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◆プロパン産業新聞 2007年8月28日・第2370号
コーアガス日本、上野城から簡ガス事業譲受
鹿児島市西郷団地 供給地点数2522 法令順守、保安徹底で周到な準備
 コーアガス日本(鹿児島市、上小鶴正康社長)は22日、上野城(鹿児島市、上野敏孝社長)から、西郷団地(鹿児島市西陵地区)の簡易ガス事業を、21日付けで譲受したと発表した。上野城の上野社長とコーアガス日本の上薗真歩専務とは長年の交流があることもあり、西郷団地の簡易ガス事業譲渡譲受契約の締結に至った。(詳細はプロパン産業新聞2007年8月28日付で)
「基本的な保安業務の教育を強化する必要も」 液石保安課・志方課長が警鐘
 原子力安全・保安院液化石油ガス保安課の志方茂課長は、先日公表した5月末までの事故概要に関して、相変わらず販売事業者の単純ミスに起因する事故が多く、「基本的な保安業務に対する教育を強化する必要がある」と懸念を示した。
 また、本来しっかりやるべき保安業務を行わなかった事故として、接続時のミスや未接続、調整器の期限切れ、供給管の不良・劣化、埋設管の損傷などの事故をあげ、「LPガス業界が保安高度化運動を継続して推進しているなか、個々の販売事業者が保安をしっかりやっていないというのが事故結果に現れている」とし、「今後、日連に保安強化の要請を行う考えであり、このまま、事故が増加するようであれば、規制強化の議論につながりかねない」と警鐘をならしている。(詳細はプロパン産業新聞2007年8月28日付で)
業務用の単純ミスも増加傾向 19年1〜5月 LPガス一般消費者事故100件突破
 原子力安全・保安院液化石油ガス保安課は、平成19年1月〜5月のLPガス一般消費者事故件数をまとめた。それによると、事故件数は100件(うち雪害等の自然災害4件)で、雪害を除いた昨年同期の件数と比較すると倍増となっている(昨年1月〜5月の雪害などを除く事故件数は37件)。
 増加の要因は、昨年一年間で28件だった「販売店等の不適切な処理」によるものが、1〜5月の5カ月間で31件と、昨年一年間をすでに上回っていることや、「消費者の器具誤操作等不注意」(昨年一年間で23件)が、5カ月間で22件と増加したことなど。(詳細はプロパン産業新聞2007年8月28日付で)
滋賀県協甲賀支部、甲賀市にガス炊飯器4台寄贈
 滋賀県エルピーガス協会甲賀支部(植田和生支部長)は20日、甲賀市役所において甲賀市にガス炊飯器(10g用5・6升炊き)4台を寄贈した。
 同協会甲賀支部と甲賀市は昨年9月、地震や風水害時に公共施設の応急復旧や避難所開設時におけるLPガスの供給について、相互の応援協定を締結しており、今回、甲賀支部が、災害時の炊き出し用のガス炊飯器の寄付を申し出たもの。
 植田支部長が今井恵之助副市長にガス炊飯器を手渡した。(詳細はプロパン産業新聞2007年8月28日付で)
光陽産業 後取付式簡易強制気化システム 「バルクジャケット」発売 配送コストと効率向上
 光陽産業(東京、大山忠一社長)はこのほど、架橋ポリエチレン管を内蔵した温水マットに温水(不凍液)を循環させ、バルク貯槽の温度を上昇させることで強制的にLPガスを気化させる、「バルクジャケット」(バルク貯槽用加温装置)の発売を開始した。
 製造は東栄ガス機器事業部(札幌市)で行い、販売は桂精機製作所、新和産業、光陽産業で行う。今年度末までの販売目標は100〜150セットとしている。(詳細はプロパン産業新聞2007年8月28日付で)
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