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◆プロパン産業新聞 2013年10月8日・第2690号
福島県協/中核充填所連絡協議会を設立

エリア強靭化へ連携

 福島県LPガス協会(佐藤允昭会長)は2日、大規模災害発生時に被災地等に対してLPガスを安定的に供給できる体制の構築を目的とする「福島県中核充填所連絡協議会」を設立した。今後、被災状況及び復興状況の地方公共団体、県LPガス協会への情報提供や、中核充填所の共同利用または地域内充填所からの依頼に基づき、充填受入、代替配送、保安点検・調査の支援、災害時石油ガス供給連携計画への参加などの事業を行う。正会員は中核充填所に指定された県内7カ所のLPガス充填所。賛助会員は中核充填所以外のLPガス充填所及びオートガススタンド事業所とし、会員41事業所でスタートした。
(詳細はプロパン産業新聞2013年10月8日付で)

基本政策分科会/分散型創・蓄エネに期待

 総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(会長・三村明夫新日鉄住金相談役)は2日、第6回会合を開きエネルギー需給をめぐる状況や、国内のエネルギー消費状況などを踏まえ議論した。
 石油危機以降、GDPは2・4倍に増加したにもかかわらず、産業部門はエネルギー消費量が1割減少。一方、民生部門は2・4倍に増加(業務部門2・7倍、家庭部門2・1倍)している。
 需要サイドから見た今後のエネルギー政策の方向性について事務局は、これまで大幅にエネルギー消費量が増加してきた業務・家庭部門については、「床面積当たり」「世帯当たり」のエネルギー消費量は近年、改善傾向にある。これは、業務部門の事業者の4割(エネルギー使用量ベース)が省エネ法の規制対象であること。また、トップランナー制度により、家電等の機械器具の省エネ性能向上によると説明。
(詳細はプロパン産業新聞2013年10月8日付で)

既築営業の要点を講習/全L協がエネファームセミナー

 全国LPガス協会(北嶋一郎会長)と同協会関東ブロックの1都10県協の共催によるエネファームセミナーが9月27日、東京・港区のホテルアジュール竹芝で開催され、直接会員など約180人が参加した。
 このセミナーは、需要開発推進運動のなかで設定された平成25年度のエネファーム販売台数8338台という目標の達成に向けた支援策の一つ。コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(ACEJ)の協力のもと、経営者向け研修と営業マン向け研修を併せて実施した。同セミナーの開催は、全国9ブロックのうち、関東ブロックが最初となる。
(詳細はプロパン産業新聞2013年10月8日付で)

10月度CP/P820ドル、B850ドル

 サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは9月29日、10月度のCP(FOB価格)を通知してきた。プロパンは前月比30ドル値下げの820ドル/トン、ブタンは同25ドル値下げの850ドル/トンで、前年同月と比べてPは205ドル、Bは115ドル下回った。
 昨年は10~12月にPが1トン当たり1000ドルを超え、我が国の国内流通価格を改定する動きが高まったが、今年は原油価格の低迷や中東の地政学的な懸念材料であったシリア問題などが、最悪のシナリオからやや落着きを見せていることや、消費国側の北米産シェールガス及びシェールLPGの調達動向が、CP価格の設定に影響しているのではないかとも観測されている。ただし、需要期入りで荷動きが活発化すれば、11月度に再び値上げする可能性もある。
(詳細はプロパン産業新聞2013年10月8日付で)

中核充填所整備事業、募集を継続

 日本LPガス団体協議会は3日、災害時対応型石油ガス中核充填所整備事業(平成24年度補正)について、募集の継続実施を決めた。24年度補正分では33都府県を対象に260カ所(予算額約66・8億円)を目安に公募を行ってきたが、第3次募集分までで217カ所。9月27日の締切で第4次募集分(現在審査中)を合わせても予算、予定数には達しない。今後、平成26年2月15日までの事業完了が明確であることを条件に受付る予定だ。
(詳細はプロパン産業新聞2013年10月8日付で)

