TOPページへ⇒
ニュースのページへ⇒
◆プロパン産業新聞 2010年11月23日・第2538号
6社合同「やっぱりガスだね!!」キャンペーン/GTコンロ 2万3737台販売
太陽光発電476物件に

キャンペーン表彰式のもよう
 伊藤忠エネクス、シナネン、日商LPガス、エコア、大阪ガスLPG、ダイネン6社合同の2010「やっぱりガスだね」キャンペーンの表彰式及び祝賀パーティーが18日、品川区の御殿山ガーデン・ホテルラフォーレ東京で開催された。8年目を迎える同キャンペーンは、CO2排出削減や地球温暖化防止への関心が高まるなか、「ガスのある環境にやさしい快適な暮らし」を訴求すべく、共同の電化対抗・クリーンエネルギー推進策として、6月1日〜9月30日までの期間、全国展開した。
 6社グループ直売・卸売担当の1069人、123事業所が参加。期間中にガラストップ2万3737台、エコジョーズ9830台、温水端末販売1639台、エコウィル36台、エネファーム59台、太陽光発電システム476物件と業界トップクラスの販売実績を達成した。6月〜9月のLPガス用全国出荷台数に対してガラストップコンロは23%、エコジョーズは19%となり、8年間の累計実績はガラストップコンロ16万台を突破した。今年度は新エネルギー部門を新設し、エコウィル、エネファーム、太陽光発電システムの販売を競ったほか、各社が独自の基準を設定し表彰する部門を新設した。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月23日付で)
TOKAI持株会社設立へ
TOKAIとビック東海が株式移転

 TOKAI(西郷正男社長、資本金140億400万円、東証・名証各第一部上場)とビック東海(早川博己社長、資本金22億2100万円、ジャスダック上場)の両社は18日、平成23年1月21日開催予定の両社臨時株主総会での承認を前提として、23年4月1日(予定)をもって、株式移転により両社の完全親会社となる「TOKAIホールディングス」を設立することで合意し、同日開催の両社取締役会で承認のうえ、本株式移転に関する「株式移転計画書」を共同で作成したと発表した。
 経営統合の背景については、今年12月で60周年を迎えるTOKAIグループは、これまで顧客基盤の拡大を第一に事業の多角化を進めてきた結果、安定したエネルギー分野と成長性のある情報通信分野をコアに、関東一円及び東海地域の1都8県に226万件の顧客基盤を構築し、連結売上高約1600億円、連結経常利益108億円の規模に成長した。
 TOKAIは、エネルギーの安定・安全供給を目的とするガス事業を経営の主力に、情報通信事業(ブロードバンド・モバイル)、住宅・設備事業、ブライダル事業、保険事業、セキュリティ事業、アクア事業に至る、幅広い生活密着サービスを展開する地域総合サービス企業として発展している。
 一方のビック東海は、自前の東名阪の光ファイバー幹線網を活用した本格的総合情報通信サービス事業者として、CATV放送サービス、ブロードバンドサービス、企業間サービス、情報サービスを提供し、業容拡大を図ってきた。
 今回の持株会社設立は@グループ組織再編の実施と経営資源の最適配分A事業や資産の重複を解消Bグループ横断的な合理化の実施C有利子負債の削減・自己資本比率の向上Dグループ人材の育成─を狙ったもの。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月23日付で)
公用車にLPG車導入/群馬県
群馬県公用車として、初めて導入されたLPガス車(写真は群馬県協・遠藤会長(左)と県消防保安課・平形課長)
 群馬県総務部消防保安課は15日、前橋市大渡町のミツウロコ群馬支店構内で、公用車として初めてLPガス自動車(バイフューエル車、トヨタプロボックス、1600)を導入、群馬県エルピーガス協会(遠藤祐司会長)幹部の立ち会いのもと出発式を行った。

