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◆プロパン産業新聞 2007年9月11日・第2372号
キーワードは「信頼」 KHK第2期中期アクションプラン FRP容器・超音波メータ 研究開発に注力
 高圧ガス保安協会(作田頴治会長)は、平成19〜21年度の事業目標及び実現に向けた具体的な活動計画などを示す「第2期中期アクションプラン」をまとめた。
 これは、第1期(16〜18年度)での成果と改善を踏まえ、今後3年間でのさらなる前進を目指すもので、キーワードは「信頼」とし、経営理念・行動指針に基づいてサービスを提供していく方針。
 とくに検査事業では、従前から取り組んできた、FRP容器(LPガス用・CNG用)及び超音波メータの研究開発を集中的に実施すべく、人材を投入していく考えだ。FRP容器は、「できれば70MPaの圧力に耐えられるFRP容器を開発したい」とし、超音波メータについては、デジタル化に伴う保安分野への応用など、新しいメータと成りうる、システム的な検討や導入していくための研究開発を推進する。(詳細はプロパン産業新聞2007年9月11日付で)
日本版GTL実証プラント新潟で着工 世界初・画期的技術 天然ガス中のCO2除去せず利用
 天然ガスを原料に、化学反応によってナフサ、灯油、軽油などを製造するGTL(ガス・ツー・リキッド)技術の実証研究を進めている「独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構」(JOGMEC、掛札勲理事長)と、「日本GTL技術研究組合」(寒河井正理事長)は5日、新潟市・太郎代に建設する日量500バーレルの実証プラントの起工式を現地で行った。
 GTLは、石油代替の燃料ソースの確保・多様化や、硫黄・芳香族を含まないクリーンな石油製品を製造する技術。また、GTL軽油はセタン価が高く、既存の供給インフラが使用できることから、ディーゼル自動車用燃料としても期待されている。(詳細はプロパン産業新聞2007年9月11日付で)
KHK 普及拡大へ研究委設置 バルクの保安対策を合理化
 高圧ガス保安協会は、7月9日に経産省から受託した「バルク供給システム保安対策調査研究」について、このほど有識者等で構成する委員会及び分科会を設置。11日に委員会、14日に分科会の初会合を開催し、研究事業をスタートさせる。
 調査では、@バルク貯槽の製造規格と保安距離との関連性検証A小型バルク貯槽(貯蔵能力150`c未満)における保安距離の必要性調査Bバルク貯槽の検査方法に関する技術調査の3テーマについて実施するもの。(詳細はプロパン産業新聞2007年9月11日付で)
NHK LPガスを常備 平常時もレストランの厨房で使用
 地震などの大規模災害が発生し、ライフラインが寸断された場合の緊急対策をどうするか―。   
 近年、首都直下地震や東南海地震など、大地震はいつ来てもおかしくないといわれているなか、首都圏都市ガス圏内の公共施設や自治体、町内会などは自発的に自衛策を講じている。
 NHK本社(東京・渋谷区)でも、公共放送の役割を果たすべく、都市ガスが供給停止した事態を想定して、LPガスをレストランの厨房で調理用として日常的に使用し、「その時」に備えている。LPガスを導入したのは平成7年。阪神・淡路大震災が発生した年だ。
 総貯蔵量は900`c。収納庫に50`c容器を左右9本ずつ分けて貯蔵、集合供給方式で設置している。日常は7本のみ使用しているが、災害時には、18本すべてが使用できるようオペレートしている。
 「NHK本社には1日に約5000人が出入りしているが、これらの人数すべてを賄える規模ではない」と、担当者は話す。(詳細はプロパン産業新聞2007年9月11日付で)
リンナイ 全口センサー搭載ビルトインコンロ続々発売へ
 リンナイ(名古屋市、内藤弘康社長)は、全口センサー搭載のガスコンロ政令指定化(平成20年10月施行予定)に対応した商品開発を急ピッチで進めており、その先行商品群として、ビルトインコンロの新機種を9、10月に集中して発売する。第一弾は、6日発売のセーフティコンロ「DELICIA(デリシア)」。続いて、10月1日から大阪ガスと共同開発したユニバーサルデザインコンロ「DELISIA Udea(デリシア・ユーディア)」、10月25日からは東京ガスと共同開発した「DELICIA GRILLER(デリシア・グリレ)」を発売する。いずれも、安全機能はもとより、「使いやすさ」や「料理を楽しむ」コンロとして発売、IHコンロに対抗し、巻き返しを図っていく。(詳細はプロパン産業新聞2007年9月11日付で)
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