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◆プロパン産業新聞 2011年10月11日・第2584号
エネルギー基本計画見直しに着手
来夏めどに議論

 総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会(委員長・三村明夫 新日本製鉄会長)は3日、初会合を開催し、エネルギー基本計画の見直しに着手した。今後、年末をめどにベストミックス等の基本的考え方を議論し、来春に選択肢案、来夏をめどに新しいエネルギー基本計画案を策定する予定だ。策定にあたっては、エネルギー・環境会議(議長・古川元久国家戦略担当相)が示した方針の下、整理する考え。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
日協/基本計画見直しでLPガス視点でプレゼン
 日本LPガス協会(松澤純会長)は、「エネルギー基本計画の見直しに向けて〜今後のLPガスの役割〜」としてLPガス視点からのポイントをまとめ、6〜8月にかけて経産省や基本問題委員会のメンバーである学識経験者及び消費者関連団体等に対してプレゼンしたことを、4日に開催した記者懇談会で明らかにした。
 ポイントは、低炭素社会実現政策、電力対策、災害に強いエネルギーの3本柱、10項目。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
JLSA/「全国LPガス協会」変更、次期会長・北嶋氏を承認
 エルピーガス協会(JLSA、川本宜彦会長)は5日、港区新橋の共栄火災海上保険ビルで平成23年度臨時総会を開催し、来年4月1日に一般社団法人移行後に就任する次期会長候補者として、兵庫県エルピーガス協会の北嶋一郎会長(伊丹産業社長)を承認した。また、「一般社団法人全国LPガス協会」への名称変更や、理事候補者74人、監事候補者3人とする定款変更について原案通り了承した。
 今後、今月中に認可申請書を公益認定等委員会宛に提出。24年3月下旬に一般社団法人認可(認可後、登記手続き)、4月1日に一般社団法人に移行する予定。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
JLSA/イメージアップ大作戦、テレビCM開始
 エルピーガス協会は17日から、「LPガスイメージアップ大作戦」を展開する。「テレビCM」「雑誌広告」「ポスター」を使い、LPガスのブランド力向上を図る。イメージキャラクターには俳優の遠藤憲一さんを起用。各媒体で共通のイメージを採用し露出度を高める。基本コンセプトは「人と人の〈絆〉が結ぶエネルギー」。キャッチフレーズは「よくできたエネルギー。LPガス」とし、親しみや先進性といったイメージの定着をねらう。
 テレビCMは17日から28日に全国32局で放映。15秒のスポットCMを中心に短期集中で行う。家庭内の絆を通じLPガスのイメージアップを図る「LPガス編」、LPガスで電気もできることを訴え、先進性をイメージさせる「電気編」の2本。親子の会話から、LPガスの使い勝手の良さなどを再発見する内容だ。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
第24回世界フォーラム・ドーハ大会/中東湾岸国で初開催
中東で初めて開催したLPGフォーラム
 第24回世界LPGフォーラム(世界LPガス協会=WLPGA主催)が9月26〜29日の4日間、カタールの首都・ドーハで開催され、本紙では日本LPG業界代表視察団(団長=入谷孝裕鈴与商事社長、一行18人)を派遣、途中インドに立ち寄り、フォーラム会議に参加した。また、カタールのLPガス等石油製品販社・タスウィーク社との交流や、UAE(アラブ首長国連邦)のアブダビにある次世代環境都市・マスダールシティ等を視察、9月30日に帰国した。
 フォーラムと同時開催のガス機器設備展示会には、10大会連続出展となる伊藤工機をはじめ、ヤンマーエネルギーシステムと八千代工業も初めて出展、日本の技術力をアピールした。
 中東湾岸の石油・ガス生産国では初の開催となった今年のメーンテーマは、「将来に向けて発展する卓越したエネルギー」。生産国、メーカー、消費国など、LPガス業界の上流と下流の交流を促進するまたとない機会となった。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
≪Gas Oneサミット2011特集≫『絆』、Gas Oneグループ更なる結束
地域一番、頼れる販売店に

