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◆プロパン産業新聞 2013年7月30日・第2680号
消費者の価格重視傾向 鮮明に/振興センターが新規事業で実態調査
 エルピーガス振興センター(松澤純理事長)は24日、港区・虎ノ門琴平タワーで記者懇談会を開き、平成24年度に新規事業として調査を実施した「石油ガス消費者実態調査」の結果を報告した。調査結果からは、LPガス業界が訴求する“災害に強いLPガス”の認識があまり浸透していないこと、業務用では予想以上に電気シフトが進んでいることが明らかとなった。松澤理事長は「需要調査でLPガスは、化石燃料のなかで伸びが示されている。しかし、総括原価に代表される電気、ガス事業法の改正はLPガスにとっても大きな影響がでると認識している」と取り組むべき課題は多いとし、「国内外のエネルギーの変化に敏感に対応し、センターの役割を果たすべく、事業を展開していく」と話した。
(詳細はプロパン産業新聞2013年7月30日付で)
本社主催・夏季セミナー/需要開拓の針路を展望
全国各地から100人が出席
 石油産業新聞社は25日、兵庫県伊丹市の伊丹シティホテルで「需要開拓推進運動を展開しよう」をテーマに2013夏季大学セミナーを開催、全国各地から100人が出席した。
 基調講演は、小島暢夫資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課企画官が「LPガスを巡る最近の状況」について解説。続いて、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会の委員などを務める橘川武郎一橋大学大学院商学研究科教授が「LPガス新時代~LPガスの明るい未来を切り開く」について、またレモンガスの赤津欣弥社長と有川敏隆工学博士が「自社が実践する新しいLPガス住宅の紹介~ハイグレード天然ガスシステム導入住宅」について講演した。
(詳細はプロパン産業新聞2013年7月30日付で)
シナネン三陸営業所が復活/「地域復興の原動力に」
完成した北東北支店・三陸営業所新社屋と新充填所。かつての営業所、充填所は津波で全壊。代替地での再建を検討していたが、防潮堤の整備などにより現在地での再建を果たした
 シナネン(東京、﨑村忠士社長)が岩手県大船渡市砂森で再建を進めていた「北東北支店・三陸営業所新社屋及び新充填所」が竣工。待望の三陸営業所の復活・再開により東日本大震災による復旧作業は完了した。
 25日、大船渡市の大船渡プラザホテルで開いた竣工祝賀会には、﨑村社長をはじめ鈴木弘行会長、大入康永常務のほか、多くの取引先関係者などが出席し、再開を祝った。
 冒頭あいさつした﨑村社長は、シナネンにとって昭和50年の釜石、59年に大船渡の営業所、充填所を開設して以来、三陸の地は大変思い入れの深い場所とし、「震災直後は地域の販売店さまの顔はもちろん、道路状況を記憶している鈴木会長が、矢継ぎ早に救援やガス供給確保に向けた指示を飛ばし、応援拠点となったミライフ遠野店に全国から多くのグループ社員が集まった。被災したお客さまの支援に必死になって頑張っていた姿が目に浮かぶ。シナネングループの絆が、まさにそこにあった」と振り返り、「新生・三陸営業所は、安全を最優先に一日も早い三陸地域の復興に最大限貢献していきたい」とあいさつした。
(詳細はプロパン産業新聞2013年7月30日付で)
ソーラーフロンティア/住宅向けに最薄・最高出力2モデル
製品発表会には玉井裕人社長(右)のほか、CMキャラクターの松尾諭さん、井川遥さんも登場
 ソーラーフロンティア(東京、玉井裕人社長)は23日、ガラス基板構造のCIS薄膜太陽電池モジュールとしては世界最軽量である「ソラシス・ネオ」と、同社製品として過去最高出力となる「高出力モジュールSF170―S」の2製品を東京・台場のホテルグランパシフィック・ル・ダイバで発表した。発表会には同社のCMキャラクターである女優の井川遥さんらも登場。会に花を添えた。
 「ソラシス・ネオ」は国内住宅市場専用に、「高出力モジュールSF170―S」は国内住宅市場向けに先行発売する。
(詳細はプロパン産業新聞2013年7月30日付で)
茨城県協、防災業務計画を全面見直し
実運用へ リアルさ重視

