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◆プロパン産業新聞 2007年4月17日・第2352号
「わかるLPG販売に」 「自由料金」認識6割 消費生活相談員のアンケート
 消費生活問題の専門家でさえ、LPガスが自由料金であることを正確に理解している人が6割弱で、「LPガス」に対する不満の7割が価格問題―消費者の視点から見たLPガスの問題点と課題が、全国消費生活相談員協会エネルギー問題研究会が全国の相談員を対象に行った「LPガスに関する意識調査」(18年度構造改善調査事業)で浮き彫りとなった。同研究会の大内美喜子相談員が11日、東京・神田駿河台の中央大学で行われた関液協保安管理者研修会で、調査結果の概要を発表した。大内相談員は、LPガスの取引適正化を図るために@料金を明確化し、低減化する努力が必要A契約書面をわかりやすい内容に、また消費者に十分な説明をしてほしいB今以上にLPガスの特性やメリットのPRを―などと提言した。(詳細はプロパン産業新聞2007年4月17日付で)
販社統合「グロリアガス」発進 特約店、直売「車の両輪で」
三井液化ガスグループ 最大販社、直売13万5000件
 三井液化ガス(東京、岡山進社長)は6日、東京・港区の新橋第一ホテルで、1日に発足した統合販社「グロリアガス」(東京、大慈彌晃社長)の設立披露パーティーを開催した。
 「グロリアガス」は、北海道・東北・関東・北陸・九州の各地区にまたがる三井液化ガスグループ販売子会社5社を統合し、合併して発足させたもので、直売件数13万5000件、LPガス販売数量は8万dの規模になる。
 披露パーティーであいさつした三井液化ガス岡山社長は「新会社の需要家は13万5000件という大きな販売会社であるが、量、件数ではなく、特約店販売と直売を“車の両輪”として生活者にガスの供給とサービスを提供していく。最近、オール電化による攻勢が家庭用から業務用まで侵食してきている。今後、ガスコンロの立ち消え防止等、器具に厳しい法令化が進むとみられるが、新会社と車の両輪を担いあっていきたい」と述べた。(詳細はプロパン産業新聞2007年4月17日付で)
秋田プロパン販売が船出 秋田セントラルガスと合併
 セントラル石油瓦斯グループの秋田プロパン販売(三國雄一社長)と秋田セントラルガス(後藤哲太郎社長)は、地域に密着した、より質の高いサービスの向上を目的に合併し、9日、秋田市中通の秋田ビューホテルで「秋田プロパン販売」の発足記念式典及び祝賀会を開催した。
 当日は、新会社の社長に就任した三國社長、重松公夫セントラル石油瓦斯社長、木村繁秋田県エルピーガス協会会長、黒瀬豊樹岩谷産業東北支社長、伊藤誠昭和シェル石油ホームソリューション部ゼネラルマネージャーなど、関係者100人が出席して、新会社の門出を祝った。
 発足記念式典であいさつに立った三國社長は、「伝統と歴史のある秋田プロパン販売と、岩谷産業、昭和シェル石油などをバックボーンに持つセントラル石油瓦斯が、お互いのノウハウを持って、新しい情報の管理や機動力を生かし、お客さまとのコミュニケーションを重要視しながら事業を進めていく」と決意を表明。また、グループ会社として初めてセントラルという冠を外し、伝統ある秋田プロパンという社名を引き継ぐことに対して、関係者の理解に感謝の意を述べた。(詳細はプロパン産業新聞2007年4月17日付で)
LPG消費量アップへ何をすべきか 新潟県協前会長 新潟サンリン副会長 古川武氏に聞く
〜電気はコンロ、ガスは風呂〜 お風呂の温もりを絆に
 新潟県エルピーガス協会顧問で前会長の古川武氏(新潟サンリン副会長)に、県業界の課題であるLPガスの消費量アップのため販売店は何をすべきか、またどんな方法があるかを聞いた。
 消費者とは販売店だけのユーザーでなく、業界全体のユーザーである。
 都市ガスはパイプラインで、電気は電線で消費者と結ばれているが、LPガスは人間関係で結ばれている。にもかかわらず、LPガス業界とユーザーとの関係は浅く、もったいない話である。
 料理用コンロはIHに任せて、風呂をLPガスにしてもらえば良い。スイッチだけで安全性は同じである。年配になればなるほど、風呂に入るのが一番の楽しみとなる。朝でも昼でも、ガスなら一日中、入浴できるのだと、徹底してLPガスの利便性をPRすればよいではないか。消費者に喜ばれて、LPガスの単位消費量は増えるのである。LPガス業界は、人と人とのつながりを自ら放棄している。(詳細はプロパン産業新聞2007年4月17日付で)
法令順守の管理業務を支援 「新プロフィット・ナビゲータ・シリーズ」誕生
木産業 販売事業者向け 総合管理システム発売へ
 「パーパス」ブランドの住宅用ガス機器、情報システムのメーカーである木産業(静岡県富士市、澤入照臣社長)は、1日に省令改正されたガス事業法・液化石油ガス法に対応する新機能を搭載し、法令順守を完全支援するLPガス販売店向けのLPG総合管理システム「プロフィット・ナビゲータ・シリーズ」を20日から発売する。
 プロフィット・ナビゲータ・シリーズには、顧客の規模や業態に応じて、それぞれに最適なシステムをリーズナブルな予算で構築できる「エルウエーブ・シリーズ」、「ウイング・シリーズ」、「プロフィットプロ」の3機種がラインアップされており、今回、全機種が省令改正に対応するようグレードアップされた。(詳細はプロパン産業新聞2007年4月17日付で)
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