“LPガスの本領発揮”/AWが小型移動電源車お披露目
移動電源車を視察する小島企画官(中)に赤津専務が説明
 東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展2013」(2~4日)で初めて公開された、エア・ウォーター(大阪市)の「LPガス仕様非常用発電機搭載軽自動車タイプ(発電出力9・8キロワット級)」の展示コーナーに3日、資源エネルギー庁石油流通課の小島暢夫企画官が視察に訪れ、赤津敏彦エア・ウォーター専務(生活・エネルギーカンパニー長)から説明を受けた。
 視察した小島企画官は「同社の大型LPガス移動電源車は、すでに昨年11月に室蘭地方を襲った暴風雪の際に出動し、施設の暖房や給湯、冷蔵庫用の電力を供給したと聞いています。まさに人を助けるLPガスの本領発揮といえるでしょう。災害対応として各地域に導入され、運用されることが望ましいと考えています」と話す。
(詳細はプロパン産業新聞2013年10月8日付で)
東上ガスが復興チャリティ
イベントは今年で4回目。迫力あるステージが大好評

 東上ガス(埼玉県志木市、清水宏之介社長)グループ19社が主催するチャリティイベント「東上フェスタ2013」が9月28日、富士見市民文化会館及び隣接する文化の杜公園で開催され、約5000人が来場した。
 同イベントは今回が4回目。今回は「絆~みんなの心を一つにして」をコンセプトとして、東日本大震災の復興応援チャリティとして開催した。
 コンサートでは、富士見市、朝霞市を拠点に活躍するヒップホップダンスチーム・ガムQ、視覚障がいがありながら歌手として活躍する立木早絵さんのほか、人気お笑い芸人のWエンジン、スポーツマンタレント池谷直樹さん、タップダンスチームHIDEBOH with LiBLAZE、ブレイクダンサーTAISUKEさんらが出演。終盤は東上ガスが主催しているタップダンス教室の生徒などで組織された市民ダンサーズや、川越市内のふじ保育園和太鼓隊らも舞台に上がり、盛大なフィナーレとなった。
(詳細はプロパン産業新聞2013年10月8日付で)

京都府協/建築業界と初の意見交換会
 京都府LPガス協会(小澤八十二会長)と府下の建築業界3団体(府建設業協会、府建築士会、府建築士事務所協会)との初めての情報交換会が9月26日、京都市上京区のルビノ京都堀川で行われ、両団体から計23人が出席し、相互が抱く率直な意見を交わしあった。
 冒頭、小澤会長はこの情報交換会は今年度の新規の目玉事業だとし、開催に至るまでの経緯を説明。「このような機会を持つことは大変喜ばしい」とあいさつした。また、府建設業協会の市橋尚建築委員長は「LPガス業界との会合は初めて。当業界もLPガス業界の声を参考にしていきたい」と語った。
(詳細はプロパン産業新聞2013年10月8日付で)
品川ハイネン/次世代エネ体感SRを開設
ハイネンスマートプラザ。ショールーム棟と実証住宅をオープンした

 シナネングループの品川ハイネン(金沢市、西村文雄社長)は1日、石川県野々市市に次世代エネルギーを体感できるショールーム及び実証実験住宅からなる、「ハイネンスマートプラザ」を開設した。
 建設地は野々市市北西部郷町地内の1727平方メートル。ここに、ショールーム棟(2階建て469平方メートル)と実証実験住宅(2階建て×2棟、193平方メートル)を建設。“エネルギーをかしこく使って快適な生活”をテーマに、HEMSをはじめITと住環境の融合をわかりやすく体感できるスペースや次世代機器の最新情報を取りそろえた。
(詳細はプロパン産業新聞2013年10月8日付で)

システムアンドリサーチ/「AQ Lifeプロジェクト」サービス開始へ

第1弾は参入しやすい物販事業

 システムアンドリサーチ(横浜市、高橋武夫社長)は、Web活用などを通じてLPガス販売事業者の商圏である地域の活性化や、事業者自身の顧客接点強化、スマート社会への対応力強化などを図ることをコンセプトとした「AQ Life(エーキューライフ)プロジェクト」を立ち上げる。
 同プロジェクトは、物販事業▽地域ネットワーク構築事業▽スマートフォン活用の新業務システム―の3分野で構成。ソリューションの一環であるWeb請求明細発行サービス(月額1万円+1顧客30円、初期費用は別途見積り、同社製以外の業務システムでも対応可能)はすでにリリース中だが、これに“販売力”のシナジー効果を追補することも視野に入れ、新たに物販事業「AQライフマーケット」をスタートさせる。
(詳細はプロパン産業新聞2013年10月8日付で)

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