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◆プロパン産業新聞 2010年10月12日・第2532号 | ||
振興センター液石懇談会/料金・契約など消費者が意見 | ||
納得できる改善措置を エルピーガス振興センター(佐藤雅一理事長)が主催する液化石油ガス懇談会が、1日の東北地方を皮切りにスタートした。懇談会では消費者委員から出された「料金」「契約」「LPガスの特徴」―などの質問に、東北6県のエルピーガス協会の専務理事、事務局長らが回答。また、資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課の九二則和課長補佐が、“小売価格の下方硬直性、超過利潤問題」について、エルピーガス協会の理事会(9月15日開催)で改善策を要請したことを報告した。 LPガスお客様相談所に寄せられる相談件数は近年、大幅に増加。相談内容は「LPガス価格」(地域の平均料金・都市ガスとの比較、料金の内容が不明確、他の販売店と比較して料金が高い)に関するものが多い。懇談会でも、「単価の変動の原因要素は?」「供給業者が変わったら価格が高くなった」など、料金、契約に関する意見も出されている。 石油流通課は、「2008年4月以降に生じている小売価格の下方硬直性の問題を指摘するものは、あまり見られない。しかし、他の販売事業者からの勧誘等を契機に“だまされた”との思いを抱く消費者も多い。このような消費者の反応の背景には、長年の取引関係があるのでLPガス販売事業者は不公正なことはしないはずという思いや、都市ガス料金と同様の公共料金であるとの誤解があるためと考えられる」と指摘。改善策を示している。(詳細はプロパン産業新聞2010年10月12日付で) | ||
配送・接客は“心技体”/アストモス第5回全国コンテスト | ||
金子氏(AGC秋田)が最優秀賞を受賞
全国から各ブロックの予選を勝ち抜いた代表の7人が、15分の持ち時間のなか、配送・接客のサービスレベルを競い合い、栄えある最優秀賞には平成11年入社の若手ホープ、AGC(アストモスガスセンター)秋田の金子洋平氏が輝いた。健闘した残り6選手には優秀賞が贈られた。 冒頭あいさつした福田満常務は、「LPガス業界では、お客さまの安全・安心に向けた保安の強化が重要課題であり、それは一人ひとりの心にかかっている。スポーツの世界に、“心技体”という言葉があるが、配送も同様だ。心は保安に対する揺るぎない信念。技は配送コンテストなどを通じて磨く技術。体は身につけた技術が自然に体から出てくること。7人は各地域を勝ち抜いてきた精鋭であり、コンテストでさらに腕を磨き、技術と心を地元に持ち帰り、アストモスグループの仲間に伝えていただきたい」と、選手を激励した。(詳細はプロパン産業新聞2010年10月12日付で) | ||
国内最大級!!業厨SRオープン | ||
床面積はTask新宿の3倍の約1100平方メートル。業務用厨房設備は多種多様な最新機器200点を展示。実際の調理の様子をセミナー形式で行えるスペースや、実際に体験調理できるコーナーなど設備を充実させた。また、今までの厨房と涼厨を比較し、「機器を入れ替えるだけで厨房が快適になる」ことが体感できるスペースを設けた。厨房機器ショールームには、来年度商品化予定の未来厨房なども展示しており、順次、最新機器に入れ替えていく方針だ。(詳細はプロパン産業新聞2010年10月12日付で) | ||
ハーマン/最高級コンロを分譲マンションに標準搭載 | ||
