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◆プロパン産業新聞 2009年6月30日・第2465号
山口事故調査委が初会合 類似施設の緊急調査へ 再発防止有効策を検討
 総合資源エネルギー調査会・都市熱エネルギー部会は24日、「山口県における液化石油ガス一酸化炭素中毒事故原因調査・再発防止検討委員会」(座長・土橋律東京大学大学院教授)の初会合を開催し、今回事故を起こした宿泊施設に類似する施設等を対象に緊急調査を実施するとともに、事故原因を検証したうえで再発防止策を検討する。(詳細はプロパン産業新聞2009年6月30日付で)
アストモスグランプリ08表彰式
 アストモスエネルギー(東京、久内幸二郎社長)は23日、東京・台場のホテル日航東京で「アストモスグランプリ2008」表彰式を開催した。2008グランプリには全国189特約店、793販売店事業所がエントリーし、家庭用、業務用、産業用、自動車用の各部門並びに総合部門で成果を競った結果、77事業所、135人が優秀賞、部門別最優秀賞を受賞、久内社長が表彰した。
 表彰式冒頭であいさつした久内社長は、受賞者に対する謝辞を述べたあと「業界には大きなフォローウインドが吹いている」との持論を説き、その根拠を@アブダビ、カタールなど中東産ガス国のLPG大増産が始まるA地球温暖化対応で、今国会で石油代替エネルギーとエネルギー高度利用の2法案が成立する見通しで、LPガスが石油系から天然ガスと並びガス体エネルギーとして位置付けられるBCO2削減の流れが加速するなか、石油、石炭に比べCO2排出量が少ないガス体エネルギーにフォローの風が吹いている─と述べ、LPG車の普及、産業用の燃転、エコジョーズ、エコウィル、GHP、家庭用燃料電池への取り組みなどを要望した。(詳細はプロパン産業新聞2009年6月30日付で)
トーエル、HALCを横浜にオープン
 トーエル(横浜市、平間茂社長)は5月の大町第二工場に続き、横浜市港北区に大型コールセンターHALC(H=ハワイウォーター、A=アルピナ、L=LPガス、C=コールセンター)を完成、19日、新事務所に関係者約200人を集めオープニングパーティーを開催した。
 HALCの総責任者となる横田孝治常務取締役は新事務所について「3000平米の敷地、1階には水8万本のストックが可能な京浜ストックヤード、2階部分には三部門が入る。一つは40万件の水とガスの顧客から毎日5000本の入電に対応する150人体制の大型コールセンター、二つめは80人のウォーター社員が入るウォーター事業部、三つめは、来月から着工するが、屋上に50`hの太陽光発電を設置し、将来的にガス、水に次ぐ第3の柱として期待する環境エネルギー推進室が入る。社員一同、気持ちも新たに、より一層業務に邁進する」と述べた。水事業に携わった関係者の表彰と鏡開きのあと、平間社長が新事務所開設を祝って乾杯の発声を行った。新事務所での業務開始は7月から。(詳細はプロパン産業新聞2009年6月30日付で)
≪エルピーガス協会総会特集≫ ワンボイス「えるぴーがす丸 」外洋へ
 4月1日に発足した新団体「社団法人エルピーガス協会」(川本宜彦会長)。6月8日、東京・港区のホテルオークラ東京で初の通常総会を開催した。当日は、会員1945人のうち182人(委任状1107人)が出席するなか、役員・主要役員の選任、20年度事業報告、収支計算書など議事を承認。役員の選任では、副会長に旧卸協系から小寺明氏(伊藤忠エネクス社長)、スタ協系から椿貴喜氏(明治モーターガス社長)を選任。牧野副会長、米田副会長を相談役(特別顧問)とし、常任理事12人の新体制で、「えるぴーがす丸」を出航させた。(詳細はプロパン産業新聞2009年6月30日付で)
やっぱりガスだね!! 関西地区4社対抗キャンペ決起大会開催
 6月から9月末までの4カ月間、関西地区4社対抗の「やっぱりガスだね!!」キャンペーンを展開する伊藤忠エネクスホームライフ関西(長野政明社長)、シナネン関西支店(増田哲彦執行役員支店長)、ミツウロコ関西支店(藤間富春支店長)、ダイネン(兵庫県姫路市、早原勝正社長)は17日、大阪市の新大阪第一生命ビルで決起大会を開いた。
