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◆プロパン産業新聞 2008年7月22日・第2416号
LPガス流通3団体交流会 統合へ揺るぎなき¢謌齦焉@「団体統合幹部会議」発足
 LPガス流通3団体の統合について準備を進めている、日本エルピーガス連合会(川本宜彦会長)、全国エルピーガス卸売協会(牧野明次会長)、全国エルピーガススタンド協会(米田正幸会長)は14日、東京・千代田区の帝国ホテルで「LPガス流通三団体交流会」を開催した。当日はLPガス関連団体、関係者など約300人が出席するなか、3団体の会長がそれぞれ統合に向けた決意を表明し、団体統合幹部会議のメンバーが紹介された。
 川本日連会長は、「卸、小売、内燃機関などLPガスを供給、販売するといった点においては同じくくりであったとしても不思議ではない。変化の激しいスピード感のある21世紀において、業界が一つになり同じ体温で物事を受けとめ、検討していかなければならない」としたうえで、「最近みられる、供給者が自らその価値をけがしてしまうような、許し難い行動についても、消費者にそっぽを向かれてしまう前に、業界が一体となって取り組まなければならない。年が明ける頃には、生まれ変わったエルピーガス協会を皆さんに披露できるよう取り組んでいく」とあいさつした。(詳細はプロパン産業新聞2008年7月22日付で)
エネサンスホールディングス設立記念披露パーティー
 1日付けで誕生した、昭和シェル石油の100%子会社である昭石ガスと、住友商事100%子会社である住商エルピーガス・ホールディングスの合併による新会社、「エネサンスホールディングス」(東京、吉岡勉社長)は14日、東京・港区のホテルオークラ東京で設立記念披露パーティーを開催した。
 冒頭あいさつした岡田昇会長は、エネサンスとは新たなエネルギーを未来に向かって創り続けていく姿、エネルギーとルネッサンスを掛け合わせ表現したと新しい社名を紹介し、「昭和シェル石油と住友商事の異なったDNAを受け継ぎ、私どもエネサンスグループは、新しい未来に向かってLPGの形をつくり続けていきたい」としたうえで、「過去、前例にとらわれることなく、大きな変化を先取りし、新たな価値を創造していく」と決意を語った。
 吉岡社長は、「エネルギー供給を中心としながら、家庭生活を安心、安全、快適便利にする提案、ホームソリューションビジネスを重要な柱として取り組み、暮らしの良きサポーターとして認めていただけるよう取り組んでいく」と基本方針を説明し、「LPG事業においては、顧客と接することの多い社員の熱意と行動が成功のカギを握っている」とあいさつした。(詳細はプロパン産業新聞2008年7月22日付で)
本社主催08LPG夏季大学セミナーに120人 「ガス販売事業の新しいビジネスモデル探究」
 石油産業新聞社主催の08LPG夏季大学セミナー「ガス販売事業の新しいビジネスモデル探究」が17、18日の2日間、東京・千代田区の九段会館で開催された。原油や素材などの価格高騰のなかで、LPガス販売事業者がどのような視点、経営スタンスで、これからの激動の時代に対応していくか。一日目は、行政・業界・消費者の立場から問題提起、二日目は新しいビジネスモデルを探究する目的で、水事業、燃料電池(FCファーム)の事業戦略などを紹介。会場は定員を超えた120人が出席、活発な質疑応答と、水3社の展示・試飲コーナーに関心が集まった。(詳細はプロパン産業新聞2008年7月22日付で)
日団協 石油ガス販売事業者構造改善支援事業 京浜燃料らの提案に補助
 日本LPガス団体協議会は、石油ガス流通合理化対策事業の一環として、今年度からの新補助事業「石油ガス販売事業者構造改善支援事業」の第一号補助金交付先を、京浜燃料などが提案した、LPガスの集中監視システムとITを活用した「ガス代金電子請求・電子決済システム」普及事業に決定した。
 事業概要は、LPガス供給先約1800戸(3社合計)を対象とし、集中監視システムによる自動検針データを基にガス代金の計算を行い、利用者に対し、使用量、料金等を直接携帯電話にメールとして配信するもの。
 利用者は、配信されたメールにより、コンビニエンスストアやクレジットカード等で、ガス代金の支払が可能になる。また、従来の検針票や請求書といった紙ベースの手法から比較しても、利用者の個人情報保護、利便性の向上、さらにはLPガスに対する一層の信頼性の確保が期待できるとしている。(詳細はプロパン産業新聞2008年7月22日付で)
まず「顧客の関心を知る」こと 兵庫県協淡路支部が経営セミナー ニュースレター活用で信頼関係構築に効果
 兵庫県プロパンガス協会淡路支部(井本好則支部長)は9日、兵庫県南あわじ市のサンライズ淡路で、講師に藤井順一藤井石油(山口県下関市)社長を招き、販売事業者経営セミナーを開催した。
 井本支部長はあいさつで「当支部では、これまでの構造改善セミナーが実施される前から独自にセミナーを開いており、勉強の場作りとしての伝統がある。今回の藤井講師は、日連青年部会の作文コンテストで18年度最優秀賞を受賞した方。話を聞いて、ひとつでも実践し、レベルアップを図ってほしい」と述べた。
 藤井講師は、生活情報を盛り込んだ月刊のニュースレター(A4判4頁)を発行して、顧客とのコミュニケーション作りを行いながら、コツコツと商売につなげていく、という自社の経営戦略を紹介。
 具体的には、「まず、消費者はガスについては無関心であり、無関心なものにはお金を払う考えはない」ことから、消費者に自社について関心を持ってもらうことから始めた。平日に人に会うのは難しいことからニュースレターを活用することを決め、1頁目にあいさつ、4頁目に自社の紹介、2、3頁は主婦が関心を持ちやすいテーマを盛り込んで作成した。(詳細はプロパン産業新聞2008年7月22日付で)
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