「会話が弾むキッチン」を実感 成約率向上に ハーマン(大阪市、寺内修社長)の最高級ガスコンロ「スタイリッシュブリンク・アドバンス」を標準装備した、九州の分譲マンション(販売元・JR九州)が好評だ。販売元によると、モデルルームを見学に訪れた購入予定者とキッチンでの会話が弾み、滞在時間が長くなり、結果としてマンションの成約率向上につながる成果を生んでいる。 最高級ガスコンロが標準装備されたマンションは、MJR春日原(福岡県春日市、96戸、平成22年3月竣工)、MJR大野城(福岡県大野城市、110戸、23年7月竣工)、MJR新宮駅前(福岡県新宮町、81戸、24年2月竣工)、MJR浦上グリーン&タワーズ(長崎市、78戸、24年2月竣工)。 これらのマンションのキッチンは、当初は標準仕様のガラストップコンロを設置する予定であったが、ハーマンでは、他のデベロッパーとの差別化を図るため、同社プレゼンルームで「キッチンにおいては、システムキッチンのグレードにこだわるよりも、ガスコンロを標準仕様から最高級仕様にする方が、購入者に付加価値が伝わりやすい。キッチンの価値が何十倍にも上がる」と説明し、採用された。(詳細はプロパン産業新聞2010年10月12日付で) | ||
Gライン北陸発足1周年 | ||
福井、石川、富山で記念セミナー 北陸3県のガス体エネルギー事業者で構成する「Gライン北陸」は、10月1日に発足1周年を迎えたことを記念して「記念セミナー」を企画した。 講師に東京工業大学大学院の柏木孝夫教授を迎え、4日に福井会場(福井県自治会館)、5日に石川会場(いしかわ総合スポーツセンター)と富山会場(ボルフォートとやま)で、それぞれ開催した。 柏木教授は「エネファームが実現する未来のエネルギーとくらし」と題して講演し、ガスと電力が現在の対立関係から、来るべきスマートエネルギーネットワーク社会において協調関係へと移行するとの見解を示した。また、家庭がオール電化一辺倒になれば、電力ピークによる混乱が出ることから、ガス体エネルギー事業者には、燃料電池による分散型電源を進めていくべきであるとし、低炭素型のコミュニティ作りを呼びかけた。(詳細はプロパン産業新聞2010年10月12日付で) | ||
サイサン/長野に保安センター開設 | ||
サイサン(さいたま市、川本武彦社長)は9月23日、長野支店塩尻営業所と、ガスワングループ3番目の保安センター会社となる長野県LPガス保安サービス(川本知彦社長)の開設と開所式を行った。 塩尻営業所(平林憲一郎所長)は、長野支店10番目の事業所として、塩尻市大門五番町13の17に開設。昨年開設した飯田営業所との2拠点で南信地域の体制が充実した。 開所式では、川本武彦社長が「長野県内において南信地域での営業展開は当社の大きな課題だった。塩尻営業所の開設で、今後さらに地域密着でのお客さまサービスの向上に努めていきたい」と抱負を述べた。続いて販売店の信光石油の甕正幸常務があいさつ、平林所長が決意表明を行った。 また、長野県LPガス保安サービスの創立記念式典では、川本知彦社長が「保安業務の高度化はLPガス事業者にとっての使命であり、事業の原点」としながらも、「業界を取り巻く環境は一層厳しさを増し、保安コストの低減も経営課題となっている。このような環境下、質の高い保安サービスとお客さまとの接点強化から得られる生きた情報の提供は、販売店にとっても付加価値の高い保安業務になると期待している」とあいさつした。同保安サービスは調査員5人でスタートする。(詳細はプロパン産業新聞2010年10月12日付で) | ||
伊丹産業/三田工場をリニューアル | ||
事務所にW発電を導入 伊丹産業(兵庫県伊丹市、北嶋一郎社長)は神戸市北区の同社三田工場を改築し、9月29日に現地で販売店、関係者を集め、竣工式を開いた。 同工場は昭和45年に設立したもので、今回の改装では、充填場の面積を5割増の約440平方メートルに、事務所の面積を4割増の264平方メートルに拡張した。 事務所には、家庭用燃料電池・エネファームと太陽光発電システム(9.62キロワット、三菱電機製)によるW発電を導入した。館内の冷暖房は、主にGHP(20馬力)とガス温水式床暖房で賄う。 充填設備は、全自動10連回転式充填機など最新鋭の設備を設置した。 