がある。石川、富山、福井の北陸3県についても、この灯油王国であり、給湯も暖房も灯油で、LPガスの利用は調理だけという消費者が珍しくないうえに、近年はオール電化住宅のシェアが急増し、LPガスだけでなく都市ガスも含めたガス体エネルギー全体が苦境に立たされていた。
 この状況下で、岩谷産業エネルギー北陸支店が5年前からスタートさせたガスファンヒーターレンタルキャンペーンが当初の予想を超える反響を呼び、今シーズンは累計契約台数1万台を超えることが確実視されているほか、この成功例に刺激された他社でも、積極的なガス需要拡大に取り組む例が増えている。
 今回、このエリアの特集を企画するにあたって、まずはこのガスファンヒーターレンタルキャンペーンに参加し、着実にガスファンヒーターの設置台数を増やしてきたカエツ(石川県小松市、道券邦男社長)に注目。営業課・道券悠一氏のお話からお届けしたい。道券氏は昭和59年生まれの29歳。平成16年に福栄マルヰに入社し、その後平成19年から現職であるカエツ・営業課に勤務しており、ガスファンヒーターレンタルには、キャンペーン初年から携わっている。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月5日付で)

井本産業・住まいの設備展/9年連続動員率40%超
連日多くの来場者で大賑わいとなった
(写真中央は対応する井本社長)

 井本産業(兵庫県南あわじ市、井本好則社長)は10月18日から20日まで南あわじ市の同社展示会場・エアロスペースで住まいの設備展示会を開催した。
 動員は3372組(前年比101%、目標比96・3%)となり、顧客の動員率では44・5%と前年の43・3%を上回り、9年連続で40%を超えた。
 売上金額については6451万円(同108・2%、同107・5%)と目標を上回った。
 今年は節電・節水・省エネをキーワードとし、各商品に社内で作成したPOPをつけ、節電などの機能を強調した。また、ガラストップコンロを用いた調理実演や、ガス炊飯器「直火匠」のご飯の試食を行った。
 販促の一環として、同社のリフォーム客に友人など新規ユーザーの紹介を呼びかけたほか、ガス機器等で修理した顧客や家庭用太陽光発電システムの営業活動による見込み客を招待した。
 この結果、販売商品はシステムキッチン2台、システムバス4台、太陽光発電システム4台と、ガス機器関連で、給湯器、こんろ、炊飯器をあわせて144点となった。また、節水シャワーヘッドを42本販売。3年連続で40本超を販売した。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月5日付で)

アイレックス/新型ガス警報器を大幅に薄型・軽量化
単体型ガス警報器「APH-30N」

ダイレクト取付可で施工性アップ

 アイレックス(名古屋市、河村哲二社長)は18日から、リコーエレメックス(愛知県岡崎市、鈴木将嗣社長)が新開発した単体型ガス警報器「APH―30N」を発売する。2段階に照度が変わる視認性の高いLEDランプの採用や、従来品(APH―20N)比で大幅な薄型化・軽量化を実現していることなどが特長。背面にマルチアダプタを一体化させ、各種取付板へのダイレクト取付も可能とした。
 「APH―30N」は、ロングセラー商品「APH―20N」の後継機種。従来品の安心と信頼の性能に、充実した新機能と使いやすさをプラスした。
 これまで、とくに要望の多かったコンパクト化については、本体のみで6・5ミリの薄型化を実現。本体重量も約25%(Lタイプで約70グラム)軽量化した。また、さまざまな取付板に設置可能なマルチアダプタを背面に一体化。これにより、従来品でマルチアダプタを使用したときと比べ、じつに11・0ミリもの薄型化を達成している。
(詳細はプロパン産業新聞2013年11月5日付で)

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