環境性を評価

 当日は天候の事情で充填作業の公開は取りやめたが、あいさつした県消防保安課の平形昇保安課長は、公用車の更新に際して、初めてLPガス自動車を導入したことについて、群馬県協からの要望もあり、「業界支援と環境性能を評価した結果」と述べ、低公害車としてのLPガス車の評価と、県内30カ所のLPガススタンド分布というインフラを高く評価した。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月23日付で)
すべての新築2020年までに省エネ義務化へ
 国土交通省と経済産業省は12日、「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」の第2回会合で、住宅などへの省エネ義務化の方向性(骨子)を提示した。
 それによると、現行の省エネ基準(平成11年基準)適合率、CO2削減効果などを踏まえ、大規模建築物から段階的に義務化し、2020年までにすべての新築住宅・建築物を対象に省エネ基準への適合義務化を行うことを検討するとした。達成すべき基準や義務化規定などを定めた新法により、建築基準法に基づく建築確認の審査対象とし、基準に満たない住宅・建築物の新築を抑制する考えだ。
 義務となる基準は新たに設定するとしており、現行基準で評価の中心となっている外壁や窓などの躯体の断熱性に加えて、自然エネルギーの利用や暖房・冷房、給湯をはじめとする建築設備のエネルギー消費量も評価対象となる。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月23日付で)
マルエイ第36回ハッピーフェア
社会・環境貢献、CO2削減をPR

 マルエイ(岐阜市、澤田栄一社長)は13、14日、岐阜市の岐阜産業会館で恒例となった「マルエイハッピーフェア」を開催した。
 今回で第36回となる同フェアは、売上目標6億2000万円に対し結果6億3007万円、動員目標3600組に対し同3530組と、ほぼ目標を達成し、累計8000人以上の来場があった。
 今回のフェアを指揮した実行本部長の澤田栄造専務は、今回のフェアの特徴として、@フェア開催を知らせる事前の周知チラシで「ペットボトルの蓋を回収します」と片隅に入れただけなのに、収納箱いっぱいの回収協力があり、環境に関心がある人が増えてきていることが認識できたAファンヒーターなどの冬物商品が、ここのところの寒さの影響で、とくに人気があったB太陽光発電の現地調査申し込みが、2日間で20組以上あったC社会貢献活動のコーナーで、カンボジアの井戸掘りの映像を流したが、親子連れの方が熱心に見学していたD舞台でのショー以外にも、お子さまコーナーや各コーナーでは、若い社員のアイデアを取り入れ、お客さまが家族連れで楽しめるバルーン作りなど、工夫を凝らした催しが人気を得た―ことをあげた。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月23日付で)
大丸エナウィン創立60周年/ハワイで記念式典
「ぽっぽセール」優良企業など200人招待

 大丸エナウィン(大阪市、竹川夘三郎社長)は7日、アメリカ・ハワイ州のハイアットリージェンシー・ワイキキで、「創立60周年記念ぽっぽセール式典」を開催した。
 4泊6日のハワイ旅行を兼ねて、販売店、メーカーら取引先と関係者200人を招き開催したもの。創立50周年のセール記念式典も同ホテルで催した。今回は元社長の中輝男氏、伊藤吉朝氏を招待した。
 ぽっぽセールは、昨年と今年の、それぞれ4月から9月末の計12カ月間にわたって展開。会場では、目標を達成した会社を代表して、竹中努日本プロパンガス社長を表彰した。
 また、大丸会の3地区(グローブ大丸会、大阪大丸会、和歌山大丸会)の代表に感謝状を進呈した。
 竹川社長は、あいさつで「これまでの60周年が皆さまにしっかりと支えられての60周年であったように、これからも皆さま方を支えに前進していきたい」と述べた。
 乾杯のあいさつを販売店を代表し、松吉拓八日市瓦斯社長が行い、「大丸エナウィンには東京、大阪証券取引所の二部上場を一部上場にできるように、これからも頑張ってほしい」と述べた。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月23日付で)
Gラインとやま親子料理コンテスト/事前に学校訪問、参加要請が奏功
小学生にガスファン増やす

