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◆プロパン産業新聞 2007年11月6日・第2380号 |
11月度CP 700j台を突破 P730j、B755j P、Bともに前月比90j高 |
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ社は10月30日、LPガスの11月度CP(FOB価格)を、プロパン、ブタンともに前月比90j高のプロパン730j、ブタン755jとすると通告してきた。昨年2月価格を上回った10月度CPは、過去最高値を記録したが、11月度は、これをはるかに上回る700j台を突破した。このままではトン当たり800j台到達もあり得ると懸念されている。(詳細はプロパン産業新聞2007年11月6日付で) |
日連、異例の注意喚起文書 保安意識向上を呼びかけ 1カ月に2回発出 |
日本エルピーガス連合会(川本宜彦会長)は10月29日、販売事業者に起因するLPガス事故が増加傾向にあることから、遠藤祐司保安部会長名で各県協に対し注意喚起文書を発出した。 今回の注意喚起は10月3日付けで発出した「保安高度化運動の一層の推進及び製品安全対策等の周知について」とした文書のなかで、販売事業者に起因する事故について対策を図るよう注意喚起しているが、さらなる対策を求めることから今回、日連独自の判断として注意喚起文書を発出したもの。1カ月に2回の注意喚起文書の発出は異例という。 注意喚起文書では、事故件数が増加している現状及びその要因を見据えたうえで、社内における保安教育等を一層強化し、従業員の保安意識の向上に努めるよう指導をお願いするとしている。(詳細はプロパン産業新聞2007年11月6日付で) |
保安院が都道府県知事に緊急調査を指示 質量販売事故の再発防止へ |
原子力安全・保安院液化石油ガス保安課は、10月23日に東京都江戸川区でLPガス爆発による死亡事故が発生したことを受けて、類似事故の再発防止の観点から、経産省所管及び各都道府県所管のLPガス販売事業者に対し、質量販売及び保安業務が適切に実施されているか等について調査することを10月31日に発表した。 これは、液石法95の2に基づくもので、条文を使用しての指示は初めてとなる。 10月23日に発生した爆発事故(人的被害=死亡1人、物的被害=建物全壊、周辺の7棟の一部破損、原因=燃焼器未接続のガス管、あるいはガス管の亀裂からガスが漏洩し何らかの要因で着火)は、事故原因については調査中としながらも、事故に至った背景として、LPガス販売事業者の販売方法が液石法に基づく販売方法の基準に違反し、質量販売の際に定められた容量以上で行われたことや、保安業務が適切に行われていなかったため、消費者の不適切な使用法に気づかず、注意喚起できなかった可能性があるとしている。(詳細はプロパン産業新聞2007年11月6日付で) |
最高裁が上告棄却 顧客切替業者側の敗訴確定 設備費用請求事件12年目で決着 |
LPガスの顧客切替に伴う配管等の設備費用請求事件で、東京高裁判決を不服とした切替業者並びに消費者側が最高裁に上告及び上告受理を申し立てていたが、10月18、19日に最高裁は上告を棄却、上告を受理しない旨を決定し、東京高裁判決が確定、切替業者側の敗訴が確定した。今回の判決確定により、切替業者側は建物代金のなかに設備代金が含まれ、かつ設備代金が旧業者側に支払われたことを主張立証する必要があること。また、LPガス供給を切り替えた消費者も、書面や供給契約書の交付を受けており、消費者の注意義務を促す判決となった。 この事件は、]販売店が建売住宅を取得した消費者7人と、注文住宅を取得した消費者1人にLPガスを供給するに先立って、これらの住宅にLPガス設備(供給設備、消費設備及び給湯器)を設置し、設備貸与契約書(買取合意を含む)を取り交わしたうえ、LPガスを供給していたが、Y販売店が消費者8人を勧誘し、消費者8人が]販売店からY販売店に切り替えた。]販売店は、設備貸与契約(買取合意を含む)に基づき、消費者8人に対し、消費設備及び給湯器の償却残存金額を請求する訴訟を提起したもの。なお、消費者8人のうち3人は、LPガス設備の設置費用が建物の代金に含まれないことが、建物の重要事項説明書または売買契約書に記載されていたものの、その余の消費者5人については、その旨が建物の重要事項説明書または建築工事請負契約書に記載されていなかった。(詳細はプロパン産業新聞2007年11月6日付で) |
伊丹産業第33回ジャンピングセール ガス機器売上51億3900万円に |
伊丹産業(兵庫県伊丹市、北嶋一郎社長)は10月21、22日の両日、神戸市の有馬グランドホテルで「第33回イタミジャンピングセール記念講演会&展示会」を開催した。セール期間中の液化石油ガス部門の売上金額は51億3900万円(ガス燃焼機器のみ)となり、目標49億円に対し、104・8%の成果を収めた。 液化石油ガス部門では2月から9月末までの期間中に、ガス単位消費量の増加を念頭に、ガラストップこんろ、床暖、バス暖、エコジョーズを重点商品とし、大感謝祭などイベントの充実を図りながら拡販に努め、51億3900万円を売り上げた。 LPガス家庭・業務用の単位消費量(18年10月〜19年9月)は30・1`。 米穀部門は15万8400d(目標15万8000d)で、達成率は100・3%。(詳細はプロパン産業新聞2007年11月6日付で) |
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