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◆プロパン産業新聞 2012年9月25日・第2635号 | ||
基本計画の議論頓挫 | ||
三村委員長「原発ゼロ」を批判 新しいエネルギー基本計画策定に向け議論を進める総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会(委員長・三村明夫新日本製鉄会長)は18日、2030年代に原発ゼロを目指すとする、先週決定した政府の「革新的エネルギー・環境戦略」について議論。三村委員長は、「政府の政策意図がはっきりしないなか、エネルギー基本計画を議論することは難しい」とし、次回開催を未定とした。同委員会は昨年10月3日の第1回会合から今回で32回を数える。「二項対立ではない、白紙からの見直し」を基に進めてきた議論は、原発推進派が「国家の将来が危うくなる」として再考を要求するなか、脱原発派は、再処理事業の継続が盛り込まれたことに対し、「地域の事情が国全体の政策を縛って硬直化している」と批判。エネルギー戦略の内容が曖昧だとする意見が出され、平行線をたどっている。 (詳細はプロパン産業新聞2012年9月25日付で) | ||
都スタ協/コンフォート問題で勉強会 | ||
生産中止で年150万トン減に 東京都エルピーガススタンド協会(柳也主男会長)は19日、東京・新橋のTKP新橋ビジネスセンターで「コンフォート問題に関する勉強会」を開催。タクシーLPガス車シェア80%のトヨタの生産中止により、LPガススタンドは廃業に追い込まれるとし、「今、動かなければ」と警鐘を鳴らした。 当日は、需要開発委員会の岡田眞委員長が「LPガススタンドに与える影響」、神奈川県エルピーガススタンド協議会の宇佐美雅彦会長が、「タクシー事業者の経営に与える影響」と題して講演した。 冒頭あいさつした柳会長は、トヨタに対する要望は、死活問題であり大変な懸案事項としたうえで、「我々自身ができることは、1台でも導入して個人タクシーに乗ってもらい、試乗会をやるなど、できることからやっていくこと。また、今後普及が始まる燃料電池車の水素ガススタンドについて、高圧な水素ガスを取り扱えるのは世界でも屈指な安全性を誇るLPGスタンドが適任。その面でも、インフラとしてLPGスタンドを残していくことは社会的責務」と話した。 (詳細はプロパン産業新聞2012年9月25日付で) | ||
「ガス安全室」が発足/室長に福田敦史氏 | ||
経済産業省の商務流通保安グループ保安課の下に、LPガスと都市ガスの保安行政担当部署を一体化した「ガス安全室」が19日設置された。原子力規制庁の発足に伴う改編。室長は福田敦史氏(旧原子力安全・保安院液化石油ガス保安課長兼同院ガス安全課長)が務める。 LPガス関連では、LP保安担当補佐が但馬敏郎氏(旧同院液化石油ガス保安課)、LPガス技術担当補佐が鈴木一規氏(同)。LPガス専門職は榎本正敏氏(同)、LPガス保安係は小迫美智子氏(同)、LPガス事故分析・対策係は小岩裕介氏(同)、総括係長は奥山恵太氏(旧同院ガス安全課)があたる。 (詳細はプロパン産業新聞2012年9月25日付で) | ||
「大きな夢へ 力強く発展」/岩谷産業 感謝の集い | ||
岩谷産業(東京・大阪、野村雅男社長)は19日、東京・千代田区のパレスホテルで「取引先感謝の集い」を開催、関東地区の取引先など関係者250人が出席した。 会では、6月26日の定時株主総会で、代表取締役会長兼CEOに就いた牧野明次前社長の後を受けて新社長に就任した、野村雅男氏があいさつに立った。 野村社長は、「牧野からバトンを受けて社長に就任したが、大変な重責に身が引き締まる思い」と心境を述べ、「創業以来、“世の中に必要なものは栄える”“世の中に必要な人間たれ”を社是として今日まで変革と成長の歴史を築いてきた。これからもガス&エネルギーの2つの事業を中核として事業展開に努めていくが、とくにLPガス事業、水素エネルギー事業については、大きな夢へと向かって力強く進んでいきたい」と抱負を語った。 (詳細はプロパン産業新聞2012年9月25日付で) | ||
GasOneサミット2012「Challenge!創新!!」/「創エネ新時代」確立へ | ||