 Gラインとやま(とやまガス体エネルギー普及促進協議会)は14日、富山市の日本海ガスショールームPregoで、第4回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト富山県大会を開催した。
 事前に応募のあった64組のうち、書類審査を経て当日は7組が参加した。この結果、LPガスユーザー(日本海ガス供給)の村石結衣ちゃん(小2)淳さん(父)親子が「とやま名産ますの寿司我が家流」を料理し、優勝した。上位4位までが、12月19日に同ショールームで行われる北陸大会への出場権を獲得した。
 Gラインとして同大会を運営するのは今回で3回目となるが、今回は応募者の裾野を広げることと、今後定着させることに力点を置いた。具体的にはGラインとやまのメンバーが、自社でガスを供給している小学校や、地縁などで馴染みのある学校を周り、応募パンフレットを家庭科担当教諭などに手渡して、開催趣旨や内容を直接説明して、大会への参加を呼び掛けた。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月23日付で)
香川県協「LPガスを考える」セミナー/婦人団体らと意見交換
 香川県エルピーガス協会(赤松幸雄会長)主催の平成22年度経産省石油ガス流通合理化対策事業による「LPガスを考える」セミナーが16日、高松市の高松テルサで開催され、一般参加者と業界関係者らをあわせて120人が出席した。
 婦人団体と消費者団体の代表者が、LPガスの料金体系や電気、都市ガス料金との比較、CO2排出量の比較、LPガス業界の災害時の対応や高齢化社会への対応、特商法、食育等について質問し、業界側が回答した。
 そのなかで濱野県協事務局長は、お客様相談所の問い合わせでLPガス料金に関するものが多いことを紹介。料金の目安について、石油情報センターのHPを参考にしてほしいなどと回答した。
 赤松会長は「高齢者が息子さんら家族の勧めで電化にするケースもあるが、電化の影響で炎の使い方がわからない子どもが増えている。ガス業界では“火育”という取り組みを始めており、家庭における炎を大切にしてほしい」と述べた。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月23日付で)
初期費用半減で業務用太陽熱給湯システム設置可能に
 矢崎総業(東京、矢崎信二社長)は、東京ガス(東京、岡本毅社長)及びエネルギーアドバンス(東京、三浦千太郎社長、東京ガス100%出資子会社)と共同で、福祉施設、スポーツ施設や学校など業務用の顧客を対象に、従来品に比べ機器費、工事費を含めた初期費用を半減した「業務用太陽熱利用給湯システム」を開発し、2011年1月から販売を開始する。
 同製品は、屋上などに設置した集熱パネルからの熱を利用して蓄熱部で給水を予熱、さらに希望する給湯温度まで業務用ガス給湯システムが加熱する仕組み。再生可能エネルギーである太陽熱を優先的に利用し、天候や給湯負荷により熱が不足しても、ガス機器がバックアップするため、湯切れの不安もなく、利便性・快適性、環境性の両立を可能にした。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月23日付で)
金フレ協/矢崎資源天竜工場を見学
 金属フレキガスコネクター協会(川邦夫会長)は1日、静岡県浜松市の矢崎資源天竜工場の見学会を開催した。当日は川会長以下一行12人が、伊藤元彦天竜工場長から、工場の成り立ちからガス機器生産設備、生産工程の説明を受けたあと、工場を見学した。
 矢崎資源は矢崎総業のグループ会社で、環境エネルギー関係の製品を取り扱っている。工場が天竜と浜松にあり、天竜工場では、ガスメータ(S型メータ・業務用大型ガスメータ、超音波メータ)、調整器、ガス警報器、CO警報器などガス機器関連を、浜松工場では太陽熱ソーラー、バイオアロエースなど環境機器関連を生産している。
 天竜工場は、1959年に矢崎部品、1963年に矢崎計器の所管となり、2008年から浜松工場とともに矢崎資源天竜工場となった。
 天竜工場はガス機器生産工場で、2000年から徹底的な工程改善に取り組み、後引き生産の仕組みを構築した。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月23日付で)
TOPページへ⇒
ニュースのページへ⇒