 茨城県高圧ガス保安協会(立原孝夫会長)はこのほど、災害対策基本法に基づき、防災に関して各会員が取るべき措置などを定める「防災業務計画」を全面改定した。東日本大震災への対応を通じて明らかになった教訓、課題、改善点等を踏まえ取りまとめたもので、災害対策本部の招集や情報収集など、とくに対応に混乱をきたした部分について「実際に活用できること」を主眼に内容を見直している。東南海地震をはじめ、全国各地で大規模災害発生リスクが指摘されるなか、防災対策の充実を目指す関係団体の参考資料にもなりそうだ。
 茨城県協が防災業務計画を見直すのは平成19年3月の一部改定以来。抜本的な見直しは今回が初めて。改定は指定公共機関として災害発生時の迅速かつ的確な対策遂行を目的としたもので、「予防対策」「応急対策」「復旧対策」の各段階で、具体的な諸規定を定めている。
(詳細はプロパン産業新聞2013年7月30日付で)
レモンクラブ研修会/異業種成功事例学ぶ
 レモンガス(神奈川県平塚市、赤津欣弥社長)の若手経営者で組織されるレモンクラブ(三ツ矢勉代表=サンコーリビエネ)は18日、東京・港区の品川プリンスホテルで「レモンクラブ定時総会・研修会」を開催した。
 研修会では、「シェールガス革命とは何か」と題してエネルギーコンサルタントの谷水静一氏、「わが社の取り組み」を安田物産の安田幹仁社長、「当社が実践する新しいLPガス住宅のご紹介」を赤津社長が、それぞれ講演した。
 そのなかで、神奈川県大和市でLPガス事業のほか、仕出し弁当・給食事業を展開している安田社長は、給食を中心とした自社のユニークな取り組みを紹介した。
(詳細はプロパン産業新聞2013年7月30日付で)
仙台プロパン/小牛田駅前に営業所兼SR “エコパレット美里”開所
小牛田営業所兼ガスショールーム「エコパレット美里」

地域活性化の中核施設へ

 仙台プロパン(宮城県多賀城市、片平浩和社長)が、東北本線・小牛田駅東口に建設を進めていた小牛田営業所兼ガスショールーム「エコパレット美里」が完成し19日、現地で開所式が行われた。当日は、建設地である美里町の佐々木功悦町長や宮城県エルピーガス協会の小埜寺宏会長、アストモスエネルギー東北支店の酒井賢二支店長や取引先関係者、町内の地区会長らが出席。テープカットを行うなど完成を祝った。
冒頭、あいさつした片平和彦会長は、ここは自身の生誕地でもあり、また、県内の簡易ガス事業申請第1号として事業をスタート(昭和45年12月)した所縁がある地としたうえで、「あれから44年が経過し、町内では現在5カ所の団地で約1000戸に供給しており、会社も成長してきた。今回、新たな拠点の完成を機に、事業の原点に帰り、お客さまと膝を突き合わせて話ができるような施設を目指していく」とあいさつした。
(詳細はプロパン産業新聞2013年7月30日付で)

近液協/自主保安チェックシートで調査

項目ごとに独自に数値化

 近畿液化ガス保安協議会(太田重彦会長)は、自主保安活動自己診断チェックシートに基づく評価を調査し、集計結果について、6月28日に大阪府東大阪市のユニバーシティホール蒼天で開催した保安技術研修会で公表した。
同チェックシートの活用は、平成25年度液化石油ガス販売事業者等保安対策指針の要請4項目の一つ、「組織内のリスク管理の徹底」のなかで明記されている。調査は1月22日から2月15日に実施。経産省所管の11社と中部近畿産業保安監督部近畿支部所轄19社の合計30社から回答を得た。
各社の合計点を平均した採点結果は、局所管が62・1点、省所管が65・6点となった。
(詳細はプロパン産業新聞2013年7月30日付で)

昭栄、非常用LPG発電機90kW級発売へ

中核充填所需要に対応

 昭栄(埼玉県行田市、川崎道賢社長)は、非常用LPガス発電機「ガス電くんシステム」のラインアップに、新たに90キロワットクラスの「SGS―90K」を追加することを決めた。8月に受注を開始する予定。複数の発電機を並列運転させなくても、小中規模の充填所で必要とされる電力を1基でまかなえる機種を用意することで、今後本格化する中核充填所向けの需要に対応していく考えだ。
同社は住宅や中小規模施設での利用を想定した、8キロワットクラス「ガス電くんシステム」を2010年に開発。同システムは、LPガス発電機「SGS―8000F」のほか、電力監視コントロールユニット、無停電電源装置(UPS)で構成。同社独自のコントロールユニットは節電機能も備えており、災害に伴う停電を感知した際にはスムーズに独立電力へ移行できるだけでなく、平時はコンセントの抜き差しなど一切行わずに必要な電気機器以外の待機電力を100%カットする機能や、ピークシフト機能なども備えている点が特長だ。ユーザーごとの電力管理パターンをコントロールユニットに記憶させることも可能となっている。
(詳細はプロパン産業新聞2013年7月30日付で)

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