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◆プロパン産業新聞 2007年3月27日・第2349号
法令違反には厳格対処 都道府県保安担当課長会議 保安院が要請
事業者ミス事故が増加 CO事故 電車中吊りで注意喚起
 原子力安全・保安院は19日、産業保安監督部及び都道府県保安担当課長会議を経産省会議室で開催した。LPガス関係では、志方茂液化石油ガス保安課長が、ガス機器など燃焼機器による一酸化炭素中毒事故等の防止強化策や平成18年LPガス事故発生状況などの、本省の取り組み姿勢や最近の動きを説明した。そのなかで、事業者側に起因する基本的な作業ミスによる事故が増加していることから、「業者側の法令違反に対しては、厳格に対処してほしい」などと要請したほか、メーカー・消費者の責任の明確化(経年劣化等による製品事故防止)について検討する組織として、本省内に審議室を設置したことや、「保安をしっかりしている優良企業の評価手法について検討をしている」ことなどを明らかにした。(詳細はプロパン産業新聞2007年3月27日付で)
カメイ、創業104周年記念式典開催 社内改革を断行「積極的に挑戦、力強く前進」
 カメイ(仙台市、亀井文行社長)は創立記念日の3月18日、本社ビル9階ホールで、「創業104周年記念式典」を開催、亀井昭伍会長など同社役員、管理職、社員及び関連会社代表等150人が出席し、今後のさらなる飛躍を誓い合った。
 亀井社長は式辞で「本日、創業104周年の記念式典を挙行できたのは、初代社長はじめ、歴代社長の卓越した経営手腕と、諸先輩ならびに現社員のたゆまぬ研鑽の賜物であり、深く感謝申し上げる」と謝意を述べたあと、「当社の歴史は長時間をかけて築き上げられたものであり、その伝統の力は大きく、大変心強く感じているが、経営環境は予想をはるかに上回るスピードで激変している。歴史や伝統の力だけでは到底乗り切れない、新しい時代へと突入した」としたあと、「これからは時代の変化を正しく読み取り、新しい努力を結集し、新時代に即応できる体制を構築することが最重要課題となる」と指摘した。(詳細はプロパン産業新聞2007年3月27日付で)
情報発信システムづくり急務 経産省、第1回製品安全点検日セミナー「第二火曜日は火二注意」
 経済産業省は13日、第1回製品安全点検日セミナー「第二火曜日は火二注意」を、東京・千代田区霞が関の法曹会館で開催した。
 これは、CO中毒事故等の防止強化策の一環として、毎月の製品安全点検日に併せて消費者啓発セミナーを開催するもので、独立行政法人・製品評価技術基盤機構、同・国民生活センター等の協力を得て、毎月第二火曜日に実施する。
 当日は、一般消費者、業界、関係者ら100人が参加。はじめに、谷みどり経産省消費経済部長が「製品事故から身を守るためには、正しい使用法が津々浦々まで行き渡ることが必要。今まで事業者側も消費者が知っていて当たり前だと思っていた情報、認識が行き渡っていなかったことが、一連の事故につながっている」と見解を述べ、「今後、毎月実施するセミナーのなかで、消費者のいろいろな意見を聞いたうえで、情報提供の方法などを改善していきたい」とあいさつした。(詳細はプロパン産業新聞2007年3月27日付で)
LPガスの火を守る長野県業界特集 保安を各所、電化に抗して事業継続
 長野県LPガス業界はいま、転機を迎えつつある。規制緩和によるエネルギー間競争はますます激化し、中部電力の電化攻勢は盛んで、LPガス供給世帯の約4%がオール電化住宅となっている。早急に電化対策を構築しなければ、加速度的に電化が進行する。県協会では今年度も2400万円の予算を計上し、各種施策を実施する。
 一方、CO中毒事故を受け、県下販売事業者は顧客先の点検業務に邁進し、バルク供給をはじめとする充填・配送の合理化・効率化を進めている。今後、販売事業者がどのように事業を継続していくか。保安+ガス以外の商売をどう展開するか。収益確保の方法を探ろうとしている。ガスの使い勝手をアピールして、ガスの火を守る運動を続けている県内主要事業者の動きを追った。(詳細はプロパン産業新聞2007年3月27日付で)
ガス機器出荷数、微減 経産省生産動態統計まとめ
先止式湯沸器7・5%増 石油機器、暖冬色濃く影響
 経産省の生産動態統計による、平成18年1〜12月のガス・石油機器生産・出荷・在庫実績がまとまった。それによると、ガス機器全体の生産数量は前年比98・1%、金額で同102・9%、出荷数量は同93・3%、金額で同102・1%、月末在庫数量は107・8%となっている。
 生産、出荷とも数量が前年を上回ったのは先止式ガス瞬間形湯沸器、ガスふろがま、ガスストーブの3品目。生産が前年を上回ったものの、出荷が前年実績を下回ったものが、ガスオーブン、元止式ガス瞬間形湯沸器、ガス温風暖房機の3品目となっている。ガスコンロ、ガスレンジ、ガス炊飯器は生産、出荷数量とも前年を下回った。(詳細はプロパン産業新聞2007年3月27日付で)
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