 同キャンペーンは、関西地区におけるオール電化対策と環境問題への取り組みとして、過去6年間実施しているもので、高機能コンロ部門とエコジョーズ部門で昨年度の販売台数を基準とした達成率を競うもの。今回、ミツウロコ関西支店が参加した。(詳細はプロパン産業新聞2009年6月30日付で)
リンナイ中部支社静岡支店がプレミアムエコフェスタ2009 経年機器交換に意欲
 リンナイ中部支社静岡支店(舟橋洋夫支店長)は13日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で、「プレミアムエコフェスタ2009」を開催した。浴室乾燥暖房器の実演コーナーや、Siセンサーコンロの実演・試食会等を通じ、最新ガス機器の安心・安全機能や便利機能、環境・家計にもやさしいエコ性能をアピールした。
 同フェスタは、長期にわたり取引関係にある優良顧客を主対象に、7月半ばまで県内14会場で展開しているもの。この日、静岡会場では、来場250組でビルトインこんろ30台、給湯器関連50台を販売、売上は2000万円を超えた。
 これまで同支店では、「電気に対抗しガスをアピールするには、実際にガス機器に触れて消費者にその良さを実感してもらうことが重要」との考えから、県内の主要地域で展示会を開催し製品をアピールしてきた。しかし、長期使用製品安全点検・表示制度の施行など製品安全に係る法制面の変化や、環境問題に対する社会的な関心の高まりを背景に、展示会のスタイルを一新。消費者自身の保安意識を高めることで、経年機器の買い替え促進を狙う。電力需要家も対象に集客数を重視する傾向にあった展示会から、地域密着型でガス需要家に的を絞った戦略に転換。成約率の向上をめざした。(詳細はプロパン産業新聞2009年6月30日付で)
愛知県協と消費者が意見交換 “安全には自己責任も必要”
 愛知県エルピーガス協会(後藤庄樹会長)は16日、名古屋市の名鉄グランドホテルで、今年度の「お客様懇談会」を開催した。県協幹部と県内の消費者団体の代表者が意見交換するもので、毎年開催し恒例行事となっている。
 消費者側からは環境・災害・料金・供給体制など多岐にわたり質問が出された。また、LPガス安全促進協議会や機器メーカー(リンナイ)が、CO中毒事故防止のための機器やその機能を説明し、より完全な環境を確保するため、給湯器の屋外設置や複合型警報器の設置を提案した。消費者側からは「LPガスを安全に使用するためには、消費者にも自己責任があり、注意しなければならない点があることがよくわかった」との声が聞かれた。(詳細はプロパン産業新聞2009年6月30日付で)
東邦アセチレンが第3回研修会 「心」に届くサービス提供を
 東邦アセチレン(東京、櫻井琢平社長)は16日、仙台市のKKRホテル仙台で、東アセ会プロパングループ第3回研修会を開催した。
 冒頭あいさつに立った石油ガス営業部の神保直世部長は「昨年は原油価格が大きく変動し、工業用だけではなく、一般家庭においても消費量が落ちてきている。こうした現象は一過性で済むとは思えない」と述べ、「我々がしなければならないのは、消費者が何を望んでいるかをつかんで、“モノ”から“心”のサービスにつなげていくこと」と消費者ニーズを把握する必要性を語った。(詳細はプロパン産業新聞2009年6月30日付で)
名古屋市、初のLPG車「日産ADバンVPI」を試験導入
 名古屋市は16日、公用車としてLPG車を初めて導入した。車種は日産ADバンで、ニッキソルテックサービスのVPIシステムを搭載した改造車。庁内から現場まで移動する際の「連絡車」として使用される予定。市ではこれまで、低公害車としてCNG車を中心に導入していたが「今回は試験的に導入した。さまざまな角度から検討して、今後の導入の参考にしたい」(市環境局)としている。(詳細はプロパン産業新聞2009年6月30日付で)
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