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◆プロパン産業新聞 2012年7月17日・第2624号
LPガスの軸足模索/新たな事業モデルに関心〜本紙主催 夏季大学セミナー
テーマは、「LPガスの黄金時代を築く!」。今年も伊丹シティホテルを会場に開催した
 石油産業新聞社主催の2012夏季大学セミナー「LPガスの黄金時代を築く!」(LPガス事業研究会、日本LPガス団体協議会、NPO法人テレメータリング推進協議会後援)が12日、兵庫県伊丹市の伊丹シティホテルで開講された。今年のコンセプトテーマは「エネルギーパラダイムシフトを勝ち残れ」。業界内外の専門家の言葉から、新たな事業展開につながるヒントをつかもうと、全国から130人の受講者が集まった。
 当日行われた講演は、アストモスエネルギー供給本部本部長付海外事業プロジェクト担当の高橋良仁氏による「北米シェールガスが我が国LPガス産業に与えるインパクト」、富士通総研経済研究所主任研究員の梶山恵司氏による「エネルギー効率向上と再生可能エネルギー拡大を軸にしたエネルギービジネスの展開」、ベンチャーラボ代表取締役の山中唯義氏による「3・11を踏まえたLPガス産業のあり方〜エネルギーサポート産業からライフサポート産業へ」の3題。
(詳細はプロパン産業新聞2012年7月17日付で)
エア・ウォーター/LPガス発電機搭載移動電源車を公開
 エア・ウォーター(大阪、青木弘会長CEO)は7日、LPガスで駆動する100`h級発電機を搭載した移動電源車を、北海道総合ガスセンター苫小牧LPガス工場構内で公開した。地震に伴い洪水が発生しても、浸水被害を避けつつ充填所やユーザー施設に電力を供給できる。
 全長6b、幅2b、高さ2・4bのコンテナに、同社の主要LPガス充填所の1系統分の容量にあたる最大100`hの発電機を搭載した。充填所の容器やバルク貯槽設備のLPガスを燃料として使用することを想定している。
(詳細はプロパン産業新聞2012年7月17日付で)
「商売は次のサイクルに」/全国ミツウロコ会、太陽光+ガスの優位性に自信
 ミツウロコ(田島晃平社長)の特約店で組織する全国ミツウロコ会は11、12日の両日、東京・千代田区のホテルメトロポリタン・エドモンドで、第21回経営者セミナーを開催した。
 冒頭、あいさつした田島社長は「企業30年説という考え方がある。これは商売の変化、世代交代などのサイクルがちょうど30年というのが理由だ。ミツウロコのサイクルは商売40年、経営者30年で回っている。現在、家庭用エネルギーを含めて大きな転換期にあり、商売は次のサイクルに入ったと感じている。まさに、皆さん経営者の腕の見せ所。舵の取り方によって道が大きく分かれる大事な局面を迎えている。ここで重要なのが、顧客を創造しつながりをもっておくこと。次の時代に向けた種蒔きが経営者としての責任」とし、経営理念を社員、従業員に浸透させて、揺るぎない信念をもって突き進んでいくことが重要とした。
(詳細はプロパン産業新聞2012年7月17日付で)
復興支援LPG車 総計20台に
支援活動は一区切り

 全国LPガス協会、LPガス自動車普及促進協議会、東京都エルピーガススタンド協会が協力して実施している、東日本大震災で被災した地域への「LPガス車寄贈」支援活動が、12日の宮城県エルピーガス協会への提供で計20台となった。
 今回、第8弾となる寄贈では、東京都エルピーガススタンド協会の山田能成副会長(盈進自動車社長)がLPガス車3台(トヨタクラウンコンフォート)を提供。車両は山田副会長や深川明也副会長(東西石油常務)らが宮城県協に搬送した。同車両は、販売事業者に寄贈するほか、LPガス車PRの観点からも、行政からの要望があれば提供する考え。
(詳細はプロパン産業新聞2012年7月17日付で)
日東エネルギー70周年記念式典盛大に
総合エネ担う100年企業へ

 日東エネルギーグループ(東京、赤津正弥社長)は11日、港区のザ・プリンスパークタワー東京で、創立70周年記念式典を開いた。昭和17年、江東区大島に練炭工場として産声をあげ70年。家庭用エネルギーのサプライヤーとして積み重ねた歴史の節目を、取引先など約400人と盛大に祝った。
 冒頭のあいさつで、同社のこれまでの歩みにふれた赤津社長は、昭和37年のLPガス販売開始以降、わずか7年で練炭の製造販売を中止したという当時の決断を、同社成長の起点として強調。その背景を、病気療養中のため式典への出席を見合わせた赤津弥智雄会長の言葉と重ねて振り返り、「厳しい環境、変化する時代への対応が日東エネルギーの歴史。このLPG事業に集中するとの判断が、その後の事業拡大につながった。“時代が動くときは怒涛の勢いで流れが変わる。時代の変化は目に見えてからでは遅い”というのが会長の言葉。現状を否定するのではなく受け入れる。ピンチはチャンスという考え方で乗り切ってきたのが日東エネルギーだ」と同社の成長力の原点を分析した。
(詳細はプロパン産業新聞2012年7月17日付で)
ENEOSグローブ、初の全国販促運動を実施
省エネ・新エネ機器普及へ

