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◆プロパン産業新聞 2010年3月16日・第2502号
岩谷産業、集中監視新システム「マッピーセーフ」4月発売
ガス+防犯・防災+高齢者見守りに対応
 岩谷産業(大阪・東京、牧野明次社長)は、LPガスの集中監視システムを活用し、自宅の異変を携帯電話等のメールに通知する新セキュリティサービス、イワタニ「マッピーセーフ」を4月1日から新発売する。初年度契約目標は2万件。

 新セキュリティサービスは、防犯や防災、離隔地に住む家族の見守りまで枠を広げたホームセキュリティサービス。基本メニューは、ガスの異常を知らせる「ガスシステム」だが、これに加入すると、オプションで「防犯システム」「防災システム」「見守りシステム」を選択・追加できる。全メニューに加入しても、月額1050円(税込)と手頃な料金が特長。
 イワタニ「マッピーセーフ」の4メニューは、次の通り。(詳細はプロパン産業新聞2010年3月16日付で)
JLSA経営者研修会「デリバリーの利点生かせ」
 エルピーガス協会(JLSA、川本宜彦会長)は5日、東京・千代田区のベルサール神保町で「平成21年度経営者研修会」を開催した。
 研修会では、国の政策である低炭素社会実現に向けて、LPガス事業者が果たすべき役割について、資源エネルギー庁石油流通課の岡村雄治企画官と、ソーラー関係事業の先駆者としてセントラル石油瓦斯の橋本貴幸ソーラー事業本部長が講演。また、省エネ関係及び給湯関係の学識経験者として、東京大学の前真之准教授が「低炭素社会実現に対するLPガス業界への期待」と題して、電力、都市ガスが持つイメージなどを交え講演した。 (詳細はプロパン産業新聞2010年3月16日付で)
SOFC、導入目標の多様性に期待
新日石グループが実証研究成果で報告
 新エネルギー財団は8日、東京・江戸川区船堀のタワーホール船堀で「平成21年度固体酸化物形燃料電池実証研究成果報告会」を開催した。当日は、経済産業省、新エネ財団、メーカー及び実証事業に参加している事業者などが成果報告を行った。
 07年度から実証事業に参加し、石油系の開発を進めている新日本石油からは、FC・ソーラー事業部FC開発グループの南條敦氏が、開発動向と今後の課題について講演。南條氏は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の特長として@高い発電効率(45%程度)により、導入ターゲットが広げられるACOの除去が不要で、COを燃料利用できるなどシステムがシンプルであり、コンパクト化・低コスト化が容易であるB多様な燃料が利用可能であり、例えばLPGや灯油など改質ガス中に比較的COが多い石油系原料でも燃料として利用しやすい―ことなどをあげた。(詳細はプロパン産業新聞2010年3月16日付で)
≪本社主催・第4回韓国LPG車等現地視察研修≫
日韓交流会で意見交換
韓国国際ガス展(韓国ガス新聞社主催)を視察する視察研修団一行 ソウル市内のLPGスタンド2カ所を見学。いずれも幹線道路に面し、1日に1500〜2000台程度が利用する
 石油産業新聞社は、4回目となる韓国LPG車等現地視察研修団(団長・油井正佳伊丹産業取締役オートガス部部長)を編成し、4日から6日までの3日間、現地視察を行った。韓国の首都ソウルで、韓国LPガス工業協会との意見交換や韓国国際ガス展、LPGスタンドを見学、国内で239万台が走行するLPG車の情勢を学んだ。韓国LPガス工業協会から、LPG車の登録台数が自動車全体(約1732万4800台)の13・8%にまでなっていることについて、政府のLPG車への税制優遇措置が台数の伸びに効果的に影響していることが示された。(詳細はプロパン産業新聞2010年3月16日付で)
東洋計器第28回東計会「省エネの切り札は太陽光+ガス」
土田社長「オール電化は阻止できる」
太陽光+ガスのメリットを力強く説明する土田社長
 東洋計器(長野県松本市、土田泰秀社長)は4日、東京・新宿区の京王プラザホテルで「第28回関東東計会」を開催した。今回の研究会では、土田社長が「『太陽光+ガス』の推進」と題し、太陽光発電とガスの組み合わせが、ガス事業者だけでなく消費者、環境、すべてにとってメリットがあることを説明。また、特別講演では、PEARカーボンオフセット・イニシアティブの松尾直樹社長が「カーボンオフセットとガス事業の未来について」と題し、低炭素社会に向けた、これからの日本における取り組みなどについて紹介した。(詳細はプロパン産業新聞2010年3月16日付で)
パロマ2010年販売方針 経年機器取替/燃転/電化対策に力 
7月、ソーラー式ハイブリッドを投入
 パロマ南関東支店(横浜市、鈴木正智支店長)は9日、横浜市の新横浜グレイスホテルで「2010年パロマ販売方針説明会」を開催した。