今大会のスローガンは、創エネルギー新時代の確立に向け「Challenge!創新!!」。4日にサイサン会長・グループ社主の川本宜彦氏が急逝された直後の大会だが、悲しみを乗り越えて新たな出発を誓った。 冒頭、GasOne会の池田隆三会長代表は、流通分野での業態が大きく変化するなか、サイサンがメガソーラー事業に進出したことはチャレンジそのものとしたうえで「新事業に販売店も参画できるチャンスと指導力をお願いしたい」と期待感を表明。また、故川本会長に哀悼の意を表すとともに、「川本会長が掲げた“ガスワン魂”をしっかりと受け継ぎ、前進したい」と結んだ。 (詳細はプロパン産業新聞2012年9月25日付で) |
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サンワ/次期社長に遠藤宗司専務内定を公表 | ||
サンワ(前橋市、遠藤祐司社長)は13日、群馬県水上温泉の水上館で第46回サンワ会定期総会を開催した。遠藤社長は席上、10月1日付けで自身の会長就任と、遠藤宗司専務の社長昇格を内定したことを明らかにした。 冒頭、サンワ会の坂詰洋一会長は、東日本大震災後、分散型エネルギーとしてLPガスに期待する動きや、電力各社のオール電化営業自粛の動きなどを踏まえ、「エネルギーの転換期に、1軒でも多くのお客さまにLPガスを利用していただくため、保安を充実させ、節電・省エネの相談に乗れる販売店になっていく必要がある」と呼びかけた。 (詳細はプロパン産業新聞2012年9月25日付で) | ||
愛知県協/「環境デー」にLPG車3台出展 | ||
愛知県エルピーガス協会(後藤庄樹会長)は15日、名古屋市中区の久屋大通公園で開催された「環境デーなごや2012」にLPG車3台を出展した。 LPG車普及促進事業の一環として、トヨタ・プリウスα、マツダ・アクセラ、三菱・ミニキャブの3台を展示した。 オープニングセレモニーのあと、メーンステージで行われた出展紹介において、CNG車、電気自動車など、他の出展されているエコカーの担当者とともに、愛知県協エルピーガススタンド保安委員会の中井孝和企画委員長が登場。 (詳細はプロパン産業新聞2012年9月25日付で) | ||
大阪ガスLPG/配送技能向上へ 全配送員実技検定 | ||
大阪ガスLPG(大阪市、中井喜三社長)は今年度の配送技能検定を実施、実技は8月30日を皮切りに9月12日までの4日間、大阪市の大阪ガス人材開発センターで、学科は14日に大阪市のアーバネックス備後町ビル会議室で実施した。 平成21年から開始し、今回で4回目。受講者は全配送員73人(支社別の内訳は大阪19人、奈良8人、京都11人、兵庫11人、和歌山24人)。配送技能の統一による保安のレベルアップを目的に、コンテストと違い、技能面に特化。実技では顧客訪問、容器交換、保安点検までを競技時間15分間のなかで行う。 (詳細はプロパン産業新聞2012年9月25日付で) | ||
矢崎の簡易型温水暖房マット「おゆ暖」/対応熱源機を大幅拡大 | ||
矢崎エナジーシステム(東京、矢崎航社長)は、簡易型温水暖房マット「おゆ暖」を12月初旬から正式発売する。昨年パイロット販売を開始した時点では、対象機種がリンナイ製熱源機8機種だったが、今回、「おゆ暖対応コントロールユニット」をリンナイが開発。これを追加することにより、対象機種は既存の熱源機を含めて23機種に拡大した。 「おゆ暖対応コントロールユニット」は、熱源機本体のなかに設置して配線をするだけで、「おゆ暖」への給湯制御ができるようにしたもの。新規だけでなく、既存の熱源機でも後から同ユニットを追加することで「おゆ暖」を利用できる。このため、ガス事業者は対応している熱源機かどうかを確認すれば、個別に提案することが可能となる。 (詳細はプロパン産業新聞2012年9月25日付で) | ||
テレメ推進協/ガス安全・安心ソリューション展 | ||
23企業・団体が出展 LPガスIT推進協議会時代から数えて8回目の開催となる今年のテーマは「安全・安心・スマートエネルギーサービス」。会場には、ガス体エネルギー各分野から23の企業・団体が出展し、最先端のガス関連設備・機器・技術を一堂に展示した。 また、出展企業・団体によるセミナーも併催。来場者は多種多様なエネルギーサービスの詳細説明などから、ガス体エネルギー事業のソリューションモデルを探った。 (詳細はプロパン産業新聞2012年9月25日付で) | ||
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