 ENEOSグローブ(松澤純社長)は、9月から来年2月まで、会社設立後初の全国キャンペーン「ECO&EARTH キャンペーン」を実施する。
 これは、東日本大震災以降、分散型エネルギーの切り札として注目されているLPガスの需要喚起、省エネ機器・新エネ機器の普及、さらにキャンペーンを通じて培われた販売ノウハウの共有が目的だ。特約店のみならず、特約店直売担当者個人も対象に展開し、キャンペーンを通じて同社グループの総合力を結集するとともに、グループ全体の顧客基盤強化及び提案力の向上をめざす。
 部門は、(1)一般ガス機器販売部門(直売営業担当者個人が対象)(2)エネファーム部門、太陽光発電部門、GHP部門(法人が対象)の販売部門に加え、直売営業担当者個人を対象とした「販売成功事例部門」を設けた。これは、成功事例応募作品から優秀作を選考するもので、成功事例は、成功事例集や同社ポータルサイト掲載等を通じて、広くノウハウを共有化する考え。
(詳細はプロパン産業新聞2012年7月17日付で)
全L協 全国でテレビCM放映/「ブランド向上計画」展開
 全国LPガス協会(北嶋一郎会長)は20日から、「LPガスブランド向上計画」の一環として、昨年度実施したテレビCM(イメージキャラクターは俳優の遠藤憲一さん)の放映を全国で展開する。これは、厳しく求められる節電情勢において「よくできたエネルギー LPガス」を訴求することでLPガスが節電にも貢献できることを啓発することが目的だ。
(詳細はプロパン産業新聞2012年7月17日付で)
TOKAI 第2の水工場建設へ/富士宮に生産・物流拠点
 TOKAI(静岡市、鴇田勝彦社長)は11日、静岡県富士宮市の「富士山南陵工業団地」において、富士山天然水“朝霧のしずく”などを生産する工場「アクア富士プラント」の起工式を開催した。
 同社グループのアクア工場としては焼津(静岡県)に続き、2つ目の建設となる。
 式典には、同社グループ関係者のほか、地元からも須藤秀忠・富士宮市長ら多数が出席し、厳かに神事が執り行われた。
 あいさつした同社の高橋信吾副社長は「当社のアクア事業部は平成19年11月から事業を開始し、今年で5年。富士山麓で採取した“朝霧のしずく”をはじめ、4種類の商品で全国展開を図ってきたが、まもなく顧客数10万件を達成することができる。これを機会に、今回、当プラント建設を決定した」と報告した。
(詳細はプロパン産業新聞2012年7月17日付で)
アクアクララレモンガスHD/熊谷、北九州に大型水プラント
 アクアクララレモンガスホールディングス(東京、赤津裕次郎社長)が、飲料水の生産能力増強やコスト削減などを目指し、かねてから建設を進めていた北九州プラント(福岡県中間市)と熊谷プラント(埼玉県熊谷市)が、来月から順次稼働を開始する。
 9月初旬の稼働を目指す熊谷プラントは、従来工場の2倍に相当する1時間あたり900本の生産能力を持つ同社最大級の水プラント。製造工程のほとんどをオートメーション化した最新型工場には、LPガスコジェネ(停電対応機・35`h)、GHP空調30馬力2台(ヤンマー)、太陽光発電設備50`h(ソーラーフロンティア)、LPガスバルク供給設備1d×2基も完備。8月初旬の稼働をめざす北九州プラントとともに供給力を拡充し、需要ピーク時や災害支援など、一時的な増産要求にも応じられる体制を整える。なお、来春、神奈川県平塚市に完成予定のアクアクララヘルシー平塚プラントが稼働すれば、アクアクララグループのプラント数は65となる。
(詳細はプロパン産業新聞2012年7月17日付で)
伊丹産業/9会場で販売店研修会
 伊丹産業は、6月末から7月末まで府県ごとに9会場で「ACU24・保安・最新ガス機器」をテーマに販売店向けの研修会を実施、426人の出席を予定している。
 「ACU24」については、通信インフラにおいて将来的に「DoPaサービス」や「ノーリンギングサービス」「デジタル回線」が終了しても全く影響がなく、HEMSについては積極的に対応していくことを説明している。
 兵庫会場は6日、伊丹市の伊丹シティホテルで開催、141人が出席した。
(詳細はプロパン産業新聞2012年7月17日付で)
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