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◆プロパン産業新聞 2008年3月18日・第2398号
エコジョーズ、業界標準化へ 2015年までに市場カバー率100% コラボ、高効率ガス給湯器デファクト化研究会開く
 日本ガス体エネルギー普及促進協議会(コラボ、村木茂会長)は7日、第2回高効率ガス給湯器デファクト化研究会を日本ガス協会会議室で開催し、2015年度をめどに高効率給湯器をガス給湯器のデファクトスタンダード(業界標準、事実上の標準化)とするアクションプランをまとめた。
 高効率ガス給湯器のコラボ普及目標は、2010年度までにエコジョーズ353万台(LPガス150万台、07年度12月末で70万4000台)、エコウィル23万5000台(LPガス6万台、07年度12月末で6万台)で、デファクト化においての課題は、ラインアップ不足、コスト高、認知度不足などとした。
 主な課題としてあげられるのは、製品(@ラインアップ拡充Aコスト低減B新エネ導入)、施工技術(@既築取替技術A施工コスト低減)、普及促進(@認知度向上Aインセンティブ施策)などで、それぞれの解決策を明記した。
 ラインアップの拡充(市場カバー率の向上)では、既築物件の課題解決(PS設置を念頭においたコンパクト化推進のため目標寸法を用いた製品開発、ドレン処理解決に向け既設配管を用いたドレン処理技術開発)及び太陽熱と組み合わせた新技術グレークスルーを検討し、市場カバー率を現状の51%から、10年度に83%、15年度には100%としている。
 施工技術に関しては、UR都市機構と取り替え技術・部材開発に向けた共同研究を進めるとともに、低温排気特製を生かした部材・ドレンアップ工法を開発し施工コストの低減を図り、通常型給湯器並みのコスト水準を目指す。
 一方、普及促進策では認知度向上とユーザーメリットの創出に向けて、オープン懸賞実施など積極的なPR活動を充実させるほか、インセンティブ施策として@高効率ガス給湯器向けガス料金割引制度、リース制度普及などトータルコスト低減策の実施Aエリアガス事業者・メーカーが連携したショールームイベント共催B高効率ガス給湯器が顧客への「売り」となる仕組みの提案Cスペックイン活動強化(設計支援等)D他燃料の給湯器と簡便に省エネ効果比較の検討、高効率ガス給湯器積極採用事業者の紹介(B&Gプロジェクト)等、情報提供の実施―などをあげている。(詳細はプロパン産業新聞2008年3月18日付で)
絶妙なチームワークで親子の絆 第1回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト 初代グランプリは関アさん親子
 ウィズガスCLUBが主催する「第一回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト〜炎の料理で五感を研ぎ澄ます〜」の全国大会が9日、東京・新宿区の東京ガス新宿ショールームで開催された。
 当日は、抜群のチームワークで全国8地区の予選を勝ち抜いた12組24人の親子が自慢の腕を競い合い、栄えある初代グランプリ(ウィズガスCLUB賞)には北海道地区代表の関ア聖子・心(小3)さん親子が輝いた。
 主催者代表あいさつで、村木茂コラボ会長は「料理を通じて親子の絆、コミュニケーションを強めてもらうのが最大の目的である」と話し、「普段のチームワークを発揮しコンテストを楽しんでほしい」と出場者にエールを送った。
 審査は服部幸應氏(服部栄養専門学校校長)、茂木健一郎氏(脳科学者)、本多京子氏(医学博士、管理栄養士)の3人が各テーブルを回り、料理のおいしさ、オリジナリティ、親子のチームワークとガスならではの火力の強さを生かした調理方法であるかなどを採点した。
 グランプリに輝いた関アさん親子は、「直火焼き野菜パンのお気楽エコランチ」のメニューを見事なコンビネーションで作業を分担し、直火でパンを焼くなど炎を上手く利用した点が評価された。(詳細はプロパン産業新聞2008年3月18日付で)
本社主催 08ガス体エネルギーフォーラム 激動するエネルギー情勢にどう対応するか