北嶋社長はあいさつで「環境の時代。今回、エネファームと太陽光発電のW発電を導入した。エネルギー業界における最先端の設備が整ったので、ぜひ利用していただきたい。この地域における環境と安全・安心に取り組む事業者として、精一杯努力していきたい」と述べた。 同工場は、敷地面積約3037平方メートルで、道路向かいに同面積の駐車場を保有している。LPガスタンクはプロパン30トン1基、ブタン30トン1基。貯水槽160トン。なお、改装分の投資金額は3億6400万円。(詳細はプロパン産業新聞2010年10月12日付で) | ||
大丸エナウィン/山梨に水工場新設 | ||
大丸エナウィン(大阪市、竹川夘三郎社長)は5日、アクア事業において、水の需要増加と関東方面での顧客数増加へ対応するため、山梨県山中湖村山中にアクアボトリング新工場を建設すると発表した。アクアボトリング工場は、滋賀県東近江市の工場に次いで2カ所目。 新工場の建設場所は、富士山の北東、東富士五湖道路山中湖インターチェンジから車で約2分に位置し、交通の利便性と自然環境に恵まれたところ。 新工場の生産能力は既存工場の約1・5倍で、5万件規模の顧客対応が可能。マテハンロボット2基の採用により、プラントへのボトル搬入搬出の自動化を図り、製造工程及び衛生管理工程に集中監視モニターを導入し、安全・衛生管理を行う。(詳細はプロパン産業新聞2010年10月12日付で) | ||
都スタ協/北区区民まつりに今年も参加 | ||
LPG車をアピール 東京都エルピーガススタンド協会需要開拓委員会(岡田眞委員長)は2、3日、東京・北区の滝野川公園で開催された「ふるさと北区区民まつり」にLPG車を展示、LPガスの特性などをアピールした。 これまでも同委員会では、LPG車の普及に向け積極的な啓蒙活動を行っているが、北区区民まつりには、昨年に引き続いて2回目の出展となった。 そのなかでLPG車に対する認知度が低く、なかには都市部とあってLPガスを知らない人たちも多く見られることから、改めてLPG車が環境性や経済性などに優れていることをPRした。展示したタクシー車両には、普段は座れない運転席に座れるとあって、子どもたちが長蛇の列をつくった。また、昨年好評だったクイズ形式の「子供免許証発行イベント」も実施、終日大勢の親子連れで賑わった。 LPG車普及について岡田委員長は、法人個人タクシー業界に対するアプローチを重点課題と捉えたうえで「並行してLPガス業界への導入促進や、広く一般に向けた啓蒙活動も行っていく。これらにより、LPG車のステータスと同時に台数も向上させ、さらにはLPG車のラインアップの拡充を図るなど、プラスの連鎖となるよう展開していく」とLPG車普及に向けての展望を語った。(詳細はプロパン産業新聞2010年10月12日付で) | ||
福島県協/ハイブリッド給湯器に注目 | ||
同フェアは、福島県、地球にやさしい“ふくしま”県民会議の主催。県内外から146の企業や団体がブースを開き、省エネやエコリサイクル、新エネルギーなどに関する最新技術・研究成果を紹介。環境に配慮したそれぞれの取り組みを、パネルや商品を展示して発表した。 福島県協はエネファーム、Siセンサーコンロ、エコジョーズなどの省エネ・新エネ機器などを展示。ガスで調理した炊き込みご飯を来場者に振る舞ったほか、アンケート回答者に、抽選で土鍋やまな板、マイ箸などをプレゼントした。 とくに注目を集めたのは、リンナイのハイブリッド給湯器「ECO ONE」。来場者の質問に担当者が「ガスと空気熱エネルギーのベストミックスによって、省エネ性と快適性を向上させ、高いレベルでの環境性能の実現している」などと機器を熱心に説明する姿もみられた。(詳細はプロパン産業新聞2010年10月12日付で) | ||
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