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◆プロパン産業新聞 2011年11月22日・第2590号
≪消費者保安推進大会特集≫
感謝状を授与される宮城県協の小埜寺会長
 自主保安活動の推進に、顕著な功績をあげた販売事業者や個人・団体を表彰する、平成23年度LPガス消費者保安推進大会及び経済産業省原子力安全・保安院長表彰が10月27日、東京・千代田区の如水会館で開催された。どばし(埼玉県)、道ノ尾ガス(長崎県)が5年連続で保安優良液化石油ガス販売事業者表彰を受賞したほか、新日本ガス(大阪府)が4年連続。中村ホームガス(滋賀県)、丸久小川商店(埼玉県)が2年連続で受賞した。なお、中村ホームガスは通算7度目の院長表彰受賞となる。
 今年度の院長表彰では、優良販売事業者15者、保安功労者2者を表彰。高圧ガス保安院長表彰では、優良販売事業者5者、保安功労者4者。LPガス安全委員会長表彰では、優良販売事業者4者、保安功労者2者が表彰された。また、東日本大震災の被災地復興に多大な貢献をしたとして、エルピーガス協会並びに青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の6県協に原子力安全・保安院長感謝状が授与された。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
LPガス業界の社会的責務/JLSA「福島宣言」を採択
 エルピーガス協会(JLSA、川本宜彦会長)は16日、福島市の福島ビューホテルで常任理事会を開催。東日本大震災、福島原発事故、風評被害など何重苦にも見舞われ、未だ先の見えない福島の地において、「LPガス業界の社会的責務」と題した“福島宣言”を採択した。東日本大震災ではLPガスは災害に強いというこれまでの定説を証明したが、課題はなかったのか。宣言では、今後も災害時に活用できるエネルギーとして、消費者の信頼のもと、LPガスの安定供給、被災者支援と復興を積極的に行っていくことがLPガス業界の社会的責務と捉えるとともに、平時の対応に加え、災害時を想定して社会的役割を担うために取り組むべき7項目をあげた。採択について川本会長は「復旧・復興は長丁場だと思う。宣言には、震災体験から学んだ我々が進むべき方向性、社会的責務を盛り込んだ」とコメントした。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
安定供給・調達へ集中討議/法、制度改正も視野
枝野大臣(右)主催で開かれた初会合
 経済産業省・資源エネルギー庁は、枝野幸男経済産業大臣の主催で「資源・燃料政策に関する有識者との意見交換会(緊急時の石油・ガス供給体制)」の初会合を15日に開催し、経産省がまとめた対策のたたき台を提示した。これは、東日本大震災を踏まえ、「災害時における石油、ガスの安定供給体制」と「世界的な資源需要の高まりや災害に備えた資源開発、資源確保の戦略」について幅広い分野の有識者から意見を聴取するのが目的だ。
 たたき台では、LPガスについて、「災害時対応を見越したサプライチェーンの維持・強化と災害時の初動の迅速化の必要性が明らかとなった」と指摘。また、「ガスの需要が多い冬期や、需要家の少ない都市部を含む地域での災害の発生時には、現在の災害対応体制では、避難所等への供給などで迅速な対応ができないおそれがある」などの課題をあげ、消費者団体から不安の声があがっているとした。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
エコジョーズ販売1万台超/やっぱりガスだね!!キャンペーン
 伊藤忠エネクス、シナネン、日商LPガス、エコア、大阪ガスLPG、ダイネンの6社共同で全国展開していた「2011やっぱりガスだね!!キャンペーン」(6月1日〜9月30日)の結果がまとまった。
 9年目を迎えた今回は、ガス機器の「安全性」「経済性」「快適性」「環境性」をさらに多くの消費者に伝え、「ガスがある生活の素晴らしさ」を提案した。
 キャンペーン期間中には、LPガス業界トップクラスの実績として、ガラストップコンロを1万9396台(昨年実績約2万3700台)、エコジョーズは1万20台(同9830台)を販売した。また、6社合同企画として、購入者へのプレゼントを展開。応募総数は3292通にのぼった。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
心ひとつに復興へ前進/カメイ、全国特約店会総会開く
「力を合わせて頑張ろう」と亀井社長
新会長に今野晄氏(今野商店)

 カメイ(仙台市、亀井文行社長)は11日、沖縄県読谷村の残波岬ロイヤルホテルで、「第13回全国カメイ特約販売店会通常総会」及び「永年取引感謝状贈呈式」などを開催し、115人が参加した。
 冒頭、亀井社長は総会開催について「賛否両論あったが、6月の理事会において、“このような時期こそ前を向いて力を合わせて頑張っていこう”」という意味も込めて開催を決定したと説明した。
 東北被災3県の沿岸地域について、「これから本格的な復旧・復興が始まるが、道は容易ではない」とし、復興には相当な年月がかかるとした。日本経済もさまざまな課題を抱えるなか、「業界の再編や諸制度の変更が急速に進むだろう」と展望、厳しい状況下にあるとしたうえで「特約店会が心を一つにして力を合わせて頑張れば、どんな困難も越えられると確信している。互いに知恵を出して難局を乗り切っていこう」と呼びかけた。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
伊藤忠エネクス初の全国保安コンテスト
最優秀にHL関東・土居氏