 石油産業新聞社主催の「2008新春ガス体エネルギーフォーラム〜激動するエネルギー情勢にどう対応するか〜」が7日、東京・港区の虎ノ門パストラルで開催された。今回は、昨年末の世界的な原油価格高騰がLPガス・天然ガスなどのガス体エネルギー業界に及ぼす影響や、連動して高騰するCP、高止まりの流れにどう対応していくかについて、3人の講師がそれぞれ専門的な知見で講演。会場には全国から経営トップ約70人が参加し、最新のエネルギー情勢について熱心に耳を傾けた。
 「資源・エネルギーを巡る現状と我が国の戦略」と題して講演した北川慎介資源エネルギー庁資源・燃料部長は、需要はアジア諸国を中心に急増し、2030年には現在の約1・5倍に達するとし、「中国、インドなどの消費国による資源獲得競争の激化により、世界のエネルギー需給構造は逼迫する」と懸念を示し、国の資源外交として資源国との相互依存的な関係構築を図る一方、新たに資源国の探鉱・開発を行う民間支援や、省エネ・環境協力や備蓄協力を軸として、消費国間の連携を高めていくとした。
 日本エネルギー経済研究所の小山堅理事は、「激動する国際石油・ガス情勢と価格展望」と題して講演。世界のガス消費は05年24億dから30年には44億dに達し、1・9倍に増加すると予測。「欧米向けプロジェクトからどれだけLNGが流れてくるかがキーポイントとなる」とし、需要サイドで見ると巨大な経済規模をもった中国の動向によって需給バランスが変わってくると解説した。(詳細はプロパン産業新聞2008年3月18日付で)
須國廣氏 旭日中綬章受章祝賀会 トップリーダーの功績を称える
 昨年秋の叙勲で旭日中綬章を受章した須國廣氏(加古川ガス相談役)の受章記念祝賀会が11日、兵庫県伊丹市の伊丹シティホテルで開催された。業界のトップリーダーとしての須氏の業績を称え、祝賀会には山崎拓自由民主党LPG対策議員連盟会長、井戸敏三兵庫県知事、兵庫県議会議員、日連常任理事、近畿LPガス連合会正副会長、兵庫県協役員ら来賓をはじめ、ガス機器メーカーの代表者など250人が出席した。
 発起人代表あいさつで北嶋一郎近畿LPガス連合会会長は「長年にわたる数々の輝かしいご功績が改めて高く評価され、栄えある旭日中綬章をご受章になられた。私たち同じ業界に身をおく者としても、誠に名誉なことであり、これからもLPガス業界の発展に向けて、ご活躍をお願いいたします」と述べた。
 来賓祝辞のあと、須國廣・満喜子夫妻への花束・記念品贈呈を小松加奈さん(伊丹産業)、山口洋子さん(加古川ガス)、松元町子さん(兵庫県防災協)が行った。
 受章者謝辞で須氏は「平成15年から2期4年間、日連会長の大役を仰せつかり、自主保安の確立、構造改善事業の推進など、微力ながら全力で傾注してきたが、在任中の事業の遂行に際し、関係の皆さま方から頂戴した格別なご協力に対し厚くお礼を申し上げます。私にとって生涯忘れ得ぬ感無量の祝宴で、心から厚くお礼を申し上げます」と述べた。(詳細はプロパン産業新聞2008年3月18日付で)
東洋計器 第26回関東東計会 電気を見える化U 「目に見える提案で積極営業を」
 東洋計器(長野県松本市、土田泰秀社長)は7日、東京・新宿区の京王プラザホテルで「第26回関東東計会」を開催した。今回の研究会では「電気を見える化U」と題し、電化料金体系の分析・調査から、一見割安に見えるオール電化料金の“落とし穴”について解説。単位当たりの料金比較がひと目でできる独自ツール「エネル尺」を用いて、ガスの優位性を主張した。また、特別講演として、エネライフの宇野太郎営業部課長が『新たな選択約款の導入とファンヒーターレンタルによるガス需要拡大』と題し、「ハイブリッド・カウンタ内蔵ガスメータ」によるガス需要の増販実例を紹介した。
 研究会では、土田社長による『電気を見える化U』の発表が行われ、前年の『電気を見える化T』で「ガスが目に見える商品になってきた」と評価する一方、オール電化住宅における電気の使われ方や、料金体系の疑問点について、調査結果を報告。「ガスを使わないなんてもったいない」を合言葉に、電化に対抗できるLPガスの存在感を強調した。(詳細はプロパン産業新聞2008年3月18日付で)
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