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◆プロパン産業新聞 2008年1月8・15日・第2388号 |
日協 新年賀詞交歓会 LPガスが担う環境への貢献 『緑の森と碧い地球を』 |
LPガス業界中央団体のトップを切って、日本LPガス協会(石黒俊雄会長)は8日、東京・港区の虎ノ門パストラルで、新年賀詞交歓会を開催した。今年の活動スローガン「LPガスが担う環境への貢献〜緑の森と碧い地球を〜」を掲げた会場では、政官界、業界関係者約700人が集い、厳しい業界環境のなかでの新たな船出に思いを馳せながら、石黒会長の「2012年に向けた日協新ビジョンの積極的な推進を目指す」との年頭あいさつに聞き入っていた。(詳細はプロパン産業新聞2008年1月8・15日付で) |
1月度CP P870j、B875j AL熱量等価比は2割高に |
サウジアラビアの国営石油公社サウジアラムコは、1月度のLPガスCP(コントラクト・プライス、FOB)を昨年末に我が国の元売、商社に通告してきたが、原油価格の高騰を背景に予想通り高値水準で推移、値下げの見通しが立たない状況である。とくに、1月度は民生用に深刻な打撃を与えるプロパンが、前月比でトン当たり10j値上がりした。 1月CPは、プロパンが870j/dで前月比10j値上げ、ブタンが875j/dで同10jの値下げとなった。 また、AL(アラビアンライト、12月1日〜12月28日平均87・361j/バーレル)の熱量換算比は、Pが121・5%(前月117・4%)、Bが123・9%(同122・5%)と2割高になっている。(詳細はプロパン産業新聞2008年1月8・15日付で) |
経産省 製品安全点検日セミナー開く 誤開放防止には閉栓カバーを |
経産省は8日、製品安全点検日セミナーを東京・江東区の「がすてな〜に ガスの科学館」で開催した。これは、昨年3月から毎月第二火曜日を火二(ひに)注意の「製品安全点検日」とし、製品安全に対するさまざまな情報を提供しているもので、今回で10回目となった。 今回は「ガス機器の安全な使い方」をテーマに、小型ガス湯沸器によるCO中毒事故を防ぐためのポイントなど、ガス機器の事故事例を紹介するとともに、安全な使用方法を解説した。 また、「料理は楽しくシンプルに」をモットーに、知恵を生かした簡単料理などで、主婦の支持を集める料理研究家の奥薗壽子氏が、「ガス機器の安全に配慮したクッキング教室」と題して、天ぷら油の発火、魚焼きグリルによる出火、圧力鍋破裂に注意しながら、ぜんざいや鮭のチーズ焼きの実演を行った。 冒頭、最近の製品事故状況と経年劣化対策の導入について説明した本庄孝志経産省大臣官房審議官は、昨年5月の改正消安法施行により、重大製品事故報告・公表制度の運用が開始され、昨年12月26日までに報告があったのは756件(電気製品389件、ガス機器109件、石油機器68件など)。事故事例から見る注意点として、ガスレンジの油引火、魚焼きグリルによる事故、小型キッチンユニット用電気こんろの使用方法などを紹介したほか、「IH調理器は火が出ないというイメージだが、油の量が少ないため温度調節機能が正常に働かず発火した事例もあり、使い方によっては発火の恐れがある」などと注意を促した。(詳細はプロパン産業新聞2008年1月8・15日付で) |
平成20年度LPガス産業関係予算案246億7000万円 構造改善推進事業に約4億円 LPG車普及へ補助枠拡大 |
平成20年度予算政府案が昨年12月24日、閣議で決定した。それによると、LPガス産業関係の予算は、資源エネルギー庁・石油流通課分が240億6000万円(19年度当初比14・5%増)、原子力安全・保安院分が6億1000万円(同10・4%減)となり、概算要求がほぼ満額認められた形となった。増加要因は、備蓄関係予算のLPガス国家備蓄基地建設に伴う借り入れ返済などで、35億2000万円の増となっている。 注目されるのは、今年度で終了する構造改善事業では、これまでのセミナー事業・調査事業に代わって、構造改善を推進実施する事業に対して補助する。細かい制度設計はこれからとしているが、販売事業者、団体が積極的に消費者に対して信頼性・サービスの向上や地域貢献、経営合理化に寄与する事業が対象。イメージとしては、住宅メーカーと共同で実施するガス化省エネ住宅の推進やショールーム、防災体制の構築や関連設備などで、3億9941万9000円を計上した。 このほか、LPG車への補助金は、ディーゼル代替に加え、ガソリン車からの転換、新車購入、中古車改造に枠を拡大した。また、スタンドへの補助は、ディーゼル代替LPG車に充填する営業用を条件としていたが、タクシー事業者、運送業者等の自家用でも認めることとした。 予算案ではLPG車、スタンドを同一枠とし、3億800万円を計上している。(詳細はプロパン産業新聞2008年1月8・15日付で) |
伊丹産業グループ初出式 2008年スローガン『すぐやる!必ずやる!出来るまでやる!』 売上目標は1843億円 |
伊丹産業(兵庫県伊丹市、北嶋一郎社長)と同社グループは2日、兵庫県伊丹市の伊丹シティホテルで初出式を行った。 北嶋社長から経営方針と昨年実施した事業結果の発表と表彰があり、19年度売上高はグループで1775億円(伊丹産業1674億円、子会社101億円)、永年勤続表彰として40年勤続者の比嘉勉氏(大阪支店)ら187人と、昨年から新設したエコジョーズ販売優秀事業所表彰優秀賞(門真工場など11工場)をはじめとする6部門の優秀事業所を表彰した。 北嶋社長はあいさつで「今年のスローガンは、『すぐやる!必ずやる!出来るまでやる!』とした。今年のグループの売上目標を1843億円、伊丹産業で1737億円、子会社で106億円とし、必ず目標が完遂できることを期待する」と述べた。(詳細はプロパン産業新聞2008年1月8・15日付で) |
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