 伊藤忠エネクス(東京、小寺明社長)は、同社ホームライフ事業本部(守屋憲二本部長、取締役兼常務執行役員)主催で、伊藤忠エネクスグループとして初となるLPガスの「保安スキルアップコンテスト全国大会」を14、15日の両日、愛知県大府市の同社中央研修所で開催した。
 全国の同社地域販社の保安担当者を対象としたもので、8選手が競った結果、最優秀賞を伊藤忠エネクスホームライフ関東の土居新吾氏が獲得した。守屋本部長は、今後も同コンテストを継続するとともに、対象を同社卸先特約店にも拡大していく方針を示した。
 同大会は、一般戸建て住宅における供給開始時点検調査、14条書面交付、周知の3つの業務を、60分以内で完了することを条件に、各業務が適切に実施されているかを項目別にチェックし、合計点数で順位を競った。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
バルクの耐震性を解説/関東富士会 秋季技術研修会
 富士工器(名古屋市、前口庄一郎社長)の関東地区特約店で構成される関東富士会(田島晃平会長)は9日、東京・港区の都立産業貿易センターで秋季技術研修会を開催した。
 今年は、「バルク貯槽の耐震災害対策バルクユニット」と題し、富士工器バルクプロジェクト部の三宮毅之部長が講演した。
 そのなかで三宮部長は、地震発生時におけるバルク貯槽の特徴について▽内部の圧力に耐えるため構造が強固な剛体であること▽固有振動数が極めて短いため共振が起こりづらいこと―などをあげ、「地震では理論上、バルク貯槽は転倒しない。液状化で固定点の大きな変位がなければ配管も破損しない」とバルク貯槽が耐震設計不要であることを解説した。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
防災協定、民から自治体へ発展
城陽LPガス協会と三朝石油が締結

 京都府城陽市と鳥取県三朝町のLPガス事業者が民間レベルで防災協定を締結。その流れを汲み、同市と同町が同様の協定を締結する、といった全国でもあまり例のない取り組みが始まった。
 城陽市のLPガス事業6社で構成する城陽LPガス協会(安井清会長)と、三朝町に本社を置く三朝石油(安本佳夫社長)が10月24日、同町内で「大規模災害発生時における災害救援活動を行うための連携・協定に関する覚書」に調印。災害時に支援活動を行う場合は、要請に基づき、可能な範囲で資機材を提供するほか、後方支援活動も行うとした。
 一方、城陽市と三朝町は、11月3日に市内で催された城陽産業まつりの会場で、橋本昭男市長と吉田秀光町長が同様の覚書に調印。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
西川燃料/新社屋・新SR竣工
西川燃料の新社屋。手前がショールーム「ほっとライフラボ」、奥の2階建てが本社
 西川燃料(奈良県御所市、西川大輔社長)が本社敷地内に建設を進めていた新社屋がこのほど竣工し、新本社は10月17日、新ショールーム「Hot Life Lab(ほっとライフラボ)」は11月1日から、それぞれ運営を開始した。
 新社屋は鉄骨造2階建て、延床面積は380平方b。1階がショールームと事務室。2階が事務室と会議室。外観を事務所は黒、ショールームは白に統一、入口正面の柱は、同社のコーポレートカラーの青にした。
 ショールームのテーマは「笑顔があふれる暮らしへ」で、名称の「Life」には「よりお客さまの暮らしに近い、密着した」という思いが込められている。
 展示商品はSiセンサーコンロ、エコジョーズ(リモコン)、ガス炊飯器、床暖房、システムキッチン。実際に使用してもらうトイレは、リフォーム提案を兼ねたバリアフリーの節水タイプにした。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
ナック、水の博物館開設
カラフルなボトルに入った各国のミネラルウォーターやウォーターサーバーについて説明する西山名誉会長
 ナック(東京、寺岡豊彦社長)は12日、東京・町田市にある同社の「クリクラ町田プラント」及び「クリクラ中央研究所」の工場見学コースとして一般公開を開始。併せて同敷地内に「世界の水のギャラリー」を開館した。

製造工場も一般に公開

 今回の製造プラントの一般公開と水のギャラリー開設は、同社の「クリクラの水」の製造過程を公開することで、子どもたちに興味を持ってもらい、水の大切さを知ってもらうことを目的としたもの。
 なかでも見どころは、世界50カ国から集められた約1000本のミネラルウォーターと、26カ国31基のウォーターサーバーの展示。世界の飲料水を集めた博物館としては日本初となる。カラフルなボトルに入った世界の水が並べられたギャラリーは圧巻。なかには1本5000円もするミネラルウォーターもあるとか。展示品は今後も随時追加していくという。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
マツダなどメーカー、LPG車採用を呼びかけ
 中国地区エルピーガス協会連合会自動車部会(浅野益弘部会長)は8日、広島市南区のホテルグランヴィア広島で経営研究会を開催し、50人が出席した。
 今回は、LPガス業界が進めている「LPG車1販売店1台運動」に関連させ、マツダなど3社のメーカー担当者が直接、LPガス事業者にLPG車の採用を呼びかける提案説明が行われた。
 マツダは10月に発売したアクセラLPGを紹介。従来のLPG車のイメージを変えたスタイリッシュなセダンであることに加え、ランニングコストの低減や装備が充実していることを説明した。
 広島の地元企業でもあるマツダへの関心は高く、部会側からはすでに採用した事業者がいることも報告された。
 その他、三菱自動車工業はミニキャブLPGをトラックとバンに分けて説明。エフ・ケイメカニックは自社のサービス体制を説明しながら、「LPG車導入後も安心して走れる」とアピールした。
(詳細はプロパン産業新聞2011年11月22日付で)
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