川本武彦社長
 サイサン(さいたま市、川本武彦社長)は9月22日、東京・新宿の京王プラザホテル東京で、「Gas Oneサミット2011」を開催した。今年のテーマは『絆』、Gas Oneグループ更なる結束≠ニし、第一部は販売店、直売、産業ガス、医療ガスの4分科会に分かれてそれぞれ研修会を実施。第二部はGas Oneセミナーとして、外交評論家・岡本アソシエイツ代表の岡本行夫氏を講師に「震災からの復興に向けた日本経済の動向」をテーマに行なわれた。第三部は、Gas Oneグループ懇親会。各界来賓も加わり700人が集う賑やかなパーティーとなった。今年は3月11日に発生した東日本大震災後の、復旧・復興に向けたさまざまな変革が進行するなかで、Gas Oneグループがスピードを上げて対応していくという基本方針の下、地域密着による顧客との絆、会員相互、グループによる絆を、より深めていこうとのスローガンを掲げた。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
地域密着による顧客との絆、会員相互の絆をスローガンに掲げた ゲストに迎えた佐久間良子さんと談笑する川本宣彦会長
促進協/東京モーターショー出展へ
 LPガス自動車普及促進協議会は石油ガス販売事業者構造改善支援事業の一環として、12月3〜11日に東京・江東区の東京ビッグサイトで開催される「第42回東京モーターショー」に出展し、次世代LPG車をアピールする。
 これは、自動車利用者が100万人規模で集まる東京モーターショーテーマ事業として次世代自動車、エネルギー、環境、通信インフラを中心とした情報発信事業などを紹介する「スマートモビリティ2011」のブースに出展するもの。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
エネファーム補助、第2期募集開始
申請集中、早期受付終了か

 燃料電池普及促進協会(FCA)は3日、平成23年度民生用燃料電池導入支援補助金の第2期募集を開始した。予算規模は39億円。1台あたり85万円の補助金を交付し導入を支援する。
 原資は、資源エネルギー庁が持つ他の予算から捻出。電力不足懸念を背景に、急速に高まった分散型電源ニーズに対応した格好だ。
 第2期募集では、当初予算の補助金額105万円から20万円減額しての補助となるが、7月7日の申込受付終了時に補欠扱いとなっていた申請分、およそ500件については、当初募集と同じ105万円の補助金が支給される。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
1〜2月のLPG消費者事故は86件
事業者起因6件、雪害41件

 原子力安全・保安院液化石油ガス保安課は9月22日、平成23年1〜2月のLPガス一般消費者事故件数をまとめた。それによると、事故件数は86件(1月39件、2月47件)で、昨年同期の件数よりも54件増加した。事故件数の大幅な増加は、雪害など自然災害によるものが41件発生したことが要因。
 原因者別では、「消費者の器具誤操作等不注意」が16件、「販売店等の不適切な処理」が6件、「消費者の不注意、販売店保守サービスに問題」が3件、「他工事業者」が2件、「設備工事事業者」が1件、「その他」4件、「不明」が13件のほか、「雪害等の自然災害」が41件となっている。
 現象別では、「漏洩」が59件、「漏洩火災」と「漏洩爆発等」がそれぞれ11件、「CO中毒酸欠」が5件。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
コスモ中部支社が買替提案発表会
 コスモ石油ガス中部支社(名古屋市、片岡安央支社長)と、その特約店組織である中部コスモLPG研究会(石井文彦会長)は9月27日、名古屋市のレセプションハウス名古屋逓信会館で、今年度の「生活提案発表会」を開催した=写真。
 同研究会の会員から9人がロールプレーイング方式で、主婦役の女性を相手に給湯器やガスコンロなどの買い替え提案を行い、1人が地域密着型の展示会開催の成功事例を発表した。順位は競わず、来場者は出場者の発表内容を、講評者のコメントを参考に自らのスキルアップの教材として活用した。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
中液協/保安アドバイザー制度始動
 中国液化石油ガス保安連絡協議会(浅野益弘会長)は、今年度の新規事業で最大の目玉事業である保安アドバイザー制度を9月21日からスタートさせ、その1期生34人に認証書を贈った。
 認証式は同28日、広島市南区のホテルセンチュリー21広島で開かれ、会長会社を代表して浅野産業(岡山市)の近藤忠廣部長が、保安アドバイザーの1人である山陰酸素工業(鳥取県米子市)の深谷勉取締役統括保安本部長に手渡した。
 同制度は、中国四国産業保安監督部と協力しながら取り組むもので、業界全体の自主保安意識の向上を図りながら、次世代を担う業界人に保安技術の伝承と指導をしていくことが狙い。(詳細はプロパン産業新聞2011年10月11日付で)
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