 冒頭あいさつに立った米澤英一常務は、昨年の業績について「国内部門の売り上げは対前年度比約10%強の増加、3年前の給湯器事故以前の水準に戻すことができた」と報告。
 今年度については、時代の要請に対応し、エコジョーズのラインアップの強化、ソーラー式のハイブリッド給湯器を新たに市場投入する予定とした。
 さらに、「潜在的な消費者をしっかり掘り起こし、将来にわたるガスのユーザーとして確保していくため、どんなことを提供できるかを考え、実践していくのが今年の基本方針」と述べ、@経年機器の取替推進A燃転B電化対策―をキーワードにあげた。(詳細はプロパン産業新聞2010年3月16日付で)
可とう管に検査基準制定
適用範囲、材料、強度計算など委託検査にて対応
 高圧ガス保安協会は3日、「KHKS0803可とう管に関する検査基準」を制定・発行したことを発表した。
 高圧ガス製造設備等に多く用いられている可とう管は、高圧ガス保安法関係省令の例示基準に示されている技術基準を適用することが難しく、また、大臣認定試験者制度及び高圧ガス設備試験制度の対象外の設備となっている。
 そのため、適用する技術基準は、その都度、関係者間で調整されることが多く、結果として、適用する技術基準が可とう管ごとに異なる事例が多く見受けられていたことから、今回、可とう管に関して設計から検査までを標準化した基準の検討を行い、「検査基準」として制定・発行したもの。
 規定内容は@適用範囲=金属製のベローズ形伸縮管継手及びフレキシブルチューブA材料=特定設備検査規則、例示基準で規定されている材料のうち、使用実績、材料特性などを考慮して、使用材料を規定B強度計算=強度計算式は、JIS規格で使用している計算式を規定C溶接施工方法=溶接部に対する溶接施工方法の確認試験について規定D加圧試験=高圧ガス設備試験と同様に、設計圧力の4倍で型式ごとに行う加圧試験について規定D耐圧試験及び気密試験=高圧ガス設備試験と同様の耐圧試験及び気密試験について規定―など。(詳細はプロパン産業新聞2010年3月16日付で)
つばめガスが創業60周年記念祝賀会
創業60周年祝賀会のようす
 つばめガス(岡山市、桑原洋社長)は6日、同市中区のホテルオークラ岡山で創業60周年記念祝賀会を開催。100人が出席して、記念の門出を祝った。
 同社は1950年4月、赤木貞夫氏(現会長)が同市内に赤木燃料店を創業。60年にLPガスの小売販売を始めた。89年に現社名となり、98年に桑原社長が就任した。
 顧客は当初、岡山市のみだったが、99年以降、倉敷、福山の両市内に支店を開設。現在はLPガスだけで、2万件以上の顧客を持つなど、中四国地域に本社を置くLPガス販売店としては、最大規模の販売店に成長した。
 祝賀会では、鏡開きや音楽コンサートが行われ、出席者相互の親睦を深め合った。
 桑原社長は「60年間、売上、利益、お客さまを減らすことなく事業ができたのも、社員の努力や取引先の支援があったからこそ」と述べ、「創業100年に向けて一層の力を集結しよう」と語った。(詳細はプロパン産業新聞2010年3月16日付で)
大城エネルギーが創立50周年の集い
 大城エネルギー(石川県能美市、前口一司社長)は5日、金沢市のANAクラウンプラザ金沢で、同社創立50周年を記念した「感謝の集い」を開催した。前口社長は、地場に根差したLPガス事業者として「地域とのつながりが最も重要」としたうえで、「お取引先の皆さまや消費者の方々から、いつまでも愛される企業を目指していく」と抱負を述べた。
 前口社長は、昭和35年に同社が設立されて以来の歴史を顧みて、すべての支店にオートガススタンドを併設してきたことや、簡易ガス事業に積極的に取り組んできたこと、卸先の特約店会の運営に注力してきたことなどを紹介し「歴代の経営者の経営判断により、当社の礎を築けた」と、歴代の社長に対し謝意を述べた。(詳細はプロパン産業新聞2010年3月16日付で)
徳永、オリーブオイル料理教室開催
一流シェフが料理指南
料理教室には2日間で80人が参加。男性の参加も目立った
 徳永(前橋市、徳永誠社長)は6、7日の2日間、前橋市のマーキュリーホテル内にある「イル・リポジーノ徳永」で、イタリア料理の一流シェフ・川上昌実氏を講師に招き、オリーブオイルを活用した料理教室を開催した。昨年に続き2回目。川上シェフが在住する京都から駆けつけて開いたもので、今回は地域の顧客約80人が参加、好評を得た。
 同社は、徳永社長がイタリアで経営する自社工場で、ワインやオリーブ油を生産し、日本国内で輸入販売しており、今回は、それらを使った冬野菜・パスタ料理を、参加者とともに調理した。
 今回は男性参加者も多く、料理講習への期待が大きいことがうかがえた。(詳細はプロパン産業新聞2010年